メルカバ Mk.4 (プラモデル)ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.82429 スケール:1/35
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「メルカバ Mk.4 プラモデル (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.82429 )」です●「メルカバ Mk.4」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット●イスラエル軍の最新鋭主力戦車「メルカバ Mk.4」を再現したキットです ●キットは、「メルカバ Mk.4」の持つスパルタンなシルエットを実感豊かに再現、表面に施された「滑り止めパターン」や、砲塔後部のチェーンカーテンも表現されており、実車の持つ迫力と重厚感を感じることができる内容となっています ●キットは、同車の細部の再現にも重点が置かれ、ディテールのモールドはシャープ、パーツ分割により細かな構造物を表現しながらも、一体成型により組み立ての省力化が図られています ・ 現用戦車特有の細かなヒンジや把手などは本体パーツに一体成型され、そのモールドは立体感在る彫刻となっています ●イスラエルの「メルカバ」戦車シリーズは、同国が開発したオリジナルの戦車です ●イスラエルは、第2次大戦後パレスチナの地に建国されたユダヤ人の国家ですが、パレスチナに定住していたアラブ系の人々を追放する結果となってしまった為に、周囲のアラブ系国家とは紛争が絶えませんでした ●大きな戦争だけでも「第1次中東戦争」~「第4次中東戦争」を経験、圧倒的な兵力差に曝されながらも、その都度粘り強い戦いで国土を守り続けました ●「第4次中東戦争」においての主力戦車は「センチュリオン」戦車や「M60A1」戦車などでしたが、次期主力戦車としてイギリスの「チーフテン」戦車の購入を希望しましたが、イギリスはアラブ諸国との国家間の政治的観点から売却を拒否、そこでイスラエルは自国開発の道を選びます ●イスラエルは、それまでの「M4」戦車や「センチュリオン」戦車などを、現地の風土や気候に合う為の改良や、エンジン関係や武装の強化などを図った経験を持ち、戦車の開発の能力を序々に向上させている状況でした ●同国は、1979年に「メルカバ Mk.1」を完成、この戦車は人口の少ないイスラエルならではの独特の設計思想に基づいて作られており、車体前部にエンジンを配置、砲塔は楔形で前方の投射面積を狭くして、被弾しても極力兵員に被害が及ばないような配慮が行われています ●車体後部には装甲化されたドアが設けられ、乗員の乗り降りや、非常時には若干数の兵員も乗せられるようにもなっています ●「メルカバ Mk.1」は、1982年のレバノンにおいて当時最新鋭戦車としてベールに覆われていた「T-72」(シリア軍)を撃破し、世界の注目を浴びます ●その後、「メルカバ」は、「Mk.2」、「Mk.3」と改良が進められ、特に「Mk.3」からは攻撃力の向上の為に国産の「120mm滑腔砲」を搭載しました ●継いで登場したのが「メルカバ Mk.4」で、2002年から生産が開始、より戦闘能力と防御力の向上が図られ、射撃統制装置のグレードアップ、損傷した場合に交換が可能な「モジュラー装甲」などを採用しています ●また、同軍の作戦行動による市街戦での戦訓から、全周防御に重点を置いた為、それまでの「メルカバ」戦車シリーズの特徴である楔形の砲塔形状が円盤形に変更されているのが特徴です ●「メルカバ Mk.4」は、合計400両が調達される予定で、これからのイスラエル陸軍の骨幹的な戦車となることでしょう ●この「メルカバ Mk.4」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●キットは、「メルカバ Mk.4」を細部に渡って再現しており、現用戦車特有の細かな装備類をパーツ分割により表現しながらも、基本部分は一体成型が多く用いられ、そこに細かなパーツを貼りつけて行くような内容となっています ●キットは、「メルカバ Mk.4」の特徴である実車の表面上に存在する「滑り止めパターン」が再現されています ●「メルカバ」戦車の特徴である砲塔後部のチェーンカーテンは金属パーツで再現するようになっています ●砲身部は上下2分割式で、砲口が開口処理された先端部が別パーツとなっています ・ 防盾部は2分割となっており、側面のスノコ状のモールドが再現されています ・ 砲身は上下方向に可動します ●砲塔は、上下2分割となっており、上部パーツは主要部が一体成型となっています ・ 車長キューポラは、ベース部分にペリスコープパーツを取り付けるパーツ構成で、ペリスコープのガラス面はクリアーパーツが用意されています ・ 車長ハッチは、9パーツで構成され、開閉状態が選択できます ・ 照準サイトは7パーツで構成、前面扉は開閉状態が選択でき、ガラス部はクリアーパーツが用意されています ・ 「LWS-2 レーザー警告システム」は別パーツで再現 ・ 車長用の円形の照準装置は5パーツで構成され、ガラス面はクリアーパーツとなっています ●「M2 12.7mm重機関銃」は精密に再現、スライド式金型により放熱口が正確な位置にモールドされており、銃口も開口処理済みです ・ 照門や押金などの細部も表現されています ・ 機関部のカバーは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ 機銃架は14個のパーツ構成により詳細にディテールが再現されています ●砲塔後部のバスケットは、枠のみの状態と、キャンバスカバーを被せた状態とを選択できます ・ キャンバスカバーは、薄手のキャンバス地を表現している皺が表情豊かに彫刻されています ・ キャンバスカバーのベルト類は、エッチングパーツで再現するようになっています ●砲塔後部のチェーンカーテンは、先端の「球」の部分は金属球で、チェーン部は金属チェーン、取り付け基部はエッチングパーツが用意されています ●車体上部は、主要部が一体成型され、前方のマッドフラップ部と、側面の吸気口が別パーツとなっています ・ 吸気口の内側のスリットは、エッチングパーツで再現するようになっています ・ 前照灯は別パーツで、ガラス面はクリアーパーツ、前照灯カバーはエッチングパーツが用意されています ・ 操縦手用ペリスコープは別パーツで、クリアーパーツとなっています ●車体後部の装甲ドアは、開閉状態が選択可能で、開状態にした場合のジョイントのパーツも付属しています ●車体後部の両サイドに存在するバスケットは、バスケットのみの状態か、荷物を載せた状態かを選択できます ・ 荷物は、カバーが掛けられた状態が再現され、更にバスケット上部を覆うキャンバス地のカバーも用意されています ●車体側面の装甲スカートは、実車通りに片側5分割式となっており、最後部はスリットタイプが再現されています ●車体下部はバスタブ式で一体成型されています ・ スプリング式サスペンションと、サスペンションアーム部などは別パーツです ・ 車体底板に付く、地雷対策の為の追加装甲は別パーツとなっています ●転輪は、ホイール部とゴムの部分が別パーツとなっており、ゴムの部分のパーツはラバー製となっています ・ 転輪、起動輪、誘導輪はポリキャップにより可動式です ・ 誘導輪は、履帯と接触する部分の肉抜き穴が開口されています ●履帯は1枚ずつに分割された接着連結式となっています ●ペリスコープや照準器、前照灯のガラス部を再現する為のクリアーパーツが付属 ●エンジングリルのメッシュ、車体後部バスケット、キャンバスカバーのベルトなどを再現するエッチングパーツが付属しています ●マーキングは、2種類の塗装例(シナイグレー単色塗装)が説明書に記載されており、それに基づく車輌表示、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●2010年 完全新金型
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