ソビエト 看護兵 フィギュアセット 1941-1942
「ソビエト 看護兵 フィギュアセット 1941-1942 (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6152 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の負傷兵と、負傷兵を担架で後送する衛生兵を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「ソ連軍の衛生部隊」について 】
●総力戦で戦いが長期に渡る世界大戦においては、負傷者の救護とその回復が軍の戦力の維持に繋がる一大要素となります
●我々のイメージでは、第2次世界大戦時のソ連軍は人海戦術と人的損害をものともしないという印象が強いですが、上記の理由から負傷兵の救護ということも決して怠りませんでした
・ ただし、独ソ戦の緒戦においてはソ連軍は危機的状況となり、主要都市が次々とドイツ軍に占領されてしまい、その苦肉の策として臨時徴用の兵士を繰り出すという戦術を採ったのも事実です
●一方、ソ連では共産主義の政治体制から男女平等というセオリーが貫かれており、女性兵士が最前線に投入されることもありました
●しかし、女性を失うことは人口低下の直接原因となり、更に男性兵士よりも力が弱いことも事実で、女性兵士は後方で活動する部隊への配置が主となり、特に衛生部隊は多くの女性兵士が充てられました
●この衛生部隊は、負傷兵の救護に尽力を果たし、危険が伴う最前線においてもその任務を遂行、ソ連軍を支え続ける存在となっています【 「ソビエト 看護兵 フィギュアセット 1941~1942」のキット内容について 】
●このソ連軍の「負傷兵と衛生兵」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ズベズダ社が展開する第2次大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することが考慮されており、専用の展示台などが付属しています
・ スケールモデルフィギュアとして同スケールの車両キットやジオラマなどにも使用できます
●各フィギュアのモールドは非常にシャープで、各種装備品は立体感在る造形となっています
●フィギュアの内訳は、担架に載せられた負傷兵1体、担架を担ぐ衛生兵(担架兵)2体、女性衛生兵1体の合計4体です
●各フィギュアの服装は、大戦初期における開襟式の「ギムナシチョルカ野戦服」を着用、女性衛生兵はスカートにブーツ、男性衛生兵の1体はブーツ、もう1体はゲートルを巻いた姿となっています
・ この服装は基本的には1943年頃までの大戦初期の服装となります
●負傷兵と男性衛生兵の合計3体は1セットとなっており、女性衛生兵は付き添った状態となります
●ゲームに使用するための4体用のベースが付属しています【 「ソビエト 看護兵 フィギュアセット 1941~1942」のフィギュアのポージングについて 】
・ 担架に載せられた状態の負傷兵
・ 担架の前後に位置して、若干身を屈めながら担架を持って歩いている衛生兵2体
・ 担架の傍に付き、身を低くしながら歩いている女性の衛生兵
●ウォーゲーム時に使用するユニットを示す旗と、ソ連軍の「負傷兵」のスペックを表示したカードが付属しています
●2013年 完全新金型
---------------------------------【 「ソビエト 看護兵 フィギュアセット 1941~1942」のワンポイント 】
●パーツ素材は、ミニスケールのフィギュアキットに多いビニール素材ではなく、若干軟質のプラスチック製となっています
●同キットは、ゲームの駒用として作られていますが、その造形の確かさとポージングは1/72のミリタリーモデルのフィギュアとして適したものとなっています
●また価格的にも安価ですので、車両のキットの傍らに置くだけでその雰囲気を演出することができ、更には車両、フィギュアを配置したジオラマシーンなどにおいて活用できることでしょう
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●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう