「IDFグレー 1 (-1981 シナイ半島) 塗料 (GSIクレオス Mr.カラー No.C-528 )」です・ 色 : イスラエル国防軍 戦車・車両色 - 1980年代初頭まで、砂漠迷彩用の塗装色 ・ ツヤ加減 : 3/4 つや消し ・ 品番 : C-528 ・ 内容量 : 10ml ●GSIクレオス製「イスラエル国防軍 戦車色セット」にセットされていた「TC19 IDFグレー 1」を単品化し、Mr.カラーへと編入した塗料です。 ●これまで調色再現が難しい色とされていた「シナイグレー」と呼称される迷彩色を、実際の遺棄車輌下面部などから採取した塗装片をもとに、紫外線による退色の影響を受けていない、本来の色目を再現した内容となっています。 ●デカール貼付時にシルバリングが起りにくいよう「3/4 つや消し」で調色しています。 ・ 実車のようなマットでリアルなツヤ消しで仕上げたい場合には、デカール貼付後に「つや消しトップコート」を吹きつけて、車体全体のツヤを整えて下さい。 【 IDFグレー 1 (-1981 シナイ半島) (GSIクレオス Mr.カラー C-528) について 】●「IDFグレー 1」は、1980年代初頭まで、シナイ半島などの砂漠地帯に配備された車輌に使用された迷彩色。 ・ 主に「M50/51 スーパーシャーマン」や「ショット(センチュリオン)」シリーズに使用されていました。 ・ 初期のIDFでは車体の塗装色が明確に規定されておらず、部隊ごとに独自に調達した、色調の異なる塗料を使用していたケースも多かったようです。 【 IDFグレー と IDF(イスラエル国防軍) AFVの塗装色について 】●IDF(イスラエル国防軍)が運用するAFVを製作する際、悩みどころとなるポイントは、どのような色で車体を塗装すればよいか?という点です。 ●1960年代から1970年代におけるイスラエル軍戦車は、サンド系の色を塗っていましたが、この塗料は純粋にサンドイエローではなく、少しオリーブドラブ色が混ざったような複雑な色となっていたようですし、2000年代の「メルカバ Mk.3」「メルカバ Mk.4」「マガフ」になると「グリーン」とも「ブラウン」とも言えないような独特の色で塗装されているようで、このようなイスラエル軍で使用されている独特の車体色を総称して「シナイグレー」と呼称していました。 ●この「シナイグレー」を資料から考察する際、中東という地域はきつい日光で色調が変化するだけでなく、撮影の際に光が飛んでしまいフィルム(写真)に正確な色が反映されにくく、実際の色調が判別しずらいという問題がありました。 ●最近では、明瞭に撮影したイスラエル軍AFVの資料が、非常に入手しやすく市場で流通しているので、実際の色調を判別する問題は解決されつつあるものの、それでも、イスラエル軍のAFV群は、明るい場所では「サンド色」に見えたり、暗い場所では「グレー」や「オリーブ系」の塗装に見えたりと、色の選択にちょっと手間取り、考えてしまう、モデラー泣かせの色であることに変わりありません。 ●この「IDFグレー 1~3」は、既発売の「イスラエル国防軍 戦車色セット」を単品化したものですが、そもそも、この「イスラエル国防軍 戦車色セット」の調色にあたり、イスラエルAFVのインジェクションキットをリリースする「MENG MODEL」の協力を得て、実際の遺棄車輌から採取した塗装片をもとに調色、時代ごとに異なるイスラエル軍の車体色(シナイグレー)を再現し、イスラエル軍AFVの基本塗装を行う際のベーシックカラーとしてまず最初にチョイスして頂ける内容となっています。 ●いわゆる「シナイグレー」と呼ばれる独特の色調を雰囲気たっぷりに再現していますので瓶入りの塗料のままで使用しても差し支えありませんが、あくまでも紫外線による退色の影響を受けていない車輌下面部の色を再現していますので、この色を基準にして同色系の色や白、グレーなどを混色したり、ウォッシングやフィルタリング、ハイライトなどを入れハイトーン、ロートーンへと変化させ使い込まれた雰囲気を演出することもできます。 【 IDFグレー 1 (-1981 シナイ半島) (GSIクレオス Mr.カラー C-528) 使用方法 】●「IDFグレー 1 (-1981 シナイ半島)」はMr.カラーシリーズに属するバリエーション塗料、色の・ツヤのバランスを両立してプラモデルにリアルな質感を与える事ができます。 ●筆塗りはもちろん、エアブラシにも使用する事ができます。 ・ エアブラシによる吹き付け塗装の際には、溶剤が空気中で蒸発してくれるため、塗料粒子のみが対象にのり、調合されたカラーどおりの鮮やかな発色をさせることが可能です。 ●塗料の希釈(薄め)・洗浄には、溶剤として「Mr.カラー うすめ液」などの「ラッカーシンナー」を使用しますので、「水性アクリル塗料」や「エナメル塗料」よりも乾燥時間が早いのが特徴です。 ●塗料の希釈(薄め)の目安 ・ エアブラシによる吹き付け塗装の際は、塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「2~3」の割合で希釈するのが目安になります。 ・ 筆塗り塗装の際には塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「1」の割合で希釈するのが目安になります。 ・ 乾燥スピードが早いので、筆塗りの際には「Mr.リターダーマイルド」をご利用されることをおすすめします。 ・ 希釈濃度はひとつの目安です、いずれの場合も、気温、湿度、ビンに残った残量、各人の好みなどに応じて変化しますので、上記をスタートにして各自で調整し、お好みの希釈濃度でご利用下さい。 ●「光沢色」を「つや消し」にしたい場合には、「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」を「10~20パーセント」を目安に、「半光沢」を「つや消し」にしたい場合には「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」を「5~10パーセント」を目安にして混ぜて下さい ●いわゆる「ラッカー系塗料」ですから、溶剤(うすめ液)に「Mr.カラー うすめ液」などのラッカーシンナーを使用する塗料と互換性があり、混色したり、足りない色調を補完することができます。 (水性ホビーカラーとは混ぜ合わせて調色を行うことができません) IDFグレー 1 (-1981 シナイ半島) と互換性のある塗料の例 ・ Mr.カラー ・ Mr.カラー GX ・ Mr.カラー 色の素 ・ Mr.クリアカラー GX ・ Mr.COLOR 特色セット ・ ガンダムカラー (単色) ・ ガイアカラー ・ ガイアカラー Ex ・ ガイアカラー ミリタリー ・ ガイアカラー 鉄道模型用カラー ・ ボトムズカラー ・ ダグラムカラー ・ エヴァンゲリオンカラー ・ サイバーフォーミュラーカラー ・ ハイスクール・フリートカラー ・ 電脳戦機バーチャロンカラー ・ メカトロウィーゴカラー など。 ●GSIクレオス製以外の塗料についての互換性はメーカーさんが保証するものではございません、また、同じ会社の塗料であっても、メタリックやマイカ系の色など、色の種類によっては混色ができない場合もございますので、本塗装に入る前に必ずテストをした上、各自のご責任においてお試し下さい。 ・ 「タミヤ ラッカー塗料」と混色はできません、ご注意下さい ●溶剤・洗浄には必ず模型用に調整された専用の「薄め液 (溶剤)」をご利用下さい ・ Mr.カラー うすめ液 ・ Mr.レベリング うすめ液 ・ G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤) ・ G-color 溶剤シリーズ (T-06 ブラシマスター) ・ G-color 溶剤シリーズ (T-07 モデレイト溶剤) ・ G-color 溶剤シリーズ (T-09 メタリックマスター) ・ タミヤ ラッカー溶剤 など。 ・ GSIクレオス製以外の溶剤を使用するのはメーカーさん非推奨です、使用する場合には必ず事前にテストをして頂き、自己責任の上でご利用下さい。 【 IDFグレー 1 (-1981 シナイ半島) (GSIクレオス Mr.カラー C-528) 製品仕様 】●10ml入り ●塗り面積の目安 : 0.11平方メートル (3回塗り) ●品名:合成樹脂塗料 (いわゆる「ラッカー系塗料」に分類されます) ●第4類第1石油類 (火気厳禁) ●成分 : 合成樹脂(アクリル)、顔料、有機溶剤 ●用途 ・ プラスチックモデルなどの各種模型工作 ・ アート・工作 など ●適応素材 ・ スチロール ・ アクリル ・ 塩化ビニール樹脂 ・ 木 ・ 石膏 など ●ABS素材のパーツに使用すると、塗料の浸透によりパーツが割れる事がございます、ご注意下さい。 ●ご利用の前には容器に記載されている取り扱い説明をよくお読み頂いた上、ご使用になって下さい。 ●日本製
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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