ドイツ 4.7cm 対戦車自走砲 R35(f) (プラモデル)ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.83807 スケール:1/35
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「ドイツ 4.7cm 対戦車自走砲 R35(f) プラモデル (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.83807 )」です●「ドイツ 4.7cm 対戦車自走砲 R35(f)」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の対戦車自走砲「47mm ルノーR35 対戦車自走砲」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●捕獲したフランス軍の軽戦車「ルノー R35」をベースに、スコダ製「47mm対戦車砲Pak(t)」を搭載した「47mmルノーR35対戦車自走砲」を再現、軽戦車としては重厚な足周りに、独特の箱型の戦闘室を装備した特徴的なフォルムを再現した内容となっています 【 「47mmルノーR35対戦車自走砲」について 】●第2次世界大戦初期において、ドイツ軍では主力対戦車砲として「37mm 対戦車砲 Pak35/36」が運用されていましたが、同砲はポーランド戦から火力不足が指摘されており、将来的な展望からより強力な火砲が求められました ●一方、ドイツ軍の「1号戦車」は、機銃しか装備していない小型戦車として戦車としての能力が不足していましたが、保有している車両数は多く、その有効活用法として自走砲化が進められます ●この自走砲化には対戦車自走砲も含まれていたものの、「37mm対戦車砲 Pak35/36」よりも強力な火砲は「50mm 対戦車砲 Pak38」は試作段階、「42口径 50mm戦車砲」は「3号戦車」へと割り当てされており、使用できる砲はチェコのスコダ製「47mm対戦車砲 Pak(t)」しか存在していませんでした ●そこで、1939年末ごろから「1号戦車B型」をベースに、「47mm対戦車砲 Pak(t)」を搭載した「1号 47mm対戦車自走砲」の開発が進められ、フランス戦の開始までに132両が作られました ●「1号 47mm対戦車自走砲」は、フランス戦に実戦投入され、当時のドイツ軍にとって大きな火力を持つ同車は高い評価を獲得します ●この評価を受けて「1号 47mm対戦車自走砲」は増産が決定、そして1940年末にはフランス戦において捕獲した「ルノー R35」を「1号 47mm対戦車自走砲」と同様な対戦車自走砲へと転用する計画が進められました ●この対戦車自走砲は、「1号47mm対戦車自走砲」を参考として開発が行われましたが、戦訓により戦闘室は上部を除いて全周式に装甲板で覆われたものとなりました ●また、その装甲板の厚みは「1号47mm対戦車自走砲」では14.5mmでしたが、20mm厚へと変更、車体自身の装甲の厚さから防御力がかなり強化されています ●この対戦車自走砲は「47mm ルノー R35対戦車自走砲」として制式化、1941年5月から10月にかけて200両が生産されました ●「47mm ルノー R35対戦車自走砲」は主にフランスに駐屯していた部隊に配備され、当初は独立戦車駆逐大隊用の車両でしたが、その後に「75mm砲」や「88mm砲」といった強力な火砲を装備する対戦車自走砲が登場すると戦車駆逐大隊の装備から外され、歩兵師団内の対戦車部隊へと変更が行われました ●同車は、東部戦線などの戦場に本格的に投入されなかった関係から、失われた車両は少なく、1944年6月のノルマンディ戦の時点においても110両余りが運用されていました ●しかし、大戦後期において「47mm ルノー R35対戦車自走砲」の対戦車能力は極めて限定的であり、性能と量に勝る連合軍戦車相手に苦しい戦いを強いられたのでした 【 「ドイツ 4.7cm 対戦車自走砲 R35(f)」のキット内容について 】●このドイツ軍の対戦車自走砲「47mm ルノー R35 対戦車自走砲」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●車体と砲塔の主要部はスライド式金型を使用した一体成型のパーツで構成、その他の部分については細分化されたパーツとエッチングパーツとで再現した内容となっています ●キットは、戦闘室内部はもとより車体内部も再現され、エンジン、動力伝達装置、操縦席部分、燃料タンクなどが細分化されたパーツ構成で細かく表現されています ●「47mm ルノー