3号突撃戦車 D型
「3号突撃戦車 D型 (プラモデル) (フジミ 1/76 スペシャルワールドアーマーシリーズ No.010 )」です
●「3号突撃戦車 D型」を1/76スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦初期におけるドイツ軍の突撃砲「3号突撃砲」の「短砲身型」を再現、B型から改修された3突D型が再現されています【 「3号突撃砲 D型」について 】
●1936年、ドイツが電撃戦の具体化に向けた準備の一環として、歩兵部隊と密接に連携できる「自走対戦車砲架」の開発が進められていました
●第1次世界大戦からの教訓により、強固な防御陣地を突破するためには強力な火力と装甲、迅速な展開が可能な機動力を備えた歩兵直協支援用の車両が不可欠と考えられていたのです
●ベースとなる車両には当時主力戦車として実用化が進められていた「3号戦車」が選ばれ、実験シリーズ車両の運用試験は高い評価を得たため実用化に踏み切られました
●このドイツ独特の形式を持った車両は、「突撃砲(Sturmgeschutz)」という名称が与えられることになり、各地の戦線において本来の歩兵支援だけではなく、対戦車戦闘にも従事し、第2次世界大戦を通じて活躍しています
●この「3号戦車」をベースとした「突撃砲」は、同様に「4号戦車」の車体を利用した「4号突撃砲」の登場により「3号突撃砲」と呼ばれ、「A型」から「G型」のタイプのバリエーションを持ちます
・ 短砲身の「75mm砲」を搭載したのは「A型」~「F型」の初期型までで、以後は対戦車能力を増した長砲身型となりました
●最初の生産型である「A型」は30両しか生産されず、「B型」から本格的な量産が始まりました
●「C型」「D型」は、「B型」の次に量産されたタイプで、1941年5月から生産が開始、「C型」が50両、「D型」が150両作られています
●「C型」「D型」は、「B型」の弱点であった前面の照準用の開口部が廃止され、照準は戦闘室上部ハッチ部から突き出すような形式に改められました
●なお、「C型」と「D型」との主な違いは内装関係によるもので、外観上の違いは認められません【 「3号突撃砲 D型」のキット内容について 】
●この「3号突撃戦車 D型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「3号突撃戦車 D型」をシャープに表現、車体内部が再現され、各ハッチも開閉が選択できますので、ハッチを開いて内部が見えている状態を楽しむことができる内容となっています
●短砲身「75mm砲」の砲身は、基部の一部と一体成型となっています
・ 砲身は、上下に可動式とすることが可能です
●「3号突撃砲 D型」の車体は、車体上部、戦闘室、車体下部の3ブロックで構成されています
●車体上部は、フェンダーが一体成型されています
・ エンジングリル部の吸気口は別パーツとなっています
・ 車体前部及びエンジングリルの点検ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます
・ 前照灯、ライトガード、前部の雑具箱が別パーツ化されています
・ 排気管、発煙装置は別パーツです
●戦闘室は一体成型され、後面パネルが別パーツとなっています
・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 照準器、砲隊鏡が別パーツにて再現
●「3号突撃戦車 D型」の車体下部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています
・ サスペンションアームは側面パネルに一体成型
・ 各転輪は左右分割式です
●履帯はプラパーツによる接着連結式で、上下部分は長く繋がったパーツ、前後の曲線部は2枚が繋がったタイプを組合わす方式となっています
・ 履帯上部には、上部転輪による弛みが表現されています
●車体内部が再現されています
・ 主砲部分は、砲架、砲尾、駐退装置などがパーツ化
・ 戦闘室床面は別パーツにて再現
・ エンジン、トランスミッション、動力伝達装置は車体下部床面パーツにモールドで再現されています
●車長と装填手を再現した立像のフィギュアが各1体付属しています
●説明書のマーキング指示に基づく、国籍マーク、部隊記号、戦術マークなどを再現したデカールが付属しています
●品番替えリニューアルアイテム