日本海軍 戦艦 大和 (プラモデル)

タミヤ   1/350 艦船シリーズ   No.030   スケール:1/350

当店税込価格 ¥7,722 (メーカー希望小売価格 8,580

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日本海軍 戦艦 大和 プラモデル (タミヤ 1/350 艦船シリーズ No.030) 商品画像

「日本海軍 戦艦 大和 プラモデル (タミヤ 1/350 艦船シリーズ  No.030 )」です


●太平洋戦争時における帝国海軍の戦艦「大和」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで、1945年4月の「天一号作戦」時の状態が表現されています

●帝国海軍の建艦技術の粋を結集、世界最強の能力を誇った戦艦「大和」を再現、46cm砲を搭載し、従来の日本戦艦とは異なる均整の取れたシルエット、そして対空兵装をハリネズミのように装備した特徴的な姿が表現されています

●タミヤ社製「日本戦艦 大和」をベースとして、メインマストと後部機銃座を新規パーツに、ディスプレイスタンドを「日本戦艦 大和」のパーツへと変更したバリエーションキットとなります


【 日本海軍 戦艦 大和 (タミヤ 1/350 艦船シリーズ No.30) プラモデルの内容 】


●この帝国海軍の戦艦「大和」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●タミヤの1/350艦船シリーズとして帝国海軍を象徴する戦艦「大和」を再現、同艦の特徴である端整な艦橋、船体のライン、迫力ある「46cm」主砲塔、数多くの機銃など、「天一号作戦」時の「大和」の姿とディテールとがシャープに表現されています

●ベースとなったキット(初版版「大和 日本戦艦」)は、1979年に開発されたものですが、タミヤらしい確かな造形とシャープな彫刻、そしてディスプレイモデル版(「日本戦艦 大和」)として改訂された際に変更されたパーツにより、現在においても充分に通用する色褪せない魅力を持っています

●また、タミヤの艦船モデルとしての金字塔を立てた「日本戦艦 大和」と比べるとパーツ数は抑えられ、価格もリーズナブル、更にはタミヤらしい彫刻により、1/350の艦船モデルの大きさとディテールとを気軽に楽しむキットとして極めて有用な内容となっています

●旧版となる「日本戦艦 大和」をベースとして、マストと船体後部に増設された機銃座を、同キット用の新規パーツへと変更したものです
 ・ 新規パーツは、衝撃に強いABS素材製となっています

●「大和」は、戦訓により徐々に対空兵装が増強されており、キットは1945年4月の「天一号作戦」時(沖縄特攻作戦時)の状態が表現されています

●キットは、喫水線以下が再現されたフルハルモデルです


●「大和」の基本船体は「上甲板」「船体」の2分割式で、これに艦橋などの上部構造を取り付けて完成させます

●船体部は一体成型となっており、舷側の舷窓、閉塞された舷窓、副錨、塵捨て管、ホースパイプ、後部のフェアリーダーなどがモールドされています
 ・ フルハルモデル用の展示台が付属、船底部との固定には付属の金属製ビスとナットを使用します
 ・ 船底部の推進軸、推進軸支柱、スクリュー、舵を再現したパーツが付属しています

●上甲板は、飛行甲板も含めた前部甲板と、飛行甲板後方の後部甲板とで構成されています
 ・ 前部甲板は、艦橋部前端のラインで前後分割されています
 ・ 甲板上には、木甲板表現、滑り止めパターン、航空機運搬用レール、主砲塔台座、副砲塔台座、波除け、中央構造物、各機銃座などの基本躯体の他、アンカーチェーン及び導板、ボラードなどのディテールが再現されています
 ・ 内火艇収納庫は別パーツで、収納庫の扉は取り付けの有無を選択できます
 ・ 航空機格納庫の扉がパーツ化されており、開閉状態を選択することができます

●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「高角砲部」「カタパルト部」「煙突部」「後部艦橋部」「クレーン部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます


戦艦 大和 の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 艦橋は、艦橋構造物、防空指揮所、15m測距儀、射撃指揮所とで構成されています
 ・ 艦橋構造物は左右分割式で、羅針艦橋、後部スポンソン、戦闘艦橋の下部遮風装置は別パーツにて再現
 ・ 防空指揮所は、前面の遮風装置は別パーツで、下部には戦闘艦橋の窓枠がモールドされています
 ・ 15m測距儀は3分割式で、「21号電探」が一体成型されています
 ・ 15m測距儀は回転可動式です
 ・ 艦橋部分を構成する、94式高射装置(×2)、探照灯(×2)、1.5m測距儀(×1)、13式見張方位盤(×2)、機銃射撃装置(×2)、探照灯管制器(×6)、13mm連装機銃(×2)、22号電探(×2)などがパーツ化されています

