タミヤ ソビエト戦車 BT-7 1937年型 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 327 プラモデル

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ソビエト戦車 BT-7 1937年型

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4,180円 3,762円(税込)

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「ソビエト戦車 BT-7 1937年型 (プラモデル) (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ  No.327 )」です


●第2次世界大戦初期におけるソ連軍の軽戦車「BT-7」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●ノモンハン事件からフィンランド戦、第2次世界大戦初期においてソ連軍の戦車戦力の中核となった「BT-7 1937年型」を再現、軽快な足周りに傾斜した砲塔を持ったスマートなフォルムを再現した内容となっています
 ・ 傾斜形状の砲塔を装備した「BT-7」の「1937年型」が表現しています

【 ソビエト BT-7 快速戦車 について 】


●アメリカの戦車開発者「クリスティー」は、1920年代後半に大型のコイルスプリングを用いた画期的な懸架システム「クリスティーサスペンション」を開発、同サスペンションを装備した「クリスティー戦車」をアメリカ陸軍に売り込みました

●しかし、この頃のアメリカ陸軍は国内での軍備消極論から兵器の開発と整備に慎重となっており、同車を試験的に導入する程度でした

●一方、1920年代はソビエト連邦が革命による混乱から立ち直った時期であり、ソ連軍では自国での戦車生産を目指してこの「クリスティー戦車」を購入、ライセンス生産権も獲得します
●このクリスティー戦車をベースとしてソ連での自国生産を行ったのが1931年に制式化された「BT-2」であり、これが「BT戦車」シリーズの元となります
●続く「BT-5」では、砲塔の大型化と火力の増強が行われ、その改良型で1935年に登場した「BT-7」では、エンジンの変更と装甲の強化が実施されました

●この「BT戦車」は、スペイン内戦に投入され、当時の戦車としては強力な火力により高い評価を受けましたが、その装甲の薄さにより撃破されてしまう車輌が続出してしまいます
●その戦訓により防御力の強化が行われることとなりましたが、車体自体には改良が行われず、砲塔を新型としたタイプ「BT-7 1937年型」が登場します

●「BT-7」の最初の生産型である「1935年型」では円筒形の砲塔を装備していたのに対して「1937年型」では傾斜装甲を採用した円錐形の砲塔へと変更、これにより防御力が向上しています
●ただし、「BT戦車」シリーズの最大の特徴である高い機動性能を重視した結果、その最大装甲厚は15mm程度と「1935年型」とあまり変化せず、防御力の大幅な強化とまでは言えないのも事実となっています

●「BT-7 1937年型」は、1939年に勃発したノモンハン事件において初めて実戦に参加、その軽快な機動性能と火力により日本軍を圧倒する活躍を果たします
●同年のポーランド進攻、フィンランド戦にも参加、路上や不整地において高い機動性能を発揮する同車はソ連軍戦車部隊の中核となって活躍しました

●1941年、独ソ戦が開戦、「BT-7 1937年型」はソ連軍戦車部隊の主軸となっていましたが、ドイツ軍戦車部隊の高い能力と作戦力により同車の低い防御力という欠点が露呈、多くの車輌が撃破されてしまいます
●1942年の中頃には「BT-7 1937年型」は第一線から引き揚げられ、2戦級兵器としての存在となりました
●しかし、後方部隊を中心に1944年頃まで使用が継続されており、1945年8月の対日戦にも参加しています

ソビエト戦車 BT-7 1937年型 (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.327) の商品画像

【 ソビエト戦車 BT-7 1937年型 (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.327) プラモデルの内容 】


●このソ連軍の軽戦車「BT-7 1937年型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●大戦初期のソ連戦車の代表的な存在となる「BT-7 1937年型」をタミヤタッチによって再現、傾斜装甲を採用したくさび形の車体前部や砲塔形状、力強い大径ロードホイールや表面に窪みのある履帯などが実感豊かに表現されています

●一見すると単純と思われる形状ながら、平面と曲面とで構成される複雑な面構成の「BT-7」をパーツ分割によって再現、ただしタミヤらしく高いパーツの精度と、作り易さが充分に考慮されたパーツ構成によりストレスなしに組むことができ、タミヤMMシリーズとして同車の魅力とAFVモデルの楽しさを味わうことができる内容となっています

●タミヤ社製「ソビエト戦車 BT-7 1935年型」をベースに、「1937年型」を再現するために履帯を同社製「フィンランド軍 突撃砲 BT-42」のパーツに、砲塔部分などを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります

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●「BT-7 1937年型」は、「砲塔」「車体」の2ブロックで構成されています

【 砲 塔 】
●砲塔は、基本フォルムはもちろん、独特な方式のペリスコープや上部ハッチのバネなどの細部が表現されており、タミヤらしいエッジの立ったモールドによりシャープな印象を高めています

