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トラックメーカー (ツール)

モデラーズ ホビーツールシリーズ No.T038

タグ：トラックメーカー履帯組立ツール

「トラックメーカーツール (モデラーズホビーツールシリーズ No.T038 )」です

●プラスチック製の組立式履帯(トラックリンク)を真っ直ぐに歪み無く製作したい時に役立つ、履帯製作専用の治具です。

　・ 3cm幅までの履板パーツに対応。
　・作業中に履板パーツが飛んだりすることがないよう、左右でがっちりとパーツを固定。
　・ズシっと重たいアルミ製ボディ。
　・表面には0～15cmの目盛りをプリント、進捗具合を確認しやすい。

【トラックメーカー (モデラーズホビーツールシリーズ No.T038) について】

●戦車などの装軌式車両の走行装置を構成する履帯（キャタピラ）はAFVモデルの大事な要素であり、完成時に見所となる重要なポイントでもあります。

●厚い鉄のプレートが織り重なるようにして連結し、荒地や障害物をものともせずに走破してくれる履帯は、AFVモデル製作の際のイマジネーションの源にもなり、履帯の再現にこだわり、かつ熱い思いを込めて製作するAFVモデラーの方も多いのではないでしょうか？

●「誰でも完成させることができるキット（プラモデル）を設計する」という視点を重視すれば、履帯パーツはラバーやソフトプラスチック製の「ベルト式」として同梱されている事が多く、ひと昔前の装軌式車両のキットに付属する履帯パーツはこの「ベルト式」がほとんどを占めていました。

●しかしながら、プラモデルが普及してからかなりの時間が経ち、モデラー諸氏が車両構造の理解を深めていくのと同時に、ベルト式履帯のパーツでは表面のディテールや厚みなどに満足できない人も増えてきたため、これを補うようマジックトラックのように1枚1枚履板を分割して接着しするもの、組立の難易度とディテールをできるだけ両立させるため転輪の上下にあたる部分を一体成型し、車体前後のカーブの部分などの履板を分割した一部連結式のパーツなどをセットするキットも増えてきました。
　・また、モデルカステンに代表されるような可動式履帯パーツ、履板の重量感を演出しやすいフリウルモデルなどのホワイトメタル製などの、いわゆる社外品の履帯パーツも相当数の種類になり、履帯ディテールを再現するに事欠くことは少なくなりました。

●ただ、このような連結式の履帯パーツの製作には、1車両につき片側70～100枚程度の履板パーツを連結せねばならず、手馴れた人でもパーツの切り出しや接着、小さくて軽いプラスチックパーツの位置決めなどの作業に手間と神経を使い、全てを連結し終わるまでにかなりの時間を要するだけでなく、メーカーによりプラスチックパーツの精度にバラつきがあるため、選択したキットによっては定規などをガイドにしながら連結していても真っ直ぐに連結することが難しい履帯もあったりします。

●この「トラックメーカー」は連結式の履帯パーツを、できるだけストレス少なくして連結式履帯をスイスイと組み立てることができるようにした履帯パーツ専用の治具です。

●小さくて軽いプラスチックパーツ（履板）を、左右のガイドで挟み込むようにして固定しますので、製作中にパーツを飛ばしたりせず、履板間の位置決めを調整しながら歪みなく真っ直ぐに接着できるることができます。
　・接着剤を使用するタイミングも自分の好きな時にすることができますので、履板パーツ同士のすり合わせなど、パーツをガイドから外し確めながらゆっくりと作業をすることができます。
　・履板両サイドからキャタピラピンを差し込むような連結「可動」式履帯のパーツには対応していません。

●履板1枚1枚を接着する際に、今までに感じていた無駄なイラつきや、余計な手間隙を格段に少なくし、連結式履帯の組み立てが捗る、AFVモデラーならば手元に置いておきたいツールと言えるでしょう。

【トラックメーカー (モデラーズホビーツールシリーズ No.T038) の製品内容について】

●「トラックメーカー」はずっしりと重量があり接着剤による浸食の心配が少ないアルミ製ボディ
　・「トラックメーカー」表面は耐摩耗性を向上させるアルマイトブルー仕上になっています。
　・「トラックメーカー」の持つ自重は、製作中、ちょっとしたことでブレにくく、安心して作業を続けることができます。

●「トラックメーカー」のスライダー部分は0～3cm間でスライド可動しますので、ほとんどの装軌式車両履帯パーツに使用することができます。
　・履帯パーツ幅に合わせてスライダーの位置決めをした後は、作業中にスライダーがズレたりしないよう、ネジ式のハンドルを回してしっかりと固定するようになっています。
　・履帯パーツを挟み込む断面は「くさび型」、すべり込ませたパーツをがっちりとパーツをホールド、作業中に履帯パーツが飛び出したり、バラけたりしにくくなっています。

●「トラックメーカー」の台座部分には「0～15cm」の目盛りをプリントしていますので、どの程度の長さまで連結したか？履板を作りながら見当がつくようにしています。

＜トラックメーカーの使用方法＞
　・履板パーツの幅に合わせて、スライダーの位置を調整します。
　・スライダーを固定します。
　・履帯パーツをひとつづつ、下からすべりこませるようにして押し込みます。
　・履板同士の間隔を調整できたら流し込み接着剤などで固定します。