「シャロウオーシャンブルー (半光沢) 塗料 (GSIクレオス Mr.カラー
No.C374
)」です
●わが国の航空自衛隊の「F-2 支援戦闘機」や「F-4EJ改」「UH-60J」などを彩る「洋上迷彩色」の1色を再現したのが「シャロウオーシャンブルー」です。
●「Mr.カラー」のラインナップで「
ディープオーシャンブルー」「
レドームグレー」と合わせてご利用頂くと、バランスの良い3色の洋上迷彩塗装を施すことができます。
■ シャロウオーシャンブルー の概要 ・ 色名 : シャロウオーシャンブルー (FS35109) (航空自衛隊 機体色)
・ ツヤ加減 : 半光沢
・ 品番 : C374
・ 内容量 : 10ml
・ 種類 : ラッカー塗料
●GSIクレオス製「
航空自衛隊機洋上迷彩色」にセットしていた「C374 シャロウオーシャンブルー (半光沢)」を単品化し、Mr.カラーへと編入した塗料です。
【 シャロウオーシャンブルー (半光沢) (GSIクレオス Mr.カラー C374) について 】
●「シャロウオーシャンブルー」は「F-2A/B」などの洋上迷彩の下面色として使われているカラー、従来のMr.カラーでは調色が難しかった微妙な色合いを「あきやまいさみ」氏監修の元、忠実に再現したカラーとなっています。
・ 「F-2」の場合レーダー波の反射を抑える特殊な塗料を使っている関係で、天候や光線の角度により色調の印象が変わる難しい色です。
・ T.O.の指定色は「FS35109」ですが、実機では若干彩度が高い印象を受け、低視認性を狙ったつや消しとなっています。
●この「シャロウオーシャンブルー」は、実機のカラーを忠実に再現していますので、小さい模型に塗ると暗く仕上がってしまいます、スケールに応じて「
ホワイト(C-1)」または「
ライトグレー(C-324)」を少量加えて明るめに調整して下さい。
●「F-1 支援戦闘機」が陸地上空での迷彩効果を狙った緑系の戦術迷彩を施していたのに対し、後継機である「F-2A/B」は「ASM-1/ ASM-2 空対艦ミサイル」を主要兵装としているため、洋上での作戦行動を念頭に置いた青系の戦術迷彩を施しており、使用されている塗料はレーダー波を吸収する特殊なもので、天候等により色調が異なって見える色です。
●この配色は救難ヘリの「UH-60J」にも採用されていますが、これは本来の任務である洋上でのコンバットレスキューを意識したものです。
●また、三沢基地の第8飛行隊で支援戦闘機として使用された「F-4EJ改」の一部にも、現場レベルでの作業により同様な洋上迷彩が施されていました。
●他の色調とバランスをとるためにマットでリアルなツヤ消しで仕上げたい場合には、デカール貼付後に「
Mr.プレミアムトップコート つや消し」などを吹きつけて、車体全体のツヤを整えて下さい。
【 シャロウオーシャンブルー (半光沢) (GSIクレオス Mr.カラー C374) 使用方法 】
●「シャロウオーシャンブルー」はMr.カラーシリーズに属するバリエーション塗料、色の・ツヤのバランスを両立してプラモデルにリアルな質感を与える事ができる塗料です。
●いわゆる「ラッカー系塗料」ですから、溶剤(うすめ液)に「
Mr.カラー うすめ液」などのラッカーシンナーを使用する塗料と互換性があり、混色したり、足りない色調を補完することができます。
(水性ホビーカラーとは混ぜ合わせて調色を行うことができません)
■ シャロウオーシャンブルー と互換性のある塗料の例 ・
Mr.カラー ・
Mr.カラー GX ・
Mr.カラー 色の素 ・
Mr.クリアカラー GX ・
Mr.カラー 40th Anniversary ・
Mr.カラー ラスキウス ・
ガンダムカラー (単色) ・
ガイアカラー ・
ガイアカラー Ex ・
ガイアカラー ミリタリー ・
ガイアカラー 鉄道模型用カラー ・
ボトムズカラー ・
ダグラムカラー ・
エヴァンゲリオンカラー ・
サイバーフォーミュラーカラー ・
電脳戦機バーチャロンカラー ・
メカトロウィーゴカラー ・
フレームアームズガールカラー (一部)
・
フレームミュージックガールカラー ・
N.A.Z.C.A (ナスカ) シリーズ (一部)
など。
●筆塗りはもちろん、エアブラシにも使用する事ができます。
●エアブラシによる吹き付け塗装の際には、溶剤が空気中で蒸発してくれるため、塗料粒子のみが対象にのり、調合されたカラーどおりの鮮やかな発色をさせることが可能です。
●塗料の希釈(薄め)・洗浄には、溶剤として「
Mr.カラー うすめ液」などの「ラッカーシンナー」を使用しますので、「水性アクリル塗料」や「エナメル塗料」よりも乾燥時間が早いのが特徴です。
●塗料の希釈(薄め)の目安
