日本海軍 占守型海防艦 占守 (しむしゅ) (2隻入り) (プラモデル)ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W139 スケール:1/700
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「日本海軍 占守型海防艦 占守 (しむしゅ) (2隻入り) プラモデル (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W139 )」です●「日本海軍 占守型海防艦 占守 (しむしゅ) (2隻入り)」です●帝国海軍の「海防艦 占守型」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●当初、漁業保護用の艦として設計されながらも、期せずして輸送船団護衛用の艦の始祖となった「海防艦 占守型」を再現、小型ながらも駆逐艦とは異なる少しゆとりのある艦形を再現した内容となっています 【 「海防艦 占守型」について 】●帝国海軍は、第一線を退いた戦艦や装甲巡洋艦を海防艦へと艦種変更を行い、防御用の艦として運用していました ●一方、北海道の北、千島列島やアリューシャン列島は漁業資源の宝庫であり、日本とソ連の漁業紛争が絶えず、ソ連は極東艦隊を派遣して日本側を威圧、日本も駆逐艦を中心とした艦隊を出して権益の確保に努めていました ●しかし、艦隊決戦用の高性能な駆逐艦を派遣するのは不経済であり、暖房設備の無い同海域での駆逐艦の乗員の負担も大きく、この漁業監視艦とも言うべきの専用の艦艇の建造が行なわれました ●この艦は、帝国海軍では漁業監視艦や漁業保護艦というカテゴリーがなかったために海防艦という名称が使用され、この新しいタイプの海防艦の最初の艦として「占守」が1940年に竣工しました ●「占守」は、厳寒で海の荒れる北方海域で行動することを考慮して、舷側は高く取られ、船首楼は長く、波浪性が重視されました ●解氷装置や暖房設備が装備され、船体も耐氷構造で復元性も良好となっており、長期間現地で留まって任務を行なうように充分な航続距離を持っているのが特徴です ●ただし、目的が漁業保護・警備であるために、艦隊戦用の武装は持っておらず、旧式の駆逐艦から転用した火砲を搭載し、その任務の性格上、最大速度は20ノットと遅めでした ●「占守型」海防艦は、1940年から1941年にかけて4隻が竣工、太平洋戦争開戦に伴い、船団の護衛艦としての任務に就きました ●また、同艦は南方への輸送時の護衛艦の必要性から「択捉型」、「御蔵型」、「鵜来型」と続く船団護衛用の海防艦の設計のベースとなり、徐々に大型化と生産の簡略化が行なわれ、跳梁跋扈する敵航空機と潜水艦から身を守るために、対潜装備と対空兵装の強化が実施されました ・ 「占守型」も1944年にかけて対潜兵装、対空兵装の増強が行なわれています ●「占守型」を含む海防艦は、輝かしい戦歴とは無縁でしたが、連合軍の航空機、潜水艦などと死闘を繰り広げ、場合によっては輸送船の盾となり、自らを犠牲にしても任務を果たす努力を続けました ●「占守型」の4隻は、1隻が船団護衛中に撃沈され、3隻は終戦時に残存、その中で無傷だった2隻は戦後の復員船として使用されました 【 「日本海軍 占守型海防艦 占守 (しむしゅ) (2隻入り)」のキット内容について 】●この帝国海軍の海防艦「占守型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ピットロード社が長年培ってきた小型艦を中心とした艦船モデル技術により海防艦「占守型」をシャープに再現、小柄な船体に砲を中心とした武装を持つ、艦隊戦用の艦艇とは異なるシルエットを持つ同艦の特徴が表現された内容となっています ●キットは、竣工時の状態が1隻分、1944年の対潜・対空兵装の強化時の状態が1隻分の合計2隻がセットされています ・ どちらか一方のみを2隻作ることはできません ・ 「占守型海防艦」の「占守」のほか「国後(くなしり)」「石垣(いしがき)」「八丈(はちじょう)」の同系艦を作成することができます ●喫水線から上が再現されたウォーターラインモデルです ●「占守型」は、上甲板と船体とが一体成型されています ・ 中央構造物は別ブロック化したパーツ構成となっています ●船体部は、喫水線部分までが再現されています ・ 船底部は、 ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属しています ●甲板上には、主砲塔台座などの基本躯体の他に、リノリウム押さえ、滑り止め、ボラード、アンカーチェーン、波除けなどのディテールがモールドされています ●上甲板上の構築物となる「艦橋」「中央構造物」「主砲部」「煙突部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます 「占守型」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●艦橋 ・ 艦橋は、上下分割式で、トップの測距儀は別パーツとなっています ・ 艦橋の窓枠がモールドで再現されています ●中央構造物 ・ 中央構造物は左右分割式で、天板部は別パーツです ・ 構造物側面には窓、扉などがモールドされています ●メインマスト、後檣 ・ メインマストと後檣は三脚檣型となっており、それぞれ前後分割式です ・ メインマストは、竣工時と1944年時では形状が異なります ・ 1944年時に装備された13号電探、22号電探が付属 ●煙突 ・ 煙突は、本体とトップ部の2分割式です ・ 副管は別パーツ化されています ●機銃座 ・ 側面の機銃座は、ブルワーク部と下部の支柱の2パーツで構成 ・ 支柱パーツはトラス構造がモールドされています ・ 前部の機銃座は1パーツにて再現 ●主砲塔部「45口径3年式12cm単装砲」 ×3 ・ 砲塔はシールド部と砲身部分との分割式です ●機銃「25mm連装機銃」×2、もしくは「25mm3連装機銃」×5 ・ 機銃は銃身部と機銃架の2分割式です ●爆雷投射器、爆雷装填台、爆雷投下器 ●探照灯 ●方位測定器 ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ 6m内火艇×1、6mカッター×2、6m通船×1が付属 ●爆雷用ダビッド ●艦首、艦尾旗竿 ●錨 ●菊花紋章(竣工時は軍艦籍となっていたために菊花紋章が取り付けられていました) ●パラベーン ●リール など ●艦尾の軍艦旗を再現したデカールが付属 ●2012年 完全新金型 (武装類を除く)
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