SPz マーダー 1A3
「SPz マーダー 1A3 (プラモデル) (Revell 1/72 ミリタリー No.03113 )」です
●現用のドイツ連邦軍の歩兵戦闘車「マーダー1A3」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 歩兵戦闘車「マーダー 1A3」について 】
●第2次世界大戦においては、戦場での兵員の輸送には「ハーフトラック」が使われていましたが、戦車の不整地踏破能力が向上するにつれて同じように行動するのが難しくなり、また「ハーフトラック」では重量上に制限がある関係で、装甲を強化するのが困難でした
●そこで、登場したのが装軌式の装甲兵員輸送車で、各国において開発と生産が行なわれました
●しかし、1966年にソ連は「BMP-1」の量産を開始、この車両は他国の兵員輸送車とは異なり、強力な武装を装備し、輸送する兵員もガンポートなどから戦闘に参加できるなど、戦闘兵車としての能力を持ち、それにより機甲歩兵部隊の戦闘能力は飛躍的に向上したのでした
●各国は、この「BMP-1」を参考にして装甲歩兵戦闘車の開発を急ぎましたが、当時の西ドイツ軍は1950年代から「BMP-1」的な車両である「Spz HS.30」を生産しており、これを元に発展させた車両として「マーダー1」歩兵戦闘車を開発しました
●「マーダー1」は「20mm機関砲」を装備する小砲塔を搭載、強力な火力を擁していましたが、対戦車戦闘では十分とはいえず、「ミラン」対戦車ミサイルを搭載した「マーダー1A2」が登場します
●次いで開発されたのが「マーダー1A3」で、追加装甲を前面と側面に装着し、砲塔にリモコン式の「MG-3」機関銃を装備しています
●「マーダー1A3」からは、兵員用のガンポートが追加装甲の関係で廃止されますが、これは視角が狭く、振動の大きな車内からは精密で有効な射撃は期待できず、効果が疑問視されたためです
●現在、「マーダー1A3」は2000両が配備され、ドイツ連邦軍の装甲擲弾兵部隊の主力車両としての地位を確立、また、各国にも輸出が行なわれています【 「SPz マーダー 1A3」のキット内容について 】
●この装甲戦闘車「マーダー1A3」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●「マーダー1A3」をシャープに再現、繊細に彫刻された表面上の滑り止めや、砲塔の複雑なディテールなど、同車
の魅力をミニスケールとして凝縮させた内容となっています
●砲塔部分には、「ミラン」対戦車ミサイル、「20mm機関砲」、「MG3」リモコン機銃が並んだ状態が表現されています
●砲塔は旋回可能、機関砲は上下に可動します
●車体上部には警告用の回転灯がパーツ化されています
●マーキングは、ドイツ連邦軍及びチリ軍の4種類のデカールが付属しています
●全161パーツ
●完成全長 : 約9.5cm
●2011年 完全新金型