・ エアブラシによる吹き付け塗装の際は、塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「2~3」の割合で希釈するのが目安になります。
・ 筆塗り塗装の際には塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「1」の割合で希釈するのが目安になります。
・ 乾燥スピードが早いので、筆塗りの際には「
Mr.リターダーマイルド」をご利用されることをおすすめします。
・ 希釈濃度はひとつの目安です、いずれの場合も、気温、湿度、ビンに残った残量、各人の好みなどに応じて変化しますので、上記をスタートにして各自で調整し、お好みの希釈濃度でご利用下さい。
■ ツヤ目の調整 - 光沢・半光沢・ツヤ消し・オーバーコート ●「光沢色」を「つや消し」にしたい場合には、「
つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」「
フラットベース あらめ・ラフ (C-188)」「
フラットベース なめらか・スムース (C-189)」を「10~20パーセント」を目安に、「半光沢」を「つや消し」にしたい場合には「
つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」「
つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」「
フラットベース あらめ・ラフ (C-188)」「
フラットベース なめらか・スムース (C-189)」を「5~10パーセント」を目安にして混ぜて下さい。
●クリアー、フラットクリアーなどでオーバーコートも可能です。
・ 塗装を行い乾燥した後、ラッカー系の「
スーパークリアー 3 光沢 (GX-100)」「
スーパークリアー 3 UVカット 光沢 (GX-112)」「
スーパークリアー 3 UVカット つや消し (GX-113)」、水性系の「
プレミアムクリアー 光沢」「
プレミアムクリアー つや消し」などのクリアー系塗料を塗り重ねてでツヤ加減を調整することができます。
・ ラッカー系塗料ならではの強い塗膜で研ぎ出しも可能、クリアー加工の前後で研ぎ出し作業を行うことが可能です。
■ 塗料の希釈・使用後の洗浄 ●溶剤・洗浄には必ず模型用に調整された専用の「薄め液 (溶剤)」をご利用下さい。
●塗料を希釈する(薄める)際には
・
Mr.カラー うすめ液 ・ Mr.レベリング うすめ液 ・
G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤) ・
G-color 溶剤シリーズ (T-06 ブラシマスター) ・
G-color 溶剤シリーズ (T-07 モデレイト溶剤) ・
G-color 溶剤シリーズ (T-09 メタリックマスター) ・
N.A.Z.C.A (ナスカ) シリーズ (一部)
・
タミヤ ラッカー溶剤 ・ 「
ピュアシンナー(110cc)」「
ピュアシンナー (250cc)」などのフィニッシャーズ系溶剤
など、溶剤はGSIクレオスを始め各社のものを使用することが可能です。
●塗装後に筆やエアブラシなどを洗浄する専用の溶剤として
・ 「
Mr.ツールクリーナー 改 (T-116)」「
Mr.ツールクリーナー 改 (T-113)」
・ 「
ツールウオッシュ(特大) (T-04h)」「
ツールウオッシュ(大) (T-04m)」「
ツールウオッシュ(中) (T-04s)」「
マイルドツールウオッシュ(大) (T-13m)」
・ 「
エアーブラシクリーナー (87089)」
などを使用することが可能です。
●ただし、GSIクレオス製以外の溶剤を使用するのはメーカーさん非推奨です、使用する場合には必ず事前にテストをして頂き、自己責任の上でご利用下さい。
【 シャロウオーシャンブルー (半光沢) (GSIクレオス Mr.カラー C374) の製品仕様 】
●商品名 : シャロウオーシャンブルー (C-374)
●内容量 : 10ml
●塗り面積の目安 : 0.11平方メートル (3回塗り)
●品名 : 合成樹脂塗料(いわゆる「ラッカー系塗料」に分類されます)
●成分 : 合成樹脂(アクリル)、顔料、有機溶剤
●第4類第1石油類 (火気厳禁)
●用途
・ プラスチックモデルなどの各種模型工作
・ アート・工作
など
●適応素材
・ スチロール
・ アクリル
・ 塩化ビニール樹脂
・ 木
・ 石膏
など
●日本製
●ABS製パーツに使用すると、塗料の浸透によりパーツが割れる事がございます、ご注意下さい。
●ご利用の前には容器に記載されている取り扱い説明をよくお読み頂いた上、ご使用になって下さい。