ドイツ 重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 (プラモデル)タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.295 スケール:1/35
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「ドイツ 重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型 プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.295 )」です●「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット●大戦中、ドイツ軍の量産された戦闘車両としては最大かつ最強を誇った「Sd.Kfz.186 ヤークトタイガー」を再現、「ヤークトタイガー」の直線で形成された迫力有る姿をタミヤタッチを最大限に活かして表現することができる好キットです ●キットは内容は、同社の「キングタイガー」のバリエーションキットではなく、全てのパーツが新規で開発されており、転輪などの「キングタイガー」と共通するパーツについても、より表現力が豊かになっています ●細部ディテールにについてはタミヤスタンダードのキレの冴える彫刻が施され、装甲板の切断面の傷や、車体装甲板の微妙な「荒れ」も表現、タミヤが誇る成型技術が光る内容となっています ●一方、タミヤのMMシリーズの最大の美点でもある「作り易さ」も追求されており、ディテールも重視しながら、パーツ数は抑えられ、各パーツの合いは良好、誰でもが組み易いキットです ・ ストレート組みで「ヤークトタイガー」の魅力を気軽に楽しむのも良し、ハードな作りを楽しむ人は、「究極」の「ヤークトタイガー」を目指すのに、格好のキットとなるでしょう 「実車について」 ●独ソ戦に突入したドイツ軍は、防御力と火力に優れた「T-34」や「KV-1」などのソ連戦車の登場により苦戦が続いていました ●この苦境において、ドイツ軍の前線部隊は強力な火力により遠方から一撃のもとで敵戦車を撃破できる重自走砲の登場を切望するようになります ●この要請を受け、ドイツ軍は1943年に超重戦車「マウス」に搭載予定の「128mm砲」を装備する自走砲の開発を開始しました ●「マウス」の搭載砲は、後に制式化された「128mm対戦車砲 Pak44」で、当時としては最大の火力を誇り、距離2000mにおいて148mm厚の装甲板を貫通することができました ・ この「128mm対戦車砲 Pak44」は、大口径砲であった為に分離装薬の方式で、発射速度が遅いのが欠点でした ●この砲を搭載する為に当時の最大の戦車である「タイガー2」の車体を利用することが考えられましたが、「128mm砲」は余りに大きく、「タイガー2」の車体を更に30cm延長することとなりました ●この改修点を受けて完成した車輌が「ヤークトタイガー」で、戦闘重量は75トン、特に戦闘室前面の装甲厚は250mmと、従来のどの国の戦闘車両も用いることができない防御力を有する、まさしく「モンスター」車輌でした ・ 重量が75tに達する「ヤークトタイガー」は、第2次大戦における最も重い量産された戦闘車両となります ●「ヤークトタイガー」は、2つペアの転輪を構成する「ポルシェ式懸架装置」と、「タイガー2」と同じタイプであるトーションバー方式の「ヘンシェル式懸架装置」を持つ2両の試作車が作られました ●「ポルシェ式懸架装置」はコストが安く、車体外部に懸架装置を装着する形なので「ヘンシェル式懸架装置」に比べて車高を低くできるという長所を持ち、そのまま試作車を含めて10両が生産されます ●しかし、テストされた結果、「ポルシェ式懸架装置」は走行時の騒音が酷いことが判明、その後、生産は「ヘンシェル式懸架装置」のタイプに以降することとなりました ●完成した「ヤークトタイガー」は、ヒトラーに気に入られ、最重要兵器として優先的に生産するものとされましたが、その生産工程の複雑さから終戦までに80両余り(一説には83両)の生産数に止まりました ●「ヤークトタイガー」の生産は月産10両に満たらず、生産の途中で数々の仕様変更が行なわれました ●「前期型」とは予備キャタピララックが前後に分かれているのが特徴で、「後期型」となると、その間にもう一列ラックが増設され、前方ハッチの取っ手も増やされることとなります ●「ヤークトタイガー」は、陸軍の「第653重戦車駆逐大隊」と「第512重戦車駆逐大隊」に配属、「アルデンヌ戦」から実戦参加し、当初の目的通り遠距離から敵戦車群を撃破するなど活躍しました ●ただし、登場次期が完全なる後退戦となった為に、その大重量により回収が困難で、故障等により放棄される場合が多かったようです ●この「ドイツ重駆逐戦車 ヤークトタイガー 初期生産型」を再現した組立キットです ●車体には装甲板の噛み合せの表現が施され、最大装甲厚250mmを誇った分厚い装甲の「ヤークトタイガー」の重厚感を感じとることができます ●「キングタイガー」よりも、延長された車体や、主砲の俯角を確保する為に10cm低くされた車体前部など「ヤークトタイガー」の持つ特徴がしっかりと再現されています ●また、戦闘室の底板もパーツ化、戦闘室の天板も別パーツ化され、戦闘室内部を区切るように伸びる「128mm対戦車砲 Pak44」の砲尾の存在が、「キングタイガー」を更に延長した巨大な車体を以てしても、砲がギリギリに搭載されていることが実感できます 「車体上部」について ●車体上部は、戦闘室も含めて一体成型されており、これに戦闘室前後、天板パーツを取り付ける構成となっています ●車体上部には、タミヤタッチによる装甲板の切断面や表面装甲の微妙な「荒れ」が再現され、一方、防盾や戦闘室前面には荒々しい鋳造表現が施されており、「ヤークトタイガー」の迫力が感じ取れます ・ 車体前面のボールマウント部は別パーツ、周囲の特徴的な溶接跡もモールドされています ・ トラベリングクランプは展開時と収納時の選択式となっています ・ 車体前部のハッチは、開閉が選択して作製できるようになっています ・ 車体上部のスポンソン部分には、下面を塞ぐ板状のパーツが用意されています ・ 側面には、サイドスカートを取り付ける為の「ベース部分」がモールドされており、スカートを取り外した状態も再現可能です ・ 車体後部に装着させる対空機銃マウントもパーツ化され、装着させる対空機銃用の「MG42」機関銃も用意されています ・ 前部点検板やエンジングリル部の細かな「吊り下げフック」もパーツ化されています ●エンジングリル部に装着するメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています 「戦闘室」について ●主砲は、左右分割式で、ポリキャップを使用することにより、上下左右方向に可動します ・ 主砲は砲尾部分も再現され、「128mm対戦車砲 Pak44」の巨大な存在感に驚かされます ●車長用の回転式ペリスコープは別パーツで、その前部に存在する「砲隊鏡」用の小ハッチも開閉が選択式となっています ・ 車長ハッチは開閉が選択式です ●ペリスコープガードは別パーツで再現され、装備させるペリスコープ8個付属しています ●戦闘室後部の脱出ハッチは別パーツ化され、ハッチ裏側のロック機能も再現、開閉状態が選択して作製することができます 「車体下部」について ●車体下部は、後部を除きバスタブ型で成型、トーションバーは別パーツとなっており、車体下部側の突起を切り取ることで、サスペンションが動いている状態へも改造が可能です ・ 転輪、起動輪類はポリキャップを内蔵することにより可動します ・ 転輪はディスク部分を別パーツとして立体感豊かな仕上がりで、足まわりのリアル感を高めています ●キャタピラは、プラ製の一部連結式と接着と塗装が可能なベルト式の2種類が付属、選択して製作することができます ・ プラ製の連結式のパーツは、上下部分は長いタイプと短いタイプとで構成され、それぞれ実物が持つ微妙な弛みも再現、前後の曲線部は1枚づつのタイプが用意されています ●臨場感を高める搭乗員の半身像のフィギュアが2体付属しています ・ 車長のフィギュアはハッチに手を掛け、略帽を被った姿を再現 ・ 操縦手のフィギュアは、規格帽を被った姿が再現されています ●キットには下記の各車両についての塗装のカラーの5面図が付属しています ・ 第653重戦車駆逐大隊 第3中隊 331号車 (1945年3月) ・ 第653重戦車駆逐大隊 第3中隊 323号車 (1945年3月) ・ 第653重戦車駆逐大隊 第3中隊 332号車 (1945年3月) ・ 第653重戦車駆逐大隊 第1中隊 131号車 (1945年3月) ・ 第653重戦車駆逐大隊 第1中隊 114号車 (1945年4月) ●説明書に指示されている国籍マーク、車体番号、車台番号が再現されているデカールが付属しています ●2008年 完全新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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