F-14A トムキャット (プラモデル)タミヤ 1/72 ウォーバードコレクション No.082 スケール:1/72
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「F-14A トムキャット プラモデル (タミヤ 1/72 ウォーバードコレクション No.082 )」です●「F-14 トムキャット」シリーズの最初の生産型となった「F-14A」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●状況に応じて後退角が変化する「可変翼」を装備、アウトレンジからの迎撃を可能にした「フェニックス」ミサイルや「スパロー」「サイドワインダー」を装備した精悍な姿を再現した内容となっています ●1980年代にイタレリから発売された「F-14A トムキャット」を、ウォーバードへと編入したキットです 【 「F-14 トムキャット」について 】●1960年代後半、アメリカ海軍の空母機動部隊にとって最大の脅威とされていたのは、長距離の対艦ミサイルを搭載して高速で飛来するソ連軍の超音速爆撃機でした ●このソ連の超音速爆撃機から発射される多数の長距離ミサイル攻撃を迎撃するため、多数の目標をより遠距離から撃破できる能力と、近距離での格闘戦能力を兼ね備えた、当時最強の迎撃艦上戦闘機として開発されたのが「F-14 トムキャット」です ●「F-14」の誕生は、ソ連の長距離爆撃機の脅威に対抗しうるべくスタートした「TFX計画」に従い開発された「F-111」の失敗まで遡ることができます、 ●アメリカ海軍は、この「TFX計画」に早々に見切りをつけ、1968年に新たに「VFX(次期艦隊戦闘機)」計画に着手、「F-4 ファントム 2」の後継機としてグラマン社が開発を担当することになります ●新計画では、「TFX計画」において運用実験が繰り返された「TF30 エンジン」を踏襲し、コンピューターで自動制御される可変翼を採用、艦隊防空任務に特化した性能を付与するため、当時世界最高性能といわれた火器管制装置「AN/AWG-9」を搭載、ミサイルの射程が「150km」以上にも及ぶ「AIM-54 フェニックス 空対空ミサイル」を最大6基搭載し、多目標に対し同時に攻撃できる能力を持たせることなどが要求されました ●このような要求をクリアして原型1号機が誕生、先行量産機12機を徐々に生産しつつテストを繰り返すという手法で機体の熟成を積み上げ、1973年に最初の生産型「F-14A」が「VF-1 ウルフパック」「VF-2 バウンティハンターズ」へ配備されることになります ●「F-14 トムキャット」の最大の特徴は、上記に挙げたミサイルによる高性能な長距離迎撃能力にありますが、同時にコンピューターで自動制御される「可変翼」の存在も見逃すことができません ●この「可変翼」を装備することで、旋回半径を空中における高い格闘戦能力が可能になり、「F-15」との模擬戦闘で優る結果を残したりもしています ●最初の生産型「F-14A」は、1972年から1987年までにアメリカ海軍向けに約500機を生産がされました ●1975年4月には初の実戦参加として南ベトナムからの米人撤退の上空支援に就きました ●1981年8月には空母ニミッツから発艦した第41戦闘飛行隊所属機が、地中海のシドラ湾上空でリビア空軍の「Su-22 戦闘爆撃機」2機を撃墜、初の戦果をあげました ●その後も中東において、1983年のレバノン内戦、1986年のリビア爆撃にも参加、1989年1月には再びシドラ湾上空でリビア空軍の「MiG-23戦闘機」2機を撃墜、1991年の湾岸戦争にも出撃をしています ●初期に生産された機体には近代改修が施され、1980年代以降は偵察ポッドの運用が可能となり、1990年代の終わりには精密爆撃能力も付与され、冷戦終結後の世界情勢に応じてアップデートされています ●そしてアフガン戦争やイラク戦争で大きな働きを見せた後、アメリカ海軍の「F-14」は2006年9月に全機が退役、振り返ってみると「F-14 トムキャット」は30年以上に渡って最強の迎撃戦闘機の地位を保ち続けることになったのです 【 「F-14A トムキャット」のキット内容について 】●この「F-14A トムキャット」を再現した組立キット ●機体胴体部は上下分割のパーツで構成、機首部、主翼部、エアインテーク、水平・垂直尾翼部は別ブロック化して構成されています ・ 機体パーツ全体には、パネルラインが凸モールドで再現され、フラップや前縁スラット、機体上に設置されたスティフナー、熱交換用のダクト、エアブレーキなどのディテールは凹凸を交えたモールドで再現されています ●機首部は上下分割のパーツで構成、機首先端、バルカン砲のバルジ部分は別パーツ化して再現しています ●前後に可動する主翼の「可変翼」ギミックを再現 ・ 主翼は上下分割のパーツで構成 ・ 前縁スラット、フラップは立体感ある彫刻で再現しています ・ 左右の主翼をステーで繋げ、連動した可変翼のギミックを再現しています ●2枚の垂直尾翼、尾部スタビライザー、機体下部のベントラルフィンは一体成型のパーツで再現 ●機体尾部はビーバーテール、エンジンノズルは「F-14A」の特徴とも言える「TF30-P-414A」の形状を再現 ●主脚部・前脚は独立したパーツ構成となっており、駐機状態を再現しています ・ 主脚・前脚とも、タイヤと脚柱パーツで構成されています ・ 脚カバーは別パーツ化して再現 ・ 主脚・前脚の脚格納庫内部はあっさりとしたディテールで再現されています ●キャノピーは2ピースのクリアパーツで再現 ・ キャノピーフレームのラインが彫刻にて再現されています ●コクピット部は独立したブロックで構成されており、コクピットブロックを機体胴体パーツで挟み込む形となっています ・ コクピットブロックはバスタブ型のパーツ構成、計器盤、前後のシート、操縦桿、スティックが別パーツ化して再現されています ・ 計器盤とサイドコンソールの細かなディテールはスケールに沿ったモールドで再現しています ●「F-14A トムキャット」の兵装として ・ AIM-54 フェニックス ×4 ・ AIM-7 スパロー ×2 ・ AIM-9 サイドワインダー ×2 ・ TARPS (戦術航空偵察ポッド) ×1 ・ 増槽 ×2 が付属しています ・ 別パーツ化されたランチャーパレット、パイロンも付属しています ●「F-14A トムキャット」の機体塗装例として ・ アメリカ海軍 第41戦闘飛行隊 ブラックエーセス 「105」 (U.S.S.ニミッツ搭載機) ・ アメリカ海軍 第142戦闘飛行隊 ゴーストライダーズ 「205」 (U.S.S.アイゼンハワー搭載機) の2種が説明書内に記載されており、いずれか1種を選択して再現することが可能です ●組立説明書内のマーキング指示に応じた各部隊マークやコードレター、所属の空母名、機体番号、Bu.No.、国籍マーク、ステンシル類を再現したデカールが付属しています ●「F-14A」の完成時の機体サイズ ・ 全長 : 263mm ・ 全幅 : 266mm。 ●機体パーツはイタレリ製
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