●「45mm戦車砲 20K」は一体成型で、砲口部分が開口処理されています
 ・ 砲身基部の装甲スリーブは別パーツにて再現
 ・ 「7.62mm DT同軸機銃」は、放熱フィンのモールドもシャープに再現、円形の弾薬ケースも再現されています
 ・ 砲尾も左右2分割式で再現、照準器パーツも付属
 ・ 防盾は1パーツで再現され、砲身基部は別パーツです
 ・ 防盾(砲身)は、基部に装着するポリキャップにより上下可動します

●砲塔は左右分割式で、天板と後部パネルは別パーツです
 ・ 車長ハッチ及び装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 砲塔上部のペリスコープは、保護キャップの有無を選択できるようになっています
 ・ 砲塔天板部の吊り下げリングがパーツ化
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【 車 体 】
●車体は、その複雑な形状を箱組み方式で再現しながらも、タミヤキットらしいパーツの整合性と、ガイドとなる補強パーツもセットされおり、確実に形となるように工夫されています
●また、軽戦車らしい「BT-7」の華奢な足周りも、その造りを重視しながら強度的な考慮が行われ、かっちりと組み上げることができます

●車体は各車体パネルを貼り合せる箱組み方式となっています
 ・ 車体側面は実車同様に2重構造を表現
 ・ サスペンションアームは別パーツとなっています
 ・ 最前部のサスペンションはその複雑で華奢な造りを再現、サスペンションアームは可動式で、履帯の装着時に固定させます
 ・ 各転輪はポリキャップなどにより回転可動式です

●操縦手ハッチは、上部、下部が別パーツで、上部は開閉状態が選択できます
 ・ ハッチ裏側のビジョンブロックはクリアーパーツとなっています
 ・ 内部の操縦手席も再現されています

●エンジン点検口ハッチ上の円形のルーバー部分は4分割されたパーツで構成、側面のスリットも細かな彫刻で再現されています
 ・ ルーバー上部の円形の蓋は別パーツです
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●曲面で構成されるエンジングリルカバーはエッチングパーツで再現します
 ・ エッチングパーツ用の治具が用意されています
 ・ そのエンジングリルカバーの内部には、整流板が車体パーツに一体成型されています
 ・ 排気管は、エンジングリルカバー内部の部分も一体成型となっており、先端部分は開口処理されています

●エンジンンデッキ側部の吸気装置は車体とは別パーツとなっています
 ・ 吸気装置側面のメッシュを再現するエッチングパーツが付属

●フェンダーは、前部と後部の2分割式です
 ・ 前部の複雑な形状を再現、その溶接ラインもモールドされています

【 履 帯 】
●履帯は、プラスチック製の一部連結式履帯
 ・ 履帯は「BT-7」の「後期型」となるセンターガイド部がプレス式となるタイプを再現
 ・ 履帯は、上下の直線部が繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツとなります 


●前照灯のガラス部や操縦手用ハッチ裏側のビジョンブロックなどを再現するクリアーパーツが付属
●エンジングリルカバー、吸気装置のメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています
●牽引用のチェーンを再現するための金属製チェーンが付属
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【 フィギュア 】
●車長1体と将校1体の合計2体のフィギュアが付属しています
 ・ 顔の表情、体のデッサン、服の皺の表現、そしてディテール再現などフィギュアとしては高い水準を持った内容となっています

●フィギュアについて
 ・ 車長のフィギュアは、戦車用ツナギを着用して戦車帽を被っている姿
 ・ 将校のフィギュアは、開襟式の「ギムナシチョルカ野戦服」を着用、将校用の乗馬ズボン、ブーツを履き、略帽を被った姿です(この服装は大戦初期の姿で、1943年頃までの状態となります)
 ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目やベルトなどの細部は繊細かつシャープな彫刻となっています
 ・ フィギュアは頭部、胴体、両腕のパーツ構成です(車長の頭部は上下分割式です)

●フィギュアのポージングについて
 ・ 車長のフィギュアは、車長ハッチから上半身を出し、ハッチを持ちながら前方を見ているポーズです
 ・ 将校のフィギュアは、戦車の車体に立ち、片手を砲塔に置いて、もう一方の手で前方を指差して指示を与えているポーズとなっています

●付属するフィギュア用の装備品類
 ・ 拳銃ホルスター ×2
 ・ マップケース ×1

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【 ソビエト戦車 BT-7 1937年型 (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.327) 塗装とマーキング 】


●「BT-7 1937年型」のマーキングとして、3種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ ソ連軍所属車輌 (レニングラード / 1943年)
 ・ ソ連軍 第3機械化軍団所属車輌
 ・ ドイツ軍捕獲車輌

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています

●実車の解説が記載されたリーフレットが付属しています


●2013年 一部新金型

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 「ソビエト戦車 BT-7 1937年型」
販売価格

4,180円 3,762円(税込)

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