ソビエト BA-64B 装甲車 (フィギュア5体入) (プラモデル)ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35097 スケール:1/35
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「ソビエト BA-64B 装甲車 (フィギュア5体入) プラモデル (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35097 )」です●「ソビエト BA-64B 装甲車 (フィギュア5体入)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット●第2次大戦の中期から後期に活躍したソ連軍の偵察用装甲車「BA-64」とソ連兵フィギュア5体をセットしたキットです ●「BA-64」は、大戦中期から登場した軽装甲車で、小柄な車体に装甲化されたボディーを持ち、機銃を装備した小型の砲塔を持つ、ソ連軍特有の車両です 「実車について」 ●ソ連軍は、戦前より「装輪装甲車」の存在を重視していました ●「装輪装甲車」は、装軌車両である「戦車」よりも安価で、生産性が高く、ソ連のような広大な国土を持つ国にとっては、数を揃えることができるということは、極めて重要な要素の一つでした ●ソ連軍は、本格的な装輪装甲車として「BA-3」を開発、この「BA-3」は、トラックのシャーシを流用しながら、当時の装甲車としては破格の威力の「45mm対戦車砲」を装備、その後、改良型の「BA-6」「BA-10」が生産されます ●これら「BA-3」系列の装甲車は、「ノモンハン戦」などで、その強力な火力により活躍しますが、独ソ戦では弱装甲が露呈し、ドイツ軍により大多数が撃破されてしまいます ●これは、装輪式の車両ではシャーシへの負担の問題などから、装甲が厚く出来ない為で、火力戦の様相を示している独ソ戦においては、弱装甲の車両は生き残れず、以降ソ連軍は主砲を持つ大型の装輪装甲車の開発は休止することとなりました ●一方、軽装甲車として「BA-20」という装甲車が存在していましたが、旧式化が目立ち、「BA-3」の戦訓から偵察用として特化した軽快な車両が求められます ●これは、ソ連的に徹底的な効率化と簡素化が図られ、最低限の装備を持つ偵察装甲車「BA-64」が生まれました(序々に大型化して行くドイツ軍の装甲車とは逆の発想です) ●「BA-64」は、悪路での走行能力の高さが評判だった「ジープ」のソ連版である「GAZ-67」のシャーシがベースとなり、装甲で覆われた車体に「デグチャレフ DP軽機関銃」を装備した小型の開放型砲塔を搭載したものです ●また、クラシックなボディを持った「BA-3」と対照的に、傾斜装甲を多用しており、近代的なフォルムを持っていましたが、機動力を維持する為に、その装甲は小銃弾に耐えられる程度と弱いものでした ●「BA-64」は大戦の中期から終戦時まで、機甲部隊の「目」として偵察活動に活躍、進撃の尖兵としてソ連軍の攻勢を支え続けました ●この「ソビエト BA-64B 装甲車」と「ソビエト兵」×5体を再現したプラスチックモデル組立キットです ●小型の車体に傾斜装甲を持つ、特徴的なフォルムの「BA-64」が再現されています ●全体を構成するパーツ数は60余りで、装甲板部分や複雑な足周りは一体成型で処理されており、比較的簡単に組んで行くことができます ●全体のモールドはシャープに彫刻され、細かなリベットも再現、凝縮された模型のリアル感を感じることができる内容となっています ●完成した車体全長は約10cmと小柄な車体ですので、ジオラマ上で他の車両と絡ませ易く、またフィギュアと絡めて、小さなビネットを作製するのも魅力的でしょう ●車体の主要ブロックは上下部で2分割式、砲塔部の主要ブロックも砲塔外側と底板との2分割式で、歪みが少なく、比較的簡単に形にすることができるようになっています ・ 前後のフェンダー部は別パーツ化して再現されています ●側面のピストルポートは別パーツになっており、開けた状態にする場合、装甲の薄さを表現する為にポート裏側は薄く加工されています ●操縦手席の前方視察口は、開閉選択式です ●側面のハッチは、別パーツとなっており、開閉状態が選択して製作できます ●車体内部の操縦手席まわりを再現しています ・ 操縦手席、計器盤、ハンドル、トランスミッションなどが再現され、砲塔の内部は、機銃と吊り下げ式の座席とが用意されています ●車体上部に装備された旋回式の銃塔は別ブロック化して再現 ・ 変則的な八角形の銃塔の装甲板は一体成型のパーツで再現されています ●車体下部のシャーシ部は別ブロック化したパーツ構成で再現しています、 ・ シャーシのメインフレームが一体成型、板バネ式のサスペンションとデファレンシャル部が別パーツとなっています ●タイヤは、ゴム部分とホイール部分が別パーツで、ゴムの部分はプラにより成型され、トレッドパターンもしっかりと彫刻されています ・ 車体後部に装備されたスペアタイヤを再現したパーツも付属しています ・ 銃塔に装備された「デグチャレフ DP軽機関銃」及びシートが再現されています ●車外装備品である、ヘッドライト、バール、斧、スコップ類は別パーツにて再現されています ●ソ連戦車兵及び歩兵将校を再現した5体のフィギュアが付属しています ●付属するフィギュアは、ミニアート社の「ソビエト歩兵野戦会議セット」と同一のものです ●フィギュアは、第2次大戦下のソ連軍野戦中行軍中に進撃ポイントや作戦時間の打ち合わせなどをしているシーンが再現されています ●ソ連軍将校2体と戦車兵3体のセットとなっています ●各フィギュアの服の皺の表現は、深めにモールドされ、ポケットなどのモールドもシャープに彫刻が入っています ●また、ソ連兵独特のヨレた感じの服の質感も表現されています ●各フィギュアの表情は、ミニアート社特徴の面長で彫りの深い造形がされており、「キリッ」とした感じが良く表されています ●戦車兵が被る「戦車帽」は3分割式で、複雑な形状を立体的に再現しています ・ 手に持つ「戦車帽」は一体成型で表現されています ●手に持つ地図はプラスチック製のパーツで再現していますが、説明書にカラーで印刷された地図も付属しています 各「フィギュア」の解説 ●戦車兵のフィギュア1体は、片手で地図を持ちながら、指を差しているポーズ ・ 服装は大戦を通じて着られた「ルパシカ」を着用し、将校用のブーツを履いた姿となっています ●戦車兵のフィギュア1体は、片手をポケットに入れ、もう一方の片手で戦車帽を持ち、話を聴いているポーズが再現されています ・ 革製のジャケットを着用した姿です ●戦車兵のフィギュアの1体は、片手を腰のポケットに手を入れ佇んでいるポーズが再現 ・ 戦車兵特有の「ツナギ服」を着用した姿となっています ●歩兵のフィギュアの1体は、腕時計(?)を見ながら考え込んでいるポーズです ・ 将校らしく、「将校帽」を着用した姿で、胸に付く勲章類もモールドされています ●歩兵のフィギュアの1体は、片手で地図を持ちながら、片手で地図を追っているシーンで、少し下向き加減で、地図を見ている姿となっています ・ 略帽を着用、胸には勲章類もモールドされています ●マーキングは、4種類の塗装例(全てダークグリーンの単色塗装)が説明書に記載されています ・ 第4親衛機械化軍団 第13親衛機械化旅団 (ウクライナ/ 1944年8月) ・ 所属不明 (ウクライナ / 1943年~1944年冬) ・ 第1機械化軍団 (ウクライナ / 1944年) ・ 第3ウクライナ方面軍 第1親衛機械化軍団 (ウィーン / 1945年4月) ●説明書に示された部隊記号、スローガンなどを再現したデカールが付属 ●2010年 一部新金型 ----------------------------- ●「BA-64B」はヴィジョンモデルのキットです ●ワンポイント ・ 「BA-64」の搭乗員は、基本的に戦車兵と同じものでした ・ 戦車兵の服装は、このキットの付属フィギュアの3タイプが標準的で、この3体の中のどのフィギュアでも「BA-64」の搭乗員とすることができると思われます ・ ただし、「BA-64」の搭乗員は、その任務から将校が搭乗する割合いは少ないでしょうから、注意が必要です
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