●メインマスト
 ・ マストは前後分割式で、トラス構造の上部が別パーツとなっています
 ・ 「13号電探」は別パーツにて再現

● 煙突
 ・ 煙突は左右分割式で、トップ部分は別パーツです
 ・ トップ部分は開口処理されています
 ・ 前後の副管は別パーツとなっています

●探照灯台座
 ・ 探照灯台座は、上下分割式です
 ・ 後部のグリルは別パーツです
 ・ 探照灯台座に装備される探照灯(×4)、機銃用射撃指揮装置(×2)が付属

●後部艦橋
 ・ 後部艦橋は左右分割式で、機銃座、10m測距儀、後部射撃指揮所は別パーツです

●主砲塔「45口径 94式 46cm 3連装砲」 ×3
 ・ 主砲塔は一体成型で、測距儀と機銃座は別パーツです
 ・ 砲塔の梯子、砲身キャンバス受けが再現されています
 ・ 砲身は1本ずつパーツ化、砲身基部の防水布と外とう砲取り付けリングがモールドされています
 ・ 主砲塔は旋回可動式です

●副砲塔「60口径 3年式 15.5cm 3連装砲」 ×2
 ・ 副砲塔は、測距儀も含めて一体成型、測距儀の開口部分は別パーツです
 ・ 上部の空中線支柱がパーツ化、前後分割式となっています
 ・ 砲身は3連装式に一体成型されています

●カタパルト「呉式2号5型射出機」 ×2
 ・ カタパルトは左右分割式となっています
 ・ パーツ側面にはトラス構造が立体的に彫刻されています

●クレーン部及び空中線支柱
 ・ 船体後部のクレーン及び空中線支柱は、クレーン本体と基部、空中線支柱とで構成されています
 ・ クレーン本体には上部のトラス構造がモールドされ、上下可動式です
 ・ 空中線支柱は各パネルを貼り合せる方式で、そのトラス構造を再現
 ・ クレーン部及び空中線支柱は、基部に内蔵させるポリキャップにより旋回可動式です

●高角砲「40口径 89式 12.7cm連装高角砲 (A1型改3)」 ×6、「40口径 89式 12.7cm連装高角砲 (A1型)」
 ・ シールド付き高角砲はシールド部分と砲身本体との分割式で、砲身部分は1本ずつパーツ化されています
 ・ シールド無し高角砲は、連装式に一体成型された砲身部と、砲架部との2分割式です 

●対空機銃
 ・ 13mm連装機銃 ×2 (艦橋部に配置)
 ・ シールド付き25mm3連装機銃 ×24 (上部構造物、舷側部などに配置)
 ・ 25mm3連装機銃 ×19
 ・ 25mm単装機銃×26
 ・ シールド付き3連装機銃は、シールド部分と3連装式に一体成型された銃身部との2分割式です
 ・ 単装機銃、連装機銃、3連装機銃は一体成型となっています

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 9mカッター ×4
 ・ 内火ランチ ×2


●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 主錨、副錨
 ・ ケーブルホルダー
 ・ キャプスタン
 ・ リール
 ・ 通風グリル
 ・ ラッタル
 ・ 菊花紋章
 ・ 艦載機射出台
 ・ 艦載機用台車
  などがセットされています


●戦艦「大和」用の艦載機として
 ・ 零式水上観測機 ×2
 ・ 零式3座水上偵察機 ×2
 が付属しています
 ・ 艦載機は、胴体、主翼、副翼、翼支柱、主フロート、副フロートの構成となっています

【 日本海軍 戦艦 大和 (タミヤ 1/350 艦船シリーズ No.30) 塗装とマーキング 】


●飛行甲板の通行帯はシールとなっており、シートから切り出して使用します
●艦尾、マストの軍艦旗と中将旗(直線タイプと、なびいているタイプの2種)を再現したペーパー製フィルムが付属
●艦名表示、艦載機の日の丸マーク、識別帯、帯などを再現したデカールが付属しています

●「戦艦 大和」を完成後に飾れるディスプレイ用のスタンドが付属
 ・ 付属のスタンドはタミヤ社製「1/350 ディスプレイケース (台座付)」(別売り)にビス止めにより手軽に固定することが可能です


【 日本海軍 戦艦 大和 (タミヤ 1/350 艦船シリーズ No.30) 製品仕様 】


●完成全長 : 751mm 
●2013年 一部新金型


日本海軍 戦艦 大和 (タミヤ 1/350 艦船シリーズ No.30) の商品画像

【 日本海軍 戦艦 大和 について 】


●帝国海軍では、国力の関係と軍縮条約の制限から、アメリカ、イギリスと比べて保有艦艇数が劣るため、個艦の能力、特に攻撃力の向上が図られました

●第2次世界大戦前において戦艦が搭載する主砲は口径40cmクラスが最大であり、帝国海軍でも同クラスの砲を搭載する「長門」「陸奥」が就役していました

●当時の世界海軍の潮流として、大艦巨砲主義が常識化しており、特に「日本海海戦」での勝利から帝国海軍では戦艦による砲撃戦により雌雄を決するという思想が強く、このような40cmクラスの主砲を搭載した戦艦を性能的に凌駕する新型戦艦「大和型」の建造計画が立てられます
●この「大和型」は、秘密兵器として極秘扱いで建造が始まり、1937年には1番艦「大和」、1938年には2番艦「武蔵」が起工されました

