WW2 アメリカ海軍機 標準塗装色
「WW2 アメリカ海軍機 標準塗装色 (塗料) (GSIクレオス Mr.カラー 特色セット No.CS682 )」です
●「WW2 アメリカ海軍機 標準塗装色」です
●第2次大戦下のアメリカ海軍で使用されていた機体色3色を再現したカラーセット
●1941年以降に制定された「ブルーグレー&ライトグレー」「トライカラー・スキーム」「グロス・シーブルー」塗装を再現する際に使用することができます【 「WW2 アメリカ海軍機 標準塗装色」について 】
●1941年8月20日、アメリカ海軍は艦載機を含む軍用機の塗装を、上から見える部分を「ノンスペキュラー ブルーグレイ」、それ以外の部分を「ノンスペキュラー ライトグレー」へと変更しました
●それに続き1943年1月5日には新たな塗装パターン「トライカラー スキーム」が制定され、「ノンスペキュラー シーブルー」「セミグロス シーブルー」「インターミディエイトブルー」「ノンスペキュラー インシグニア ホワイト」を使用しました
●そして、1944年以降になると、海軍機の塗装は全面「グロス・シーブルー」へと変更されることになります
●「F4F ワイルドキャット」「F6F ヘルキャット」「TBF アヴェンジャー」「F4U コルセア」「SBD ドーントレス」「SB2C ヘルダイバー」などの機体にこの塗装パターンが適用されました
●「WW2 アメリカ海軍機 標準塗装色」は次のような内容となっています
・ C365 FS15042 グロスシーブルー (光沢)
・ C366 FS35164 インターミディエートブルー (つや消し)
・ C367 FS35189 ブルーグレー (つや消し)
■セットされている各色について
・ 「グロスシーブルー 」
1944年から採用されたカラーで、当初は戦闘機に、後に全ての艦載機へと採用され、戦後も長く使用されました
「トライカラー・スキーム」に用いられた「ノンスペキュラー・シーブルー」、「セミグロス・シーブルー」とは同じ色で、つやの状態が異なるだけですので、それぞれMr.カラー「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」を加える事で簡単に再現できます
「トライカラー」では機体上部及び主尾翼の前縁から5パーセントまでが「ノンスペキュラー・シーブルー」、主翼上面は「セミグロス・シーブルー」となっています
・ 「インターミディエートブルー」
「トライカラー・スキーム」の1色で、「シーブルー」と「インシグニア・ホワイト」の中間部分に用いられていました
また、主翼折畳み機構を持つ艦載機が主翼を折畳んだ場合、上方から見える主翼下面もこの色で塗装されていました
例としては「F4U コルセア」「SB2C ヘルダイバー」などがあげられます
「F4F ヘルキャット」は主翼折畳み機構を持っていますが、折畳んだ際に主翼下面は上方から見えませんので、ノンスペキュラーのインシグニア・ホワイトで塗られていました
・ 「ブルーグレー」
1941年8月から「ライトグレー FS36440 (グレー FS26440 (半光沢) (C-325))」と共に用いられた上側面色です
「ブルーグレー」は、一般的には、陸軍で言う「ニュートラルグレー FS36118 (グレー FS36118 (半光沢) (C-305))」ですが、この「FS35189」を含めて少なくとも4色がこの名称で呼ばれていました【 「Mr.COLOR 特色セット」について 】
●「Mr.COLOR 特色セット」は、戦車、飛行機、艦船などで使用された専用色を忠実に再現したカラーセット
・ 頻繁に使用するカラーを中心に再現されており、面倒な調色を行うことなく手軽に再現することができる塗料セットです
●「Mr.COLOR 特色セット」は「Mr.カラー」ベースの塗料となっており、色のバランス、つやのバランスよくモデルにリアルな質感を与える事ができます
●「Mr.COLOR 特色セット」は「Mr.カラー」「Mr.カラーGX」「Mr.カラー スプレー」と同じ性質の「ラッカー系塗料」となります
・ 「Mr.COLOR 特色セット」同士はもちろん、「Mr.カラー」「Mr.カラーGX」「Mr.カラー色の素」「ガンダムカラー(単色)」や「ガンダムカラー (BOX)」「ガイアカラー」などのラッカー系塗料と互換性がありますので、共に混色したり、ないカラーを補完したりすることができます
(水性ホビーカラーとは混ぜ合わせて調色を行うことができません)
●塗料の希釈(薄め)の目安
・ エアブラシによる吹き付け塗装の際は、塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「2~3」の割合で薄めて下さい
・ 筆塗り塗装の際には塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「1」の割合で薄めて下さい
・ 乾燥スピードが早いので、筆塗りの際には「Mr.リターダーマイルド」をご利用されることをおすすめします
・ 希釈濃度はひとつの目安ですので、気温・湿度だけでなく、塗りやすさ、発色の好みがございますので、各自で調整し、お好みの希釈濃度でご利用下さい
●「光沢色」を「つや消し」にしたい場合には、「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」を「10~20パーセント以上」、「半光沢」を「つや消し」にしたい場合には「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」を「5~10パーセント以上」混ぜて下さい
●溶剤・洗浄には必ず模型用に調整された専用の「シンナー」をご利用下さい
・ Mr.カラー シンナー
・ G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-04 ツールウォッシュ)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-06 ブラシマスター)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-07 モデレイト溶剤)
・ タミヤ ラッカー溶剤
など【 「WW2 アメリカ海軍機 標準塗装色」の製品仕様 】
●各10ml入り
●塗り面積の目安 : 0.1平方メートル (3回塗り)
●品名:合成樹脂塗料(いわゆる「ラッカー系塗料」に分類されます)
●第4種第1石油類 (火気厳禁)
●成分 : 合成樹脂(アクリル)、顔料、有機溶剤
●用途
・ プラスチックモデルなどの各種模型工作
・ アート・工作
など
●適応素材
・ スチロール
・ アクリル
・ 塩化ビニール樹脂
・ 木
・ 石膏
など
●ABS製パーツに使用すると、塗料の浸透によりパーツが割れる事がございます、ご注意下さい
●ご利用の前にはパッケージに記載されている取り扱い説明をよくお読み頂いた上、ご使用になって下さい
【 「WW2 アメリカ海軍機 標準塗装色」のパッケージ内容 】
・ C365 FS15042 グロスシーブルー (光沢) ×1本
・ C366 FS35164 インターミディエートブルー (つや消し) ×1本
・ C367 FS35189 ブルーグレー (つや消し) ×1本
計3本セット
●このカラーセットは、実機のカラーを忠実に再現し、小さい模型に塗ると暗く仕上がってしまいますので、スケールに応じて「ホワイト (C-1)」または「ライトグレー (C-324)」を少量加えて明るめに調整して下さい
●この「WW2 アメリカ海軍機 標準塗装色」に含まれていないカラーについては
・ 「ノンスペキュラー ライトグレー」の対応色は「グレー FS26440 (半光沢) (C-325)」
・ 「ノンスペキュラー インシグニア ホワイト」の対応色は「ホワイト FS17875 (光沢) (C-316)」
をご利用下さい