20mm 単装 & 1.1インチ 四連装 (WW2連合軍/戦後外国艦/海上自衛隊創設期)
「20mm 単装 & 1.1インチ 四連装 (WW2連合軍/戦後外国艦/海上自衛隊創設期) (プラモデル) (ファインモールド 1/700 ナノ・ドレッド シリーズ No.WA019 )」です
●「20mm 単装 & 1.1インチ 四連装 (WW2連合軍/戦後外国艦/海上自衛隊創設期)」です
●アメリカ海軍やイギリス海軍などの艦艇に搭載された「エリコン 20mm単装機銃」と、アメリカ海軍艦艇に搭載された「1.1インチ 4連装機関砲」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●既存のウォーターラインシリーズ等、1/700スケールの艦船モデルキットへと取り付け、より実感溢れるモデルの作製を可能にするディテールアップ用のパーツセットです【 「エリコン 20mm単装機銃、1.1インチ4連装機関砲」について 】
●第2次世界大戦の開戦の前夜、航空機の発達は急速に進み、各国の艦艇は対空兵装の強化が図られました
●特に、航空戦となった太平洋戦争においては対空兵装の徹底的な強化が行われており、戦争後期になると帝国海軍、アメリカ海軍共に山のような数の対空火器が搭載されることとなります
●この対空兵装は、各国によって口径こそ違えども、以下の3種類のタイプが装備されていました
・ 仰角を大きく取れる対空砲(いわゆる高角砲)
・ 通常タイプの砲架の対空機関砲(機銃)
・ 簡易型の砲架の対空機関砲(機銃)
(機関砲と機銃の違いは口径によるものですが、国によってその基準が異なりますので、この場では機関砲に統一します)
●対空砲は、その射程の長さを活かして艦隊防空に使用されるタイプで、主に爆弾や魚雷を投弾する前の敵航空機を撃墜する役目を持っていました
●通常タイプの砲架の対空機関砲は、砲架の左右、もしくは後方に照準手が位置し、操作ハンドルを使って操作するタイプで、射撃指揮所などから射撃指揮を受け、敵航空機の前方に弾幕を展開するのを目的としていました
・ 砲架と旋回ハンドルの利用により、安定した弾道特性を持ち、多くのタイプが砲架ごと旋回するために砲弾供給が行い易いという長所を持っていました
●簡易型の砲架の対空機関砲は、肩当て式やグリップ式で機関砲を操作する方式で、基本的に照準は個々の機関砲ごとに行われるシステムとなっています
・ このような簡易型の砲架は、安定した射撃には劣りますが、操作ハンドルを使用しない関係から目標への追従能力に優れています
●各国の大型艦では、この3種の対空兵装のそれぞれの長所を活かすために3種が全て搭載されており、濃密な弾幕を張って航空攻撃から身を守りました
●アメリカ海軍とイギリス海軍では、スイスの「エリコン」社の「20mm機関砲」を単装機銃用(上記の簡易型の砲架の対空機関砲)として採用、各艦艇に搭載しました
●アメリカ海軍では、中口径の対空機関砲として「ボフォース」社の「40mm機関砲」も導入、中距離用の「ボフォース 40mm機関砲」と、短距離用の「エリコン 20mm機関砲」という組み合わせで運用が行われました
・ 「エリコン 20mm機関砲」は、主に太平洋戦争初期で使用されましたが、戦争末期には日本軍の体当たり攻撃に対処するために、同機関砲が増設されています
・ 同機関砲は、戦後においても運用が行われ、初期の海上自衛隊の艦艇にも搭載されています【 「20mm 単装 & 1.1インチ 四連装 (WW2連合軍/戦後外国艦/海上自衛隊創設期)」のキット内容について 】
●この「エリコン 20mm単装機銃」と「1.1インチ 4連装機関砲」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ファインモールド社「ナノ・ドレッドシリーズ」としてプラパーツの成型技術力の限界に挑戦、レーザー加工によるハイディテールな彫刻を施した高い精度を持つパーツセットです
●連合軍の対空機関砲として活躍した「エリコン 20mm単装機銃」と「1.1インチ 4連装機関砲」、プラパーツの特性を活かした立体的な彫刻と、「ナノ・ドレッドシリーズ」として極めて高い成型技術力によるディテール表現により、その構造・細部が忠実に再現されています
●「エリコン 20mm単装機銃」は、砲架や照準器、肩当て、防盾などのディテール、「1.1インチ 4連装機関砲」は砲架左右の照準席や照準器、給弾装置などのディテールが細やかに再現されており、ナノ・ドレッドシリーズのラインナップに名を連ねる究極のディテールアップパーツとなっています
●1/700のスケールの連合軍や創設期の海上自衛隊の艦船モデルへのディテールアップに使用することで、より細かなディテールを持つモデルの作製への大いなる助けとなることでしょう
●キットには、「エリコン 20mm単装機銃」が24個と、「1.1インチ 4連装機関砲」が4個セットされています
●「エリコン 20mm単装機銃」は、砲身部と砲架とが一体成型となっています
・ 防盾も一体で成型されています
・ 砲架は、その取り付けベースの形状と支柱形状を再現
・ 機関砲の銃身は、その特徴的な2段式の形状が表現されています
・ 肩当てと機関部も再現されています
●「1.1インチ4連装機関砲」は、4連装式に一体成型された砲身部と、砲架とで構成されています
・ 砲身部には照準器が一体成型
・ 砲身後部には給弾装置が再現されています
・ 砲架には両脇の照準席も再現されています
【 「20mm 単装 & 1.1インチ 四連装 (WW2連合軍/戦後外国艦/海上自衛隊創設期)」のパッケージ内容 】
・ エリコン 20mm単装機銃 ×24
・ 1.1インチ4連装機関砲 ×4
【 「20mm 単装 & 1.1インチ 四連装 (WW2連合軍/戦後外国艦/海上自衛隊創設期)」の対応艦艇 】
・ アメリカ海軍艦艇
・ イギリス海軍艦艇
・ 創隊時の海上自衛隊の艦艇
など
●製品素材 : ABS
●2013 完全新金型
●取り付け・塗装方法
・ パーツの切り離しにはデザインナイフなどをご利用下さい
・ パーツの取り付けには、少量のプラスチックモデル用接着剤を設置面に塗布した上、ピンセットを用いて取り付けます
・ 塗装は、精密なディテールを活かすためエアブラシを用いた吹き付け塗装をお薦めします
・ パーツが曲がった場合には、ピンセットなどを用いて修正する事が可能です
-------------------------------------------------
【 「1/700スケール プラスチックパーツ ナノ・ドレッド シリーズ」について 】
・ 艦船モデルは、縮尺が小さいために、その細部の表現にはエッチングパーツが適しています
・ しかし、エッチングパーツは金属板を加工したものであり、立体物の造形としては厚みが不足するというのも事実です
・ また、エッチングパーツの加工には高度な技術が必要であり、それらの解答とも言えるのがファインモールド社の「ナノ・ドレッドシリーズ」です
・ 同シリーズは、細部パーツをプラパーツ(ABS)にて再現、同社が所有する3次元レーザー彫刻機による金型への微細加工と、ナノテク領域を扱う工業用プラスチック部品開発・製造会社の協力とによって実現し、プラパーツの成型技術の限界に挑戦するディテールによって、艦船モデルの細部を表現する究極のディテールアップパーツキットです