●「大和型」は主砲として新設計の「46cm砲」を搭載、この砲は「40cm砲」よりも破格の破壊力を持ち、更に射程も同クラスを大きく上回っていました
●それまでの戦艦が前後方向に構造物を分散する方式を採っていたのに対して「大和型」は船体中央部に構造物を集中配備、これにより防御力の強化が図られました
●また、弾薬庫、機関部などの重要部には厚い装甲板で重点防御が施され、従来艦とは比べ物にならない防御力を誇っています
●これにより総合性能は各国の新鋭戦艦を凌駕する性能を持ち、第2次世界大戦に登場した戦艦としては最大且つ最強の存在となりました

●「大和」は、太平洋戦争が開戦した月である1941年12月に竣工、翌1942年2月には連合艦隊旗艦となります

●同艦は、1942年6月に開始された「ミッドウェー海戦」が初陣となりますが、この作戦での戦いは先鋒となった空母機動部隊が中心となり、後方に位置する「大和」以下の主力艦隊は何ら戦局に寄与することなく帰投しています

●1942年8月、アメリカ軍がガダルカナル島に上陸し、以後はこの島を中心として日米で激闘が繰り広げられます
●「大和」は、その海域後方のトラック島に進出し、戦艦との決戦に控えていましたが、温存策が採られたために第1線に出撃することはありませんでした

●この「大和」が海戦において直接参戦したのが1944年6月の「マリアナ沖海戦」で、連合艦隊の航空戦力を集中させた空母機動部隊を援護する役割を持っていました
●しかし、この一大航空決戦において、連合艦隊は完敗、多数の航空機と空母を失い、もはや航空決戦を挑むことが出来ない程の打撃を受けてしまいます

●このため、同年10月に発生した「レイテ沖海戦」では、航空母艦を戦力の中核とすることはできず、敵機動部隊を呼び寄せるための囮として使用、その間隙を突いて戦艦を中心とする主力艦隊がアメリカ軍の輸送船団及びその護衛艦隊を壊滅させるという戦法が採られました
●しかし、この「レイテ沖海戦」時には進出するフィリピンでの制海権、制空権はアメリカ軍が完全に掌握しており、「大和」以下の主力艦隊は潜水艦、航空機の攻を受け、同型艦「武蔵」を始め、多くの艦艇が脱落します

●損害を受けながらもレイテ島沖に突き進んだ主力艦隊は、護衛空母を中心として編成されたアメリアの機動部隊に遭遇、戦艦「大和」は敵艦に向けて初めて主砲を射撃し、護衛空母「ガンビア・ベイ」などを撃沈する戦果を挙げます
●ただ、護衛空母から飛び立った航空機の攻撃や、護衛として随伴していた駆逐艦からの猛攻を受け、主力艦隊の巡洋艦は大きな損害を被り、護衛空母を正規空母と誤認したことによる戦果の誇大解釈もあり、この時点で艦隊は反転して帰投をしました

●この「レイテ沖海戦」の結果、レイテ島及びルソン島へのアメリカ軍の攻撃を防ぐことはできず、フィリピンを失ったことにより南方からの輸送路は断たれ、日本国内では急激に燃料が不足し始めます
●特に多くの燃料を必要とする艦船は行動の制限を受けるようになり、残存艦艇は少なくないものの組織的な作戦行動を行う能力を失ってしまいました

●1945年3月、アメリカ軍は沖縄に上陸、日本の国土が戦場となった関係から、日本側は陸軍、海軍の総力を結集して決死の反撃を敢行、特に劣勢な戦力の下で敵に損害を与えるようにと、航空隊は体当たり攻撃を行い続けました
●このような全軍挙げての命がけの反撃を行っている中、連合艦隊としては航空隊のみの反撃では示しが付かないとして、「大和」は連合艦隊を象徴する艦として沖縄に突入させるという「天一号作戦」が発動されます
●しかし、前述のように燃料不足は深刻となり、「大和」を護衛する艦は、軽巡洋艦1隻と駆逐艦8隻をにしか過ぎませんでした

●1945年4月6日、「大和」を中心とする艦隊は山口県を出航、翌4月7日に鹿児島と沖縄との中間地点においてアメリカ艦載機の波状攻撃を受けます
●この攻撃は、延べ1000機に上る壮絶なもので、「大和」は対空射撃に奮戦するも、被弾により徐々に戦闘能力を喪失して行きます
●「大和」は不沈艦として粘り強く耐えていましたが、アメリカ軍機の攻撃は凄まじく、多数の命中弾により、攻撃開始から2時間後「大和」は息絶え、その栄光の生涯を終えたのでした
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日本海軍 戦艦 大和  (プラモデル)

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