アメリカ M4A1 シャーマン M17/4.5インチ ロケットランチャー
「アメリカ M4A1 シャーマン M17/4.5インチ ロケットランチャー (プラモデル) (ユニモデル 1/72 AFVキット No.224 )」です
●「アメリカ M4A1 シャーマン M17/4.5インチ ロケットランチャー」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の「M4A1」中戦車を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、砲塔上に「M17 114mmロケットランチャー」を装備したタイプを再現しています
●ベースとなる「M4A1」は、「M4A1」の初期型車体に、狭小型の防盾を付けた「75mm砲 砲塔」を装備したタイプとなっています【 「M4A1 M17 114mmロケットランチャー装備型」について 】
●第2次世界大戦において各国はロケット兵器を使用しましたが、アメリカ陸軍は砲兵の砲撃支援能力をひじょうに重視した一方、命中精度の劣るロケット砲はあまり使用しませんでした
・ これは、物量に勝るアメリカ軍が生産コストの低い兵器にあまり興味を持たなかったものと思われます
●しかし、ロケット砲の利点である多連装式による濃密な弾幕射撃には興味を引かれ、戦車上に搭載するタイプが開発されました
●このロケット砲は、60連装式の「M8 114mmロケットランチャー」と20連装式の「M17 182mmロケットランチャー」 の2種類が存在しましたが、他に極少数生産された車輌として航空機用のロケットランチャーを装備したタイプが作られました
●このタイプは、「P-47 サンダーボルト」などに搭載された3連装の「M17 ロケットランチャー」を18門搭載、ロケット砲の操作は他のタイプと同様に砲身の上下で仰角を制御し、砲塔の回転で方向を制御しました
・ このタイプのロケットランチャーは8両分が製作されています
●これらの「ロケットランチャー装備型」は「カリオペ」と呼称され、強力な弾幕により敵を圧倒、敵の戦線に穴を開け、突破するのに用いられました【 「アメリカ M4A1 シャーマンM17/4.5インチロケットランチャー」のキット内容について 】
●この「M4A1 M17 114mmロケットランチャー装備型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ロケットランチャーを装備した「M4A1」を再現、戦車の上部に多連装式のランチャーを搭載した特徴的なフォルムと迫力とが表現された内容となっています
●「M4A1 M17 114mmロケットランチャー装備型」は、砲塔、車体上部、車体下部、ロケットランチャー部の4ブロックで構成されています
●砲塔は、上下分割式となっています
・ 砲身は上下可動式です
・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 排莢ハッチ部は別パーツです
・ 砲塔は左右旋回が可能です
●車体上部は、エンジングリル部を除き、一体成型されています
・ 前方のハッチは別パーツで開閉状態が選択できます
・ 前照灯、尾灯がパーツ化
・ 前照灯と尾灯のライトガードは、エッチングパーツが用意されています
・ 車載工具類は別パーツとなっています
●車体下部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式です
・ VVSSサスペンションは左右分割式で、上部のスキッド部分はエッチングパーツとなっています
・ 履帯は、プラパーツによる一部連結式で、上下の直線部は繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパー
ツとなっています
●ロケットランチャー部は、ランチャー本体と架台とに分割されています
・ ランチャー本体は、2本と1本とが成型されたパーツが用意され、これを組み合わせて3連装式とします
・ ランチャー先端部は開口部がモールド表現されています
●マーキングは、1種類の塗装例が説明書に記載されています
・ アメリカ陸軍 第760戦車大隊(イタリア / 1945年3月)
●説明書の塗装例に基づく、パーソナルネームと車台番号を再現したデカールが付属しています
●2011年 一部新金型