R35対戦車自走砲」は、フランス戦車改造の対戦車自走砲としては有名な存在で、大戦後期まで使用されたことから、ノルマンディ戦などの西部戦線でのシーンにおいてその小型の車体による独特の存在感は目を惹くことでしょう ●キットは、小型車両ながらサスペンションなどのパーツの細分化やエッチングパーツなどにより難易度が高く、中級者以上を対象としたアイテムとなります ●「47mm ルノー R35対戦車自走砲」は、「戦闘室」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 戦闘室 】 ●戦闘室は「47mm対戦車砲 Pak(t)」の構造や、「47mm ルノー R35 対戦車自走砲」としての戦闘室の構造、装甲の薄さ、後部の砲弾ラックなどが再現されています ●「47mm対戦車砲 Pak(t)」の砲身は、上部の駐退装置と先端部のマズルブレーキ、砲尾を含めて左右分割式です ・ 閉鎖器は別パーツです ・ 閉鎖ハンドルなどがパーツ化 ●砲架は左右分割式で、5バーツで構成される台座部分と組み合わせます ・ 防危ステー、操作ハンドルなどがパーツ化 ・ 照準器は1パーツで構成されています ・ 防盾は1パーツで再現され、支柱と砲身上部の小防盾は別パーツです ●戦闘室は、前部、後部、下部の3分割式です ・ 側面のドアは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 戦闘室前面の照準用の扉は別パーツで、開閉選択式です ・ 後部内側の砲弾ラックが再現、砲弾が詰まっていない状態となっています ・ 無線機は前後分割式で、側面のステーは別パーツです ・ 戦闘室内部に装備されているペリスコープ、手榴弾、消火器、ガスマスクケース、サブマシンガンラック、水筒などがパーツ化 【 車体上部 】 ●車体上部は、フランス戦車「ルノー R35」としての曲面を基調とした基本車体に、フェンダーが装着された構造を再現、「47mmルノー R35 対戦車自走砲」として戦闘室部分の開口部が拡大された造りが表現されています ●車体上部は一体成型され、フェンダーは別パーツです ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 前部の点検ハッチは別パーツです ・ 車体前面の銘板を再現するエッチングパーツが付属 ・ フェンダー上のジャッキ、雑具箱、バックミラーなどがパーツ化 ・ フェンダーと車体との固定具はエッチングパーツにて再現 ・ 車載工具類は固定具を含まない状態でパーツ化され、前後各1パーツで構成された固定具パーツに差し込む方式となります ・ 排気管は5パーツで構成されています 【 車体下部 】 ●車体下部は、「ルノーR35」の複雑なサスペンションを細分化されたパーツ構成により再現、車体内部の構造はフロアパネル上に積み上げる構成となっています ●車体下部は、各パネルを貼り合せる箱組み方式となっています ・ 各サスペンションユニットは細分化されたパーツ構成で、内部のスプリングなどがパーツ化、転輪を含めて13パーツで構成されています ・ 転輪は各1パーツで再現 ・ 誘導輪は左右方向に3分割式です ・ 起動輪は、本体とハブキャップとで構成 【 車体内部 】 ●車体内部の一部が再現されています ・ エンジン (30パーツで構成) ・ トランスミッション ・ クラッチ ・ 変速レバー ・ ラジエター ・ エアクリーナー ・ 燃料タンク ・ 操縦席 (7パーツで構成) ・ 各種ペダル ・ 操行レバー ・ ペダルなどの伝達装置 ・ 最終減速器 ・ メーターパネル ・ 操縦手ハッチ開閉装置 など 【 履 帯 】 ●履帯は、一部連結式履帯が付属しています ・上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツとなっています ●フェンダーの固定具、銘板、サスペンションの一部、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「47mm ルノー R35 対戦車自走砲」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例(ジャーマングレー単色とダークイエローをベースとした2色迷彩)が説明書に記載されており、国籍マーク、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています ●「47mm ルノー R35 対戦車自走砲」の完成時のサイズ ・ 全長 : 126mm ・ 全幅 : 53mm ●全290パーツ ●2013年 完全新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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