「川崎 キ-102甲 プラモデル (ソード 1/72 エアクラフト プラモデル No.72103 )」です●日本陸軍の双発複座戦闘機「川崎 キ-102甲」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。 ●基本設計は完成していたものの、実際には「キ-102乙」の機体をベースに「甲型 (高高度戦闘機)」として運用した「キ-102甲」を再現。 ●「キ-102乙」と異なる ・ エンジンカウル部に延長排気管や冷却タービンを設置 ・ 機首の武装を「37mm機関砲」に変更 などを再現することで、「キ-102」の「甲型」を再現した内容となっています 【 川崎 キ-102甲 (ソード 1/72 エアクラフト No.72103) プラモデルの内容について 】●帝国陸軍の高高度戦闘機「キ-102甲 (五式複座戦闘機)」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。 「川崎 キ-102乙 日本陸軍 襲撃機」のプラモデルをベースに、「甲型」再現用のエンジン部パーツ、機首機関砲のパーツをセットしたバリエーションキットとなります。 「キ-102」の機体胴体部 ●機体胴体部は左右分割のパーツで構成、主翼部、エンジンカウル部、水平尾翼部は別ブロック化しています。 ・ 機体パーツ全体にはうっすらとした浅めのパネルラインが凹モールドで掘り込まれており、ごく一部ですがにリベット跡もモールド化して再現しています。 ●コクピット及び銃座部は独立してブロック化しており、コクピット、銃座を組み立てた後、機体胴体パーツで挟み込む構成となっています。 ●機種部の37mm機関砲は別パーツ化して再現しています 「キ-102」のエンジンカウル ●エンジンカウルは左右分割のパーツで構成、延長排気管、カウル下部の空気取入口は別パーツ化してカウル形状を再現しています。 ・ 冷却用タービンやカウルフラップはパーツ上にモールド化して再現 ・ 「ハ-112-2 エンジン」はカウルから見える正面部分のみを別パーツ化して再現しています ●プロペラ部はプロペラブレード、スピナー、プロペラハブなどに分割したパーツ構成。 ・ プロペラブレードは一体成型のパーツ、プロペラ軸にピッチをつけた状態で再現しています ●機体胴体上部に設置されたアンテナ支柱などは別パーツ化して再現しています 「キ-102」の主翼・水平尾翼 ●主翼は上下に分割したパーツ構成、主翼下面を一体成型のパーツ、上面は左右で独立したパーツとなっています。 ・ 主翼上の補助翼や、バルジなどは凹凸を交えた弱めのモールドで再現しています ・ ピトー管は一体成型の別パーツで再現しています ・ 翼端の航法灯はパーツ上にモールドで再現、主翼左の着陸灯カバーはクリアパーツで再現しています ●水平尾翼は一体成型のパーツで再現、左右それぞれ独立したパーツとなっています。 ・ 尾翼上の方向舵や、パネルラインなどは凹凸を交えたやや弱めのモールドで再現しています 「キ-102」の降着装置 ●エンジン下部に設置された主脚、機体尾部の尾輪は展開した状態、駐機状態を再現しています。 ●主脚はタイヤ、脚柱、脚カバーに分割したパーツで再現しています。 ・ 主脚部は独立してブロック化したパーツ構成、脚格納庫内壁パーツに脚柱、タイヤを取り付けてから主翼下面パーツに取り付けます ・ タイヤは左右分割のパーツで再現、ホイール部分などを凹モールドで再現しています ●尾輪は一体成型のパーツで再現。 「キ-102」のコクピット部 ●パイロット、銃座部とで区分けされたキャノピーは、それぞれ一体成型のクリアパーツで再現。 ・ キャノピーフレームのラインは凹モールドで再現しています ●パイロット席内はパイロットシート、計器盤、左右コンソール、操縦桿、無線機などを別パーツ化して再現。 ・ パイロットシート前方の照準器も別パーツ化、クリアパーツで再現しています ・ 計器盤のメータ類は様々な丸型形状を凹モールドで再現しています ●後部銃座のシートを別パーツ化して再現。 ・ 12.7mm機関砲を再現したパーツも付属していますが、戦闘機仕様とする際には使用しません 【 川崎 キ-102甲 (ソード 1/72 エアクラフト No.72103) の塗装・マーキング 】●組立説明書内に日本陸軍に所属した2種の機体マーキング例がカラーで記載されており、このうち1機を選択して再現することが可能です。 ●マーキング・塗装図。 ・ 日本陸軍 所属機 (1945年) ・ アメリカ陸軍航空隊 鹵獲機 (戦後) ●マーキング図に応じたデカールが付属。 ・ 付属のデカールには日の丸、アメリカ軍のマークなどがプリントされています 【 川崎 キ-102甲 (ソード 1/72 エアクラフト No.72103) のパッケージ内容 】・ キ-102甲 高高度戦闘機 ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立説明書 ×1 【 川崎 キ-102甲 について 】●「キ-102甲」は約25機が生産されたとされる陸軍の双発複座高高度戦闘機です。 ●「キ-102乙」よりも遅れ、川崎航空機で開発・製造が進められ、終戦までに25機が製造されたと言われています。 ●1944年6月に試作1号機が完成し、のちに排気タービン付の機体1機、排気タービン無しの機体3機をもって実用審査が行なわれました。 ●武装は機首に「37mm機関砲」(携行弾数は35発)を装備、他に「20mm機関砲」2門と「12.7mm機関砲」1門を装備し、爆弾は500kgまで搭載可能でした。 ●陸軍航空審査部で審査中にB-29の邀撃に参加し戦果をあげましたが、その後、排気タービンの作動不良が原因で満足な活動はできませんでした。
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