ドイツ T-34(r) 4連装 Flak38搭載 対空戦車
「ドイツ T-34(r) 4連装 Flak38搭載 対空戦車 (プラモデル) (ユニモデル 1/72 AFVキット No.254 )」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の捕獲戦車「T-34」に「20mm機関砲 Flak38 4連装型」を搭載した対空戦車を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●ドイツ軍の「第653重駆逐戦車大隊」で使用された、部隊内での改造車両「T-34 20mm機関砲 Flak38 4連装型搭載型」を再現、簡略式の砲塔を装備した特異なフォルムが再現された内容となっています【 「T-34 20mm機関砲 Flak38 4連装型搭載型」について 】
●ドイツ国防軍の「第653重戦車駆逐大隊」は、クルスク戦において重駆逐戦車「フェルディナント」を装備した部隊です
●クルスク戦では、同じ「フェルディナント」を装備した「第654重戦車駆逐大隊」と共に戦いましたが、激戦の末に両大隊の「フェルディナント」の装備数は半減してしまいます
●その結果、「フェルディナント」を「エレファント」へと改修するのに従い、同車を第653重戦車駆逐大隊に集中配備することが決定、同大隊は「エレファント」を装備する唯一の部隊となりました
●この「第653重戦車駆逐大隊」は、イタリア戦線に1個中隊、東部戦線に大隊の主力が投入され、「エレファント」の能力を活かして両戦線で活躍を果たします
●東部戦線に投入された同大隊の主力では、重駆逐戦車という重器材を整備する能力により各種の特殊車両を保有、捕獲したソ連軍の「T-34」をベースとして「20mm機関砲 Flak38 4連装型」を装備した車両も製作されています
●この「T-34 20mm機関砲 Flak38 4連装型搭載型」は同大隊の直属の対空車両として使用され、大隊の戦記では対空戦闘に活躍した記録が残っています【 「ドイツ T-34(r) 4連装 Flak38搭載 対空戦車」のキット内容について 】
●このドイツ軍において捕獲された「T-34戦車」に「20mm機関砲 Flak38 4連装型」を搭載した対空戦車を再現したプラスチックモデル組立てキット
●パーツを細分化し不足する細部のディテールはエッチングで補う、ユニモデル社の1/72シリーズのフォーマットに従い「T-34 20mm機関砲 Flak38 4連装型搭載型」を再現、エンジングリルなどの細部にはエッチングパーツが用意されており、中級者以上のユーザーを対象とした内容となっています
●「T-34 20mm機関砲 Flak38 4連装型搭載型」は、「機関砲」「砲塔」「車体上部」「車体下部」の4ブロックで構成されています
●「20mm機関砲 Flak38 4連装型」の砲身は個別にパーツ化されています
・ 左右の揺架は各1パーツで再現
・ 砲身部の防盾はエッチングパーツです
・ 中央部分の砲架は細分化されたパーツ構成となっており、操作ハンドル、照準器、照準席などがパーツ化されています
・ 揺架は完成後も上下可動式とすることができます
●砲塔は、各パネルを貼り合せる箱組み方式となっています
・ 各パネルの砲身側の内壁はエッチングパーツです
●車体上部は一体成型で、フェンダー部分は別パーツです
・ エンジングリルのメッシュはエッチングパーツで再現
・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 前方機銃は、マウント部と機銃が一体成型、機銃マウントのリング部はエッチングパーツです
・ 排気管は、排気管本体と装甲カバー部で構成
・ 予備履帯、フック、アンテナ基部がパーツ化
・ 「T-34 20mm機関砲 Flak38 4連装型搭載型」としての車体上部の防弾板、弾薬ラックはエッチングパーツにて再現
・ 側面の弾薬箱は並んだ状態で一体成型されています
●車体下部は各パネルを貼り合せる箱組み方式となっています
・ サスペンションアームは別パーツ
・ 転輪はゴムの部分とホイール部分とに分割され、ゴムの部分はラバー製です
●履帯は、一部連結式履帯が付属しています
・ 上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつ分割されたパーツとなっています
●エンジングリルのメッシュ、車体上部の防弾板などを再現するエッチングパーツが付属しています
●「T-34 20mm機関砲 Flak38 4連装型搭載型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる1種類の塗装例が記載されており、国籍マークを再現したデカールが付属しています