「NC-010 マンダリンオレンジ 塗料 (ガイアノーツ NAZCA カラー No.30727 )」です●原型制作、模型誌の作例などで活躍中の「NAOKI」氏がプロデュースするブランド「NAZCA」から、「NAOKI」氏が雑誌作例などをする際、調色して使用する色調を再現可能なカラーが「NC-010 マンダリンオレンジ」です。 ●「NC-010 マンダリンオレンジ」は、赤味を強く調整した「オレンジ」、ワンポイントで使用しても存在を主張してくれる塗料です。 ●今まで限定の大瓶で販売していましたが、使用しやすい一般サイズで通常のNAZCAカラーのラインナップに加わりました。赤味が強く発色の良いオレンジで、ベースカラーで使い強い主張を前面に出したり、ホワイトやブルーなどをベースにした際の差し色に利用することもできる色調になっています。 ■ NC-010 マンダリンオレンジ 概要 ・ 色名 : NC-010 マンダリンオレンジ ・ ツヤ加減 : 光沢 ・ 品番 : 30727 ・ 内容量 : 15ml ・ 種類 : ラッカー塗料 【 ガイアノーツ NAZCAシリーズ カラーについて 】●「ガイアカラー」を始め、「Mr.カラー」や「タミヤカラー」など、非常に多くの種類の塗料が市販されていますが、赤や青、白やグレーといった複数の異なる色相で構成されてるロボットやキャラクターモデルを塗装しようと思った時、こんなにも多数にある塗料の中から、ぴったりとした相性の良い色同士を選択することは意外なほど難しいことに気づきます。 ●いわば学校の絵の具セットの基本色を基準にして発展してきた模型用の塗料は、艦船やAFVといったプラモデルのブームに合わせるようにして、そこで使用されているミリタリー系の実色を取り込みつつ、彩度や明度の調整は個人の感覚に任せるようにして色数を増やしてきました。 ●プラモデルのジャンルとしてAFVや艦船、飛行機、カーモデルといった、いわゆるスケールものと呼ばれるジャンルは依然根強い人気を持続しており、ミリタリー色や実車の色をプラモデル用の塗料へと反映する試みは相変わらず旺盛です。 ●一方で、スケールジャンルを凌駕する勢いでユーザーを増やしているのがロボットやフィギュアなどのキャラクターモデルのジャンルである事は、プラモデル売り場の面積比率を見れば一目瞭然なのですが、組立説明書には一部のキャラクターモデルを除き、相変わらずミリタリー色等を調色して使用するといった指定しかされていません。 ・ ただ、塗料の指定は誰でも入手しやすい塗料を指定せざる得ず、流通の都合上、やむなく広く市場に出回っている塗料を指定せざるを得ないといった事情もあり、これを否定できない側面もあります。 ●このような指定を基準にすると、キャラクターモデルの塗装をする時は、止む無くミリタリー系の塗料を応用するしか術がなく、ユーザーの要望に応えるように、過去にはボックスタイプの「ガンダムカラー」などのアニメカラーも販売されていましたが、特定のロボットの指定色を調色したものであるため汎用性に欠け、また、ほとんどがスポット生産で終わってしまい継続的な使用はできませんでした。 ●もちろん、キャラクタージャンルにおいてミリタリータッチを反映させ「実存するもの」と仮定して塗装することは正解であり、ウェザリングなどを加えて「リアル」っぽく仕上げるのは完成時の満足度を高めてくれます。 ・ しかし、イラストやアニメーションの表現が進むにつれ、「存在するもの」だけでなく「2次元の架空のもの」も「リアル」へと近づきつつある中、たとえば赤や青、白がベースカラーになるキャラクターモデルの塗装には、もっと明るく、発色の良い色調で塗装をするのが「オレのリアルである」といった嗜好も強くなり、また、鮮やかな色調で整えられた塗装は素直に「格好良く」、かつ、人を魅了させてくれます。 ●ところが、鮮やかなお気に入りの塗料に合わせて、クリアカラーや純色カラーを使って明度や彩度を合わせるように他の色を調色するのは難しく、上手くいかないと部分的に色が浮いたり、沈んだりと、折角の作品が今一つバランスの取れないものになってしまいます。 ・ そもそも今ある塗料では調色を行おうにも選択肢が少なく、ベースカラーとしてマッチするものが見当たらなかったり、色を創ろうと思っても職人的な感覚が必要になってしまい、そこまで色を追求できるスキルは、「色彩設計」のようなその道のプロでもない限り、誰もが持っているものではありません。 ●プラモデル市場の大多数をキャラクターモデルユーザーが占めていると思える現在、ガイアノーツはユーザーの潜在的な要望をすくいあげるかのように「ボトムズカラー」や「ダグラムカラー」「エヴァンゲリオンカラー」といったアニメ指定色、「電脳戦機バーチャロンカラー」や「フレームアームズガール カラー」といったデザイナー指定色、いわば2次元世界のカラーを積極的に展開、彩度、明度共にバランスのとれた色を常時入手できるようにして、誰もが手軽にかつ自在に「オレ的なリアル」や「鮮やかな色の組み合わせで魅せる格好良さ」をプラモデルに反映できるような環境を構築し続けています。 ●そしてこのような「指定色」と並んで、ロボットを主体としたキャラクターモデルが映えるように、彩度と明度を高くして、相互の色調を整えた汎用的なカラーを展開しているのが、プロモデラー「NAOKI」氏のブランド「NAZCAカラー」です。 ●白や青、赤、そして関節や内部メカのグレーなどロボットで多用する箇所、いわばベースカラーにあたる部分に、複数の色を調色する手間や色の濁りを避けつつ、鮮やかな色で塗装することができ、「電脳戦機バーチャロンカラー」や「フレームアームズガール カラー」と併用して相互に補完する役割も持つ、新時代のキャラクターモデルにマッチするカラーシリーズとなっています。 ●「NAZCAカラー」は「光沢(つやあり)」の色調で調整、「ツヤ消し」から「光沢」への調色を行うことは「塗料」ではほぼ不可能なものです、「光沢」カラーのメリットを各自の創意工夫で存分に楽しんで下さい。 ●画面に映し出された機体のイメージを優先してピカピカの「光沢」で仕上げるのもよし、お好みの量の「フラットベース (つや消し用添加剤) (No.006)」を加えてミリタリー調のツヤ消しで仕上げるのもよし、さらに「光沢」のメリットを活かしてデカール貼付後に「水性トップコート (半光沢)」「水性トップコート (つや消し)」などでお好みの状態で再現することも可能となっています。 【 NC-010 マンダリンオレンジ (ガイアノーツ NAZCAシリーズ No.30727) の使用方法について 】●「NC-010 マンダリンオレンジ」はガイアカラーシリーズに属するバリエーション塗料、いわゆるラッカー系塗料(溶剤系アクリル樹脂塗料)です。 ●筆塗りはもちろん、エアブラシにも使用する事ができます。 ・ エアブラシによる吹き付け塗装の際には、溶剤が空気中で蒸発してくれるため、塗料粒子のみが対象にのり、調合されたカラーどおりの鮮やかな発色をさせることが可能です。 ●塗料の希釈(薄め)・洗浄には、溶剤として「プロユースシンナー 特大」「プロユースシンナー 中」「G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)」などの「ラッカーシンナー」を使用しますので、「水性アクリル塗料」や「エナメル塗料」よりも乾燥時間が早いのが特徴です。 ●塗料の希釈(薄め)の目安 ・ エアブラシによる吹き付け塗装の際は、塗料「1」に対して「プロユースシンナー 特大」「G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)」などの溶剤を「2~3」の割合で希釈するのが目安になります。 ・ 筆塗り塗装の際には塗料「1」に対して「プロユースシンナー 特大」「G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)」などの溶剤を「1」の割合で希釈するのが目安になります。 ・ 乾燥スピードが早いので、筆塗りの際には「リターダー MAX」をご利用されることをおすすめします。 ・ 希釈濃度はひとつの目安です、いずれの場合も、気温、湿度、ビンに残った残量、各人の好みなどに応じて変化しますので、上記をスタートにして各自で調整し、お好みの希釈濃度でご利用下さい。 ●いわゆる「ラッカー系塗料」ですから、溶剤(うすめ液)に「G-color 溶剤シリーズ」などのラッカーシンナーを使用する塗料と互換性があり、混色したり、足りない色調を補完することができます。 (「ガイアエナメルカラー」などの性質の異なる塗料とは混ぜ合わせて調色を行うことができません) ・ また、重ね塗りの際、下地にする塗料は下記のカラーをご利用になることをお勧めします、「水性ホビーカラー」や「タミヤカラー アクリル」などの水溶性アクリルや、「ガイアエナメルカラー」などのエナメル系塗料を下地にすると、塗料が溶剤成分で侵されてしまう可能性があります。 ■ NC-010 マンダリンオレンジ と互換性のある塗料の例 ●ガイアノーツ ・ N.A.Z.C.A (ナスカ) シリーズ ・ ガイアカラー ・ ガイアカラー Ex ・ ガイアカラー ミリタリー ・ ガイアカラー 鉄道模型用カラー ・ ボトムズカラー ・ ダグラムカラー ・ エヴァンゲリオンカラー ・ サイバーフォーミュラーカラー ・ 電脳戦機バーチャロンカラー ・ メカトロウィーゴカラー ・ フレームアームズガール カラー(一部) ・ フレームミュージックガール カラー ・ クラッシャージョウ カラー ●GSIクレオス ・ Mr.