BTR-152V1 装甲兵員輸送車 イスラエル仕様
「BTR-152V1 装甲兵員輸送車 イスラエル仕様 (プラモデル) (スキフ 1/35 AFVモデル No.234 )」です
●「BTR-152V1 装甲兵員輸送車 イスラエル仕様」です
●戦後に開発されたソ連軍の装甲兵員輸送車「BTR-152V1」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、イスラエル国防軍によって捕獲使用された状態が表現されています【 「BTR-152V1 装甲兵員輸送車」について 】
●第2次世界大戦時、ソ連軍は優秀な戦車を開発、生産しましたが、兵員輸送車などの支援車輌の開発は殆ど行なわれず、アメリカから供与される「M5/M9 ハーフトラック」(「M2/M3 ハーフトラック」の供与型)を使用していました
●第2次世界大戦後、ソ連軍は国内生産車輌による陸軍内の機械化を開始し、1950年に機甲歩兵向けの装甲兵員輸送車として「BTR-152」が誕生します
●この「BTR-152」は、そのデザイン、レイアウトは「M5/M9 ハーフトラック」を継承したものとなっており、6輪の装輪式でオープントップ式の車体を持っています
●ただし、車格は一回り大きくなり、兵員数は18名と、「M5/M9 ハーフトラック」の倍程度の搭載能力が有りました
●同車は、数多くの派生型が存在し、「BTR-152V1」はタイヤの空気圧を調整する能力が追加されたタイプです
●「BTR-152」は、15,000両以上が生産され、ソ連軍のみならずワルシャワ条約機構軍、アラブなどの親ソ国家にも広く輸出されました
●シリアは、そのような親ソ国の一つであり、同車を多く導入していましたが、「第3次中東戦争」においてイスラエル軍に敗退、「BTR-152」も大量に捕獲されてしまいます
●ただし、この戦争の結果、アラブ諸国との融和を進める西側諸国からは武器の輸入が難しくなり、イスラエル国防軍は捕獲した車輌を可能な限り再利用することが進められました
●「BTR-152」も、イスラエル国防軍仕様として武装などが変更され、同軍で広く使用されています【 「BTR-152V1 装甲兵員輸送車 イスラエル仕様」のキット内容について 】
●このイスラエル軍仕様の「BTR-152V1」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、「BTR-152」をシャープに再現、アメリカとソ連のデザインが融合したようなフォルムを持つ武骨な同車の魅力が表現された内容となっています
●「BTR-152V1」は、車体と後部シャーシ部の2ブロックで構成されています
●車体は各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています
・ 側面と後面のドアは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ ボンネット部は別パーツで、開閉状態が選択可能、再現されたエンジン部の様子を楽しむことができます
・ ライトガードは、エッチングパーツにて再現
・ 前部の視察ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
●車体内部が再現されています
・ 内部の操縦席、前部と後部のベンチシートがパーツ化
・ 内部の各種タンク類も表現されています
●エンジン部が再現、16パーツ以上で構成されています
・ 冷却ファンの羽根は、1枚ずつエッチングパーツを使用します
●後部シャーシのメインフレームは、分割成型された枠部分を組み合わせる構成となっています
・ 各リーフサスペンションは1パーツで構成、車軸、デファレンシャル部は細分化されています
●各タイヤは、ホイール部とゴム部とが別パーツとなっています
・ ゴムの部分はラバー製で、複雑なトレッドパターンが表現されています
●イスラエル軍仕様として、「12.7mm M2重機関銃」(×1)、「M1919A4機関銃」(×2)、ポリタンク(×2)が付属しています
・ 「M1919A4機関銃」は、任意の機銃用マウントに装着します
●ライトガード、ジェリカンラック、各部のディテールを再現するエッチングパーツが付属しています
●マーキングは、1種類の塗装例が説明書に記載されており、それに基づく車台番号を再現したデカールが付属しています
●2011年 一部新金型