ハンガリー 40M ニムロッド 対空自走砲 (プラモデル)ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.83829 スケール:1/35
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「ハンガリー 40M ニムロッド 対空自走砲 プラモデル (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.83829 )」です●「ハンガリー 40M ニムロッド 対空自走砲」です●第2次世界大戦時におけるハンガリー軍の対空戦車「40M ニムロッド (ニムロード)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●スウェーデン製の対空戦車「L-62 アンティ 2」のハンガリー版となる「40M ニムロッド」を再現、上部開放式の砲塔に、有名な「ボフォース 40mm機関砲」を搭載した力強い姿を再現した内容となっています 【 「対空戦車 40M ニムロッド (ニムロード)」について 】●スウェーデンは中立国という立場を採りながらも、その中立の後ろ盾となる強力な軍隊を保有しています ●また、第1次世界大戦での敗北から火砲類の新規開発が禁じられたドイツから、その技術を維持する方法として秘密裏にスウェーデン国内で研究が行われたため、同国では優秀な火砲を開発できる素地が生まれていました ●そして、ドイツとの関係は戦車開発まで及んでおり、戦車メーカー「ランツベルク」社ではドイツの協力(技術だけではなく、資本の一部もドイツから出資された)により精力的に戦車開発が行われました ●1934年、「ランツベルク」社は軽戦車「ランツベルク L-60」を開発、この戦車は従来の装軌装輪式の試作戦車とは異なり、足周りを装軌式へと一本化したもので、当時の戦車技術を結集した同車は、その後のスウェーデン戦車の基礎となりました ●1940年、「ランツベルク L-60」をベースとした対空戦車の開発が開始され、1941年に「L-62 アンティ2」が登場します ●この「L-62 アンティ 2」は、有名な「ボフォース 40mm機関砲」を全周旋回が可能な上部開放式の砲塔に搭載、ただし、機関砲の大きさから「ランツベルク L-60」の車体では収まらず、車体の長さと幅を拡張、転輪も専用のものとなっています ●「L-62 アンティ 2」は、スウェーデン軍では採用されず、フィンランド軍が購入して対ソ連戦に使用されました ●一方、ハンガリー軍では工業技術力の関係から戦車を自国で開発することが難しく、スウェーデンから「ランツベルク L-60」のライセンス生産権を獲得、自国向けに改良したタイプを「トルディ 1」として生産していました ●また、対空機関砲として「ボフォース 40mm機関砲」をライセンス生産しており、砲と車体の関係から「L-62 アンティ 2」を採用することは生産と運用面から都合が良く、「L-62 アンティ 2」のライセンス生産権も獲得しています ●「L-62 アンティ 2」は、ハンガリー軍向けとして砲塔の大型化や「トルディ 1」よりも車体がされ、「40M ニムロッド」として制式採用、1941年から1944年までに135両が生産されました ●「40M ニムロッド」は、「ボフォース 40mm機関砲」の射程距離の長さや低伸弾道性能による優れた能力から対空戦闘に活躍、また対地戦闘でも高い威力を発揮し、ハンガリー軍の貴重な機甲兵力として奮戦したのでした 【 「ハンガリー 40M ニムロッド 対空自走砲」のキット内容について 】●このハンガリー軍の対空戦車「40M ニムロッド」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●車体と砲塔の主要部はスライド式金型を使用した一体成型のパーツで構成、その他の部分については細分化されたパーツとエッチングパーツとで再現した内容となっています ●ホビーボス社製「GMC トラック ボフォース 40mm機関砲装備型」の「ボフォース 40mm機関砲」と、「ハンガリー軽戦車 38M トルディ 1 (A20)」の履帯を使用、「40M ニムロッド」としての車体、砲塔部などを新規金型で作り起こしたものとなります ・ 「40M ニムロッド」と「トルディ 1」とは車体形状、転輪数が異なっており、「ハンガリー軽戦車 38M トルディ 1 (A20)」からは履帯パーツのみが流用されています ●「40M ニムロッド」のエンジンルーム及びドライブシャフト部分を除く車体内部が再現されています ●「40M ニムロッド」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、「ボフォース 40mm機関砲」のメカニカルで複雑な砲架の構造を再現、「40M ニムロッド」としての薄い装甲板で構成された砲塔が表現されています ●「ボフォース 40mm機関砲」の砲身は一体成型で、砲口部分が開口処理されています ・ 機関砲の機関部は左右分割式で、先端部の駐退器のバネを挟み込んで接着します ・ 装弾部は4パーツで構成されています ●機関砲の砲架は左右分割式で、砲塔バスケットの床面に直接接着します ・ 左右の平衡器は一体成型されています ・ フットペダル、操作ハンドル及び操作ハンドル基部などがパーツ化 ・ 各座席は、2~4パーツで構成 ・ 照準器はリング式ではなく、「40M ニムロッド」用としての箱型タイプを再現 ・ 防盾は、左右の防盾とステーとの3分割式です ●砲塔は上下分割式で、これに砲塔バスケットの床面を接着します ・ 砲身可動部の防盾は個別にパーツ化され、4パーツで構成 ・ 砲塔内部側面に装備される砲弾クリップは、クリップ本体と上下の固定具とで構成 ・ 砲塔内部のラック、消火器などがパーツ化 【 車体上部 】 ●車体上部は、「40M ニムロッド」としてレイアウトとなる中央部が張り出した形状を再現、特徴的な操縦席部分や前照灯構造などが表現されています ●車体上部は一体成型され、フェンダーは別パーツです ・ フェンダーは前後一体式となっています ・ フェンダー支持架はエッチングパーツにて再現 ・ 操縦手ハッチは別パーツです ・ 前照灯は前後分割式 ・ 前照灯カバーは前後分割式で、前部のスリット部はエッチングパーツです 【 車体下部 】 ●車体下部は、「トルディ1」よりも転輪数が増やされた「40M ニムロッド」としての足周りが再現、他国の戦車とは異なる箱型のサスペンションユニットなどが表現されています ●車体下部はバスタブ式に一体成型されています ・ サスペンションユニットは個別にパーツ化 ・ サスペンションアームは別パーツです ・ ダンパーがパーツ化 ・ 転輪、起動輪、誘導輪は左右分割式です ・ 排気管は上下分割式で、先端部は開口処理されています 【 車体内部 】 ●車体内部の一部が再現されています ・ 操縦席 ・ ハンドル及び各種レバー ・ トランスミッション ・ クラッチ ・ 最終減速器 ・ 操縦席部分の隔壁 ・ エンジンルームの隔壁 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています ・ 履帯は、比較的長いセンターガイドを持つ「トルディ1」用のシングルピン式履帯が表現されています ●前照灯のカバーのスリット部、フェンダー支持架、砲塔内部のラックなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「40M ニムロッド」のマーキングとして、ハンガリー軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ●「40M ニムロッド」の完成時のサイズ ・ 全長 : 157mm ・ 全幅 : 66mm ●全710パーツ ●2013年 一部新金型
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