メルカバ Mk.3D (プラモデル)ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.82441 スケール:1/35
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「メルカバ Mk.3D プラモデル (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.82441 )」です●「メルカバ Mk.3D」です●現用のイスラエル国防軍の主力戦車「メルカバ Mk.3D (ドル・ダレッド)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●形状的に「メルカバ Mk.1」の最終進化系を彷彿させる「メルカバ Mk.3D(ドル・ダレッド)」を再現、イスラエル独自の戦車として防御力を優先し、更には全周防御力を兼ね備えた独特のフォルムを再現した内容となっています 【 「メルカバ Mk.3D(ドル・ダレッド)」について 】●イスラエルは、パレスチナへの建国の際に、同地に住んでいたアラブ人(パレスチナ人)を他の地へと排除する形となってしまい、周囲のアラブ国家との紛争が終始続いています ●このパレスチナの地は、荒涼とした大地が広がるために、装甲を装備した戦車の役割は大きく、建国当時は各国から戦車を掻き集めて必死に防戦を行いました ・ 周辺国への配慮から列強国からの戦車は禁輸されており、密輸もしくはパーツを集めて組み立てるという方法でした ●第1次、第2次中東戦争を経て、世界情勢の変化からイギリスから「センチュリオン」戦車を輸入することが可能となり、イスラエル独自に改造が行われた同車は1967年の第3次中東戦争においてイスラエル国防軍の機甲戦力の中核となり活躍、勝利の原動力となりました ●「センチュリオン」は、西側諸国の戦車では装甲が厚く、イギリス車輌ならではの堅実な設計による足周りの堅牢さは定評を得ていました ●そこで、イスラエル国防軍は、「センチュリオン」の後継としてイギリス軍が配備していた「チーフテン」の獲得を望み、イギリスと交渉を開始します ・ 「チーフテン」は、第2世代の戦車としては最も強力な防御力を持ち、搭載している「120mm ライフル砲」は当時では最大の火力を誇っていたため、イスラエルの国情に合った戦車でした ●しかし、イギリスは周囲のアラブ諸国の反発により、石油資源の輸入が困難となることを恐れてこれを拒否、イスラエルはこれまで自国で戦車を改造してきた経験を踏まえ、戦車の国産化の途を選びます ●この国産戦車の開発にあたっては、イスラエルの国情が大きく反映され、人口が少ない同国にとって人的損害は国の存亡に関わるものとして、徹底的に防御力の強化が考慮されました ●1979年、初めての国産戦車「メルカバ Mk.1」が完成、同車はエンジンを車体前部に搭載するという戦車としては極めて変則的なレイアウトを持ち、このエンジンさえも被弾時の人的損害への盾代わりとする方式を採ります ●砲塔は、前方に向かって斜めとなった楔形形状を採用、これも跳弾や装甲厚により、被弾時の損害を抑えるものでした ●1983年、砲塔部を中心に追加装甲が施された「メルカバ Mk.2」が登場、1990年には砲塔、車体が新設計となり「120mm滑腔砲」を装備した「メルカバ Mk.3」が開発されました ●この「メルカバ Mk.3」では砲塔にモジュール式装甲を装備、これは被弾した際に、その部分のみを交換することにより戦線への復帰が可能なシステムであり、損害での戦車戦力の低下を防ぐ有効な方法と言われています ●「メルカバ Mk.3」の改良型として最初に「メルカバ Mk.3B」が登場、同車は砲塔上面に追加装甲を装備し、対戦車ミサイルなどのトップアタックに対応するものです ●続いて1995年頃には、射撃指揮装置(FCS)を新型へと変更した「メルカバ Mk.3 バズ」を開発、この射撃指揮装置には目標への自動追尾機能が付けられており、ヘリコプターなどの高速目標に対して、主砲での対応が可能となっています ●2000年には「メルカバ Mk.3」の3番目のバリエーションとして「メルカバ Mk.3 ドル・ダレッド」(通常「メルカバ Mk.3D」と表記されますが、「D」は「ドル・ダレッド」の略)が登場、同車では砲塔側面に新型のモジュール式装甲が装備され、市街地での戦闘に際しての全周防御力を擁するようになりました ●この「メルカバ Mk.3 ドル・ダレッド」は最新型である「メルカバ Mk.4」と並び、イスラエル国防軍の戦車戦力の中核となり、その強力な防御力と攻撃力、そして経験を踏まえた各種能力の向上により将兵からは高い評価を得ています 【 「メルカバ Mk.3D」のキット内容について 】●このイスラエル軍の主力戦車 「メルカバ Mk.3D」(ドル・ダレッド)を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●「メルカバ Mk.3D」をシャープに再現、複雑な形状の砲塔、「メルカバ」戦車シリーズを印象付ける各部のボルトなどのディテールが表現された内容となっています ●パーツ上には「メルカバ Mk.3D」の特徴である実車の表面上に存在する「滑り止めパターン」が再現されています ●「メルカバ」戦車の特徴である砲塔後部のチェーンカーテンは金属パーツで再現するようになっています ●「メルカバ Mk.3D」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています ●「120mm 滑腔砲」は上下分割式で、砲口部分は別パーツです ・ 砲身基部及び防盾は上下分割式です ・ 砲身は上下可動式となっています ●砲塔は上下分割式です ・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツとなっており、車長ハッチは開閉状態が選択式、装填手ハッチは開閉可動式です ・ ペリスコープは、枠の部分は成型色パーツ、ガラス部はクリアーパーツとなっています ・ 砲手、車長の照準サイトのガラス部はクリアーパーツです ・ 砲塔左右のスモークディスチャージャーは8パーツで構成 ・ 砲塔後部のバスケットは4パーツで構成、バスケットカバーを再現したパーツも用意され、その装着の有無を選択できます ●砲塔後部のチェーンカーテンは、金属パーツで構成されています ・ チェーンは金属チェーンで、これに先端部の真鍮球を取り付けます ・ 真鍮球には真鍮棒が突き出ており、これを曲げることでチェーンに接続します ・ チェーンカーテン基部はエッチングパーツとなっています ●「メルカバ Mk.3D」の車体上部は、側面も含めて一体成型されており、排気口部分は別パーツとなっています ・ 排気口部分は、エッチングパーツ12枚で構成されています ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ ペリスコープはクリアーパーツとなっています ●サイドスカートは、左右各1パーツで構成、基部は別パーツ(片側5パーツ)です ●車体下部はバスタブ式に一体成型されています ・ サスペンションアーム、コイルスプリングは別パーツです ・ 起動輪、誘導輪、転輪は、内蔵させるポリキャップにより可動します ・ 誘導輪には肉抜き穴が表現されています ●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています ・ 両側から履帯ピンパーツを接着することにより接続します ●後部のハッチ部は車体下部とは別パーツです ・ ハッチの基本躯体は上下各2パーツで構成され、開閉選択式となっています ●後部のバスケットは各7パーツで構成されています ・ 後面パネルは、プラパーツによる板状パネルと、エッチングパーツによるグレーチングパネルとを選択できます ・ バスケットカバーを再現したパーツが付属、装着の有無が選択できます ・ カバーが巻かれた荷物パーツが付属しています ●ペリスコープ、照準サイトなどを再現するクリアーパーツが付属 ●排気口のフィン、マッドフラップ、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています ●「メルカバ Mk.3D」のマーキングとして、1種類の塗装例が説明書に記載されており、部隊表記、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●2012年 完全新金型
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