ドイツ Sd.Kfz.251 Ausf.C 兵員輸送車 w/ドイツ軍 歩兵 1941-1942
「ドイツ Sd.Kfz.251 Ausf.C 兵員輸送車 w/ドイツ軍 歩兵 1941-1942 (プラモデル) (サイバーホビー 1/35 AFVシリーズ (Super Value Pack) No.9135 )」です
●「ドイツ Sd.Kfz.251Ausf.C 兵員輸送車 w/ドイツ軍 歩兵 1941~1942」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の装甲兵員輸送車「Sd.kfz.251」の「C型」を1/35スケールで再現した内容となっています【 「Sd.Kfz.251 C型」について 】
●第2次世界大戦前、ドイツ軍は再軍備化にあたり第1次世界大戦の戦訓から、短期決戦で敵を倒すことを考慮し、戦車部隊を中心においた機動力によって戦いを有利に行なうものとしました
●ただ、どんな強力な戦車部隊でも、歩兵や工兵、支援する砲兵などが無くては戦えず、これらの部隊も戦車部隊に追従できる能力が必要とされました
●これに最適な車両が半装軌式の「ハーフトラック」で、路上や不整地などで高い機動力を発揮し、砲兵用の車両として各牽引クラスの車両が開発されていました
●この「ハーフトラック」をベースとして装甲化された車体を持つ車輌の開発が行なわれ、偵察部隊用の「1t ハーフトラック」をベースとした「Sd.kfz.250」、装甲擲弾兵(機甲歩兵)用の「3t ハーフトラック」をベースとした「Sd.kfz.251」という装甲兵車が作られました
●「Sd.kfz.251」は、乗員の他に1個分隊(10人)の兵員を載せることが可能で、傾斜した装甲により小銃弾に耐えうる防御力を持ち、装甲擲弾兵の主要装備車両として、その登場から敗戦時まで活躍しています
●この「Sd.kfz.251」は、外観上の形状変化から「A型」~「D型」に区別され、順に生産が移行、「A型」は1939年6月から、「B型」は1940年、「C型」は1940年半ばから生産が開始されました
●「C型」は、それまでの「A型」、「B型」が比較的少数しか生産されなかったのに対して、本格的な量産タイプであり、前面装甲の形状の変更、各部の簡略化が図られ、生産コストが抑えられています
●この「Sd.Kfz.251 C型」は装甲擲弾兵の主力戦闘車両として運用され、ドイツ機甲部隊の活躍の原動力となりました
・ ただし、大量に生産されたこの「C型」を以っても全ての装甲擲弾兵部隊に配備することはできず、装備優良な戦車師団であっても、師団内の4~6個の装甲擲弾兵大隊の中、同車で機械化されている部隊は1個大隊程度でした
●また、この「Sd.Kfz.251」には「A型」~「C型」のタイプとは別に、用途による細かな型式の区別が存在し、通常型の「Sd.Kfz.251/1」、無線型の「Sd.Kfz.251/3」、工兵型の「Sd.Kfz.251/7」、短砲身75mm砲搭載型の「Sd.Kfz.251/9」などが存在しました【 「ドイツ Sd.Kfz.251Ausf.C 兵員輸送車 w/ドイツ軍 歩兵 1941~1942」のキット内容について 】
●この「Sd.Kfz.251 C型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、複雑な面構成の「Sd.Kfz.251 C型」を再現、各部には溶接跡がモールドされ、開口部分は薄く成型、実車の持つ力強さと華奢さが表現された内容となっています
●キットは、ドラゴン社「Sd.Kfz.251 Ausf.C 装甲兵員輸送車」をベースに、マスターボックス社「ドイツ軍歩兵 1941-42年 (東部戦線シリーズ No.1)」のフィギュアをセットしたバリューパックとなっています
●「Sd.Kfz.251 C型」の車体は、車体上部、下部、後部、左右フェンダー部、車体内部の6ブロックで構成されています
●車体上部は、一体化された上部、前面板、前部の吸気口カバー、操縦席上部のパーツ構成となっています
・ 操縦席のクラッペは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ クラッペ及び内側の視察装置などはクリアーパーツとなっています
・ エンジン点検ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
●車体下部は、前部と後部の2分割式となっています
・ 車体内部の燃料タンク、トランスミッションなどがパーツ化されています
・ サスペンションアームは別パーツです
・ 履帯は、1枚ずつが分割された可動連結式履帯が付属しています
●車体後部は、後部ドアが別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 後部ドアにはジェリカンラックの有無が選択可能です
●フェンダー部は一体成型となっています
・ フェンダー上の雑具箱は蓋が別パーツとなっており、開閉状態が選択できます
・ 前部の車幅ポールは、プラパーツと金属パーツとを選択します
●車体内部は、底面パーツにメーターパネル、座席などを取り付ける構成となっています
・ 操縦席は2種類が用意されています
・ 操縦席の各種レバー類がパーツ化
・ メーター類はモールドで再現されていますが、メーター類を再現したデカールも付属しています
・ サブマシンガンラック、小銃ラックもパーツ化されています
●車幅ポールを再現した金属製パーツが付属
●フェンダーの内側のディテール、座席のバネ、対空機銃照門などを再現したエッチングパーツが付属しています
●サイドミラー用の鏡面シールが付属
●「Sd.Kfz.251 C型」を飾るアクセサリパーツが付属
・ 広げた「M36野戦服」 ×2
・ 脱いだ状態のブーツ ×1(以上DS素材)
●マスターボックス社製「ドイツ軍歩兵 1941~42年 (東部戦線シリーズ No.1)」のフィギュアが4体付属しています
●ドライバーのフィギュアが1体付属しています
・ 接着及び塗装が可能なDS素材による着座姿勢のポーズとなっています
・ 服装は、「M43野戦服」を着用し、「M43規格帽」を被っています
・ フィギュアは狭い開口部から背中が見えているだけの状態ですので、1943年以前のシーンを表現する場合は、規格帽をヘルメットなどに変更するだけで充分でしょう
●マーキングは、3種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第6戦車師団 (東部戦線 / 1943年)
・ グロスドイッチュラント装甲擲弾兵師団 (クルスク / 1943年)
・ 第14戦車師団 (ウクライナ / 1942年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊記号、戦術マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
・ デカールのプリントはカルトグラフ社製
●内容一部変更 リニューアルアイテム