カラー ・ Mr.カラー GX ・ Mr.カラー 色の素 ・ Mr.クリアカラー GX ・ Mr.カラー 40th Anniversary ・ Mr.カラー ラスキウス ・ Mr.カラー 特色 ・ Mr.カラー特色 ヤマトカラー ・ ガールズ&パンツァーカラー ・ リトルアーモリーカラー など。 ●基本的にガイアノーツ製以外の塗料についての互換性はメーカーさんが保証するものではございません、また、同じ会社の塗料であっても、メタリックやマイカ系の色など、色の種類によっては混色ができない場合もございますので、本塗装に入る前に必ずテストをした上、各自のご責任においてお試し下さい。 ・ 「タミヤ ラッカー塗料」と混色はできません、ご注意下さい。 ■ ツヤ目の調整 - 光沢・半光沢・ツヤ消し・オーバーコート ●「光沢色」を「つや消し」にしたい場合には、「フラットベース (つや消し用添加剤)」を「10~20パーセント」を目安に、「半光沢」を「つや消し」にしたい場合には「フラットベース (つや消し用添加剤)」を「5~10パーセント」を目安にして混ぜて下さい。 ●また、「プレミアムマットパウダー 超微粒子タイプ」「プレミアムマットパウダー 微粒子タイプ」を塗料10mlに対して0.1~0.5gを混ぜてツヤ消しにすることもできます。 ●クリアー、フラットクリアーなどでオーバーコートも可能です。 ・ 塗装を行い乾燥した後、ラッカー系の「Ex-クリアー」「クリアー」「Ex-フラットクリアー」「フラットクリアー」、水性系の「プレミアムクリアー 光沢」「プレミアムクリアー つや消し」などのクリアー系塗料を塗り重ねてでツヤ加減を調整することができます。 ・ ラッカー系塗料ならではの強い塗膜で研ぎ出しも可能、クリアー加工の前後で研ぎ出し作業を行うことが可能です。 ■ 塗料の希釈・使用後の洗浄 ●溶剤・洗浄には必ず模型用に調整された専用の「薄め液 (溶剤)」をご利用下さい。 ●塗料を希釈する(薄める)際には ・ N.A.Z.C.A (ナスカ) シリーズ ・ G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤) ・ G-color 溶剤シリーズ (T-06 ブラシマスター) ・ G-color 溶剤シリーズ (T-07 モデレイト溶剤) ・ G-color 溶剤シリーズ (T-09 メタリックマスター) ・ Mr.カラー うすめ液 ・ Mr.レベリング うすめ液 ・ タミヤ ラッカー溶剤 ・ 「ピュアシンナー(110cc)」「ピュアシンナー (250cc)」などのフィニッシャーズ系溶剤 など、溶剤はガイアノーツ製を始め各社のものを使用することが可能です。 ●塗装後に筆やエアブラシなどを洗浄する専用の溶剤として ・ 「ツールウオッシュ(特大) (T-04h)」「ツールウオッシュ(大) (T-04m)」「ツールウオッシュ(中) (T-04s)」「マイルドツールウオッシュ(大) (T-13m)」 ・ 「Mr.ツールクリーナー 改 (T-116)」「Mr.ツールクリーナー 改 (T-113)」 ・ 「エアーブラシクリーナー (87089)」 などを使用することが可能です。 ●ただし、ガイアノーツ製以外の溶剤を使用するのはメーカーさん非推奨です、使用する場合には必ず事前にテストをして頂き、自己責任の上でご利用下さい。 【 NC-010 マンダリンオレンジ (ガイアノーツ NAZCAシリーズ No.30727) の製品仕様 】●商品名 : NC-010 マンダリンオレンジ ●内容量 : 15ml ●塗り面積の目安 : 0.24平方メートル (3回塗り) ●品名 : 合成樹脂塗料(いわゆる「ラッカー系塗料」に分類されます) ●成分 : 合成樹脂(アクリル)、顔料(染料)、有機溶剤 ●第4類第1石油類 (火気厳禁) ●用途 : プラモデル、各種模型、工作ほか ●適応素材 : スチロール樹脂、ABS、アクリル、塩化ビニール樹脂、木、紙、ゴム、粘土、石膏 ●日本製 ●ABS素材のパーツに使用すると、塗料の浸透によりパーツが割れる事がございます、ご注意下さい。 ●ご利用の前には容器に記載されている取り扱い説明をよくお読み頂いた上、ご使用になって下さい。
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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