日本海軍 海防艦 鵜来型 三式投射機装備型 (プラモデル)ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.SPW054 スケール:1/700
|
||||||||||||||||
「日本海軍 海防艦 鵜来型 三式投射機装備型 プラモデル (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.SPW054 )」です●太平洋戦争後半に建造された日本海軍の「海防艦 鵜来型」の「3式爆雷投射機装備型」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット。 ●船団護衛用の「海防艦」として潜水艦と死闘を交え、日本海軍を陰から支えた「海防艦 鵜来型」を再現、対空戦闘と対潜水艦戦闘に特化した小型の船体を再現した内容となっています。 ●ピットロード製「日本海軍 海防艦 鵜来型」の品番を改めたバリエーションキット、スポット再生産品となります。 ●「海防艦 鵜来型」2隻分のパーツをセットしています。 【 日本海軍 海防艦 鵜来型 (三式投射機装備型) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W53) プラモデルの内容 】●太平洋戦争時の日本海軍「海防艦 鵜来型」の「3式投射機装備型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです。 ●ピットロード社が長年培ってきた小型艦のフォーマットに沿って「海防艦 鵜来型」を再現、ピットロード社らしいスケール感を損なわぬメリハリのついたモールドを施したパーツで、小柄な船体に対空兵装と対潜設備を併せ持った、艦隊戦用の艦艇とは異なる「海防艦」の艦型を再現可能な内容になっています。 ●「海防艦 鵜来型」の「3式投射機装備型」のパーツを2隻分セットしています。 ●喫水線から上の部分を再現した洋上モデルです。 ■ 海防艦 鵜来型 全体構造 ●「海防艦 鵜来型」は、上甲板と舷側を含めた船体部を一体成型化したパーツで再現、上甲板上の「艦橋」「中央構造物」「後部構造物」「主砲部」「煙突部」などを個別にブロック化したパーツ構成。 ●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、船体ブロックへと取り付けて完成させます。 ●船体は、喫水線ラインまでを再現。 ・ 船体舷側部は、舷窓などのないフラットな形状になっています。 ・ 洋上モデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属しています。 ●上甲板上には、主砲塔台座などの基本構造の他、リノリウム押さえ、滑り止め、ボラード、アンカーチェーン、波除、3式投射機けなどのディテールをシンプルなモールドで再現しています。 ■ 海防艦 鵜来型 の艦上構造物は下記のようなパーツで構成しています ●艦橋 ・ 艦橋は、艦橋下部構造物、羅針艦橋部、天蓋の3層に分割したパーツで構成。 ・ 艦橋トップの3m測距儀は別パーツ化しています。 ・ 艦橋の窓部分を凹モールド化して立体感を演出しています。 ・ 艦橋下部構造物表面には窓、扉などを繊細なモールドで再現。 ・ 側部に張り出した機銃台座は、台座と支柱の2パーツに分割して再現しています。 ・ 機銃台座の「25mm 3連装機銃」(×2)や、「25mm単装機銃」「8cm迫撃砲」は別パーツ化して再現しています。 ●中央構造物 ・ 正方形状の中央構造物は船体部と一体成型化して再現。 ・ 上部に設置した「75mm探照灯」と「探照灯台座」や「方位測定器」は別パーツ化して再現しています。 ●後部構造物 ・ 後部構造物は左右に分割したパーツ構成、上部に設置した機銃座、支柱は別パーツ化しています。 ・ 後部構造物表面には窓、扉などを繊細なモールドで再現。 ・ 機銃座上に設置した「25mm 3連装機銃」(×3)やパラベーン(×2)は別パーツ化して再現してます。 ●煙突 ・ 煙突は、煙突本体とトップで2分割したパーツで構成。 ・ 煙突トップには雨水除けをシンプルな形状ながらモールド化して再現しています。 ・ 炊事煙突も別パーツ化して再現しています。 ●メインマスト、後檣 ・ メインマストと後檣は三脚檣型の形状を再現、それぞれ前後に分割したパーツで再現しています。 ・ メインマストの電探フラットや 「22号電探」、後檣に装備する「13号電探」などを別パーツ化して再現しています。 ●主砲塔 「45口径 10年式 12cm単装高角砲」 ×1 「45口径 10年式 12cm連装高角砲」 ×1 ・ 砲塔はシールド部もしくは砲架部と、砲身部分に分割したパーツで再現しています。 ●機銃 「25mm 3連装機銃」 ×5 「25mm単装機銃」 ×1 ・ 3連装機銃は銃身部と機銃架に分割したパーツで再現しています。 ・ 単装機銃は一体成型化したパーツで再現しています。 ●対潜水艦兵装 ・ 艦尾に設置した「3式投射機」は船体パーツと一体成型化して再現しています。 ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ 6m 内火艇 ×1 ・ 6m カッター×2 ・ ラフィングボートダビット ×6 ・ 「海防艦 鵜来型」に搭載はされていませんが、17m内火艇(艦載水雷艇)×1を再現したパーツも付属しています。 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ ホーサーリール ・ 錨 ・ パラベーン ・ 艦首、艦尾旗竿 などを独立したパーツで再現しています。 【 日本海軍 海防艦 鵜来型 三式投射機装備型 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ SPW54) 塗装とマーキング 】●カラーの「塗装図・マーキングガイド」が付属しています。 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー)。 ●艦尾の軍艦旗を再現したデカールが付属しています。 【 日本海軍 海防艦 鵜来型 三式投射機装備型 (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ SPW54) パッケージ内容 】・ 海防艦 鵜来型 ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 塗装図・マーキングガイド ×1 ・ 組立説明書 ×1 ●2018年 スポット再生産 【 日本海軍 海防艦 鵜来型 について 】●帝国海軍の海防艦という艦種は2種類に分かれており、旧式の戦艦や装甲巡洋艦を格下げして防御用の艦としたタイプと、船団護衛用の護衛艦のタイプの2種が存在していました。 ・ 帝国海軍には、船団を守る護衛艦という艦種は設定されておらず(欧米では、フリゲート艦、護衛駆逐艦 エスコート艦、コルベット艦が存在しています)、「駆逐艦」「水雷艇」「海防艦」「駆潜艇」が船団護衛に当たりましたが、徐々に主役は海防艦へと移っていくことりなります。 ●当初、この護衛艦タイプは北方での漁業権益を守る艦として作られましたが、その性能から船団護衛に用いられ、徐々にその任務に特化するようになります。 ●南方の各地へと展開していくにつれ、当然のことながら輸送航路も急速に拡大し、「駆逐艦」は第1線へと投入されるものの敵潜水艦の度重なる出現に対応するため、海防艦の必要性が高まりました。 ●護衛艦タイプの「海防艦」の最初の型である「占守型」「択捉型」では、漁業権益艦の特徴を色濃く残しており、その次の型となる「御蔵型」から北方用の特殊装備を省き、汎用型の船団護衛用艦として建造されるようになります。 ●しかし、この「御蔵型」は、まだ戦前の設計思想を継承した艦であったため、1隻を建造するのに9ヶ月もの期間が必要となり、大量の同系艦を必要とする海防艦としては建造効率が悪いものでした。 ●そこで、戦時簡易生産型として戦争後期から建造の始まったのが「海防艦 鵜来型」です。 ●この「海防艦 鵜来型」では、船体各部の簡略化を行いながら性能自体は従来型を維持し、建造方法も日本で始めてブロック工法を取り入れ、大幅な建造日数の短縮化を図りました。 ●「海防艦 鵜来型」は1944年から1945年にかけて合計20隻を建造し、その後、マスプロ化をさらに進めた「丙型」「丁型」の基礎になります。 ●「海防艦 鵜来型」は、「航空母艦 赤城」や「重巡洋艦 青葉」などに搭載された「10年式 45口径 12cm高角砲」を単装で1門、連装式で2門の合計3門を搭載、これは生産の向上を図るために余剰兵器(この頃の帝国海軍の艦艇は新型の「89式 40口径 12.7cm高角砲」を装備していました)となっていた同砲を利用したもので、対艦戦闘能力は新型砲と変わらない性能を持っています。 ●また、「海防艦 鵜来型」で重視されたのが対潜水艦装備であり、各種爆雷投下装置の他に、水中聴音機、水中探信機を装備、爆雷は120個搭載されるなど、帝国海軍の艦艇としては最も対潜水艦装備が充実していました。 ●さらに、「鵜来型」の一部の艦では、新兵器である「3式爆雷投射機」を艦尾に装備、この爆雷投射機は片舷方向に最大105mまで爆雷を投射できる能力(いわゆるK砲)を持ち、8基を外側に向けて2列装備していました。 ●そして、従来型の爆雷に加えて新型の「3式爆雷」も搭載、この爆雷は早い沈下速度と水深200mまで沈下できる能力を持ち、「3式爆雷投射機」と併せて対潜水艦戦の有用性を期待されていました。 ●「海防艦 鵜来型」は、大戦後期の船団護衛任務に活躍、圧倒的な連合軍の制空権・制海権下にありながら、時には自身の身を犠牲としてその任務に従事しました。 ●「海防艦」は、敵潜水艦が跳梁跋扈する海域で行動するという危険な任務に就いたため、損失艦も多かったのですが、「鵜来型」は20隻中3隻が戦没したのみで、海防艦の各型の中では最も損失率の低い艦として知られています。
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|
|||||||||||||||