ドイツ 装甲擲弾兵 6体 乗車シーン
「ドイツ 装甲擲弾兵 6体 乗車シーン (プラモデル) (マスターボックス 1/35 ミリタリーミニチュア No.MB35137 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の歩兵(擲弾兵)6体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ドイツ軍の歩兵が車両に乗車しているシーンを再現、ハーフトラックなどの後席に座る兵士とドライバー席に座る兵士を再現した内容となっています【 「装甲擲弾兵」について 】
●歩兵という兵科は古代から存在する陸軍の主力であり、一時ナポレオン戦争などには騎兵が戦場の花形(ただし、戦力的には歩兵が主体)になりましたが、機関銃の登場により再び主力に返り咲いています
●一方、そのナポレオン戦争時代には「歩兵(infantry)」とは違う兵科として「擲弾兵(grenadier)」が登場、この擲弾兵は当時開発された擲弾(手榴弾の原型的な火薬兵器)を扱い、歩兵と同様な接近戦闘を行うため、基本的にはエリート兵で構成されていました
●一旦、擲弾が廃れたことで擲弾兵の本来の任務は行われなくなりましたが、ヨーロッパでは「擲弾兵」という名前はエリート部隊を示すものとして認知されるようになります
●第2次世界大戦時のドイツ軍では、「歩兵」で構成される歩兵師団に対して、戦車(装甲)師団などに配属される歩兵部隊は「装甲擲弾兵」という名称を与えられました
●もっとも、「歩兵」と「装甲擲弾兵」ではその個人装備にはほとんど変化がなく、実体については全く同じものでした
・ 装甲擲弾兵部隊には、「Sdkfz.251」などの歩兵戦闘車が配備される予定でしたが、その配備は戦車師団内の装甲擲弾兵連隊の極一部であり、装甲擲弾兵部隊のほとんどが「自動車化された歩兵」という内容でした
●大戦中期になると、ドイツ軍では通常の歩兵という名称を「擲弾兵」として改名、ただし名称は変更されたものの、その実体は従前の歩兵と同じものとなっています(一部の歩兵部隊は「歩兵」という名称が継続されています)
【 「ドイツ 装甲擲弾兵 6体 乗車シーン」のキット内容について 】
●このドイツ軍の歩兵(擲弾兵)を再現したプラスチックモデル組立キットです
●フィギュア6体とも、ハーフトラックやトラックなどに車両に乗車しているシーンが表現されています
●高いフィギュア造形力を持つマスターボックス社により乗車中のドイツ軍歩兵を再現、同社らしいデッサン力、顔の表情、服の皺の表現など、フィギュアモデルとして良質なものとなっています
●乗車中の歩兵を再現した数少ないキットの一つであり、ハーフトラックやソフトスキン車両などの乗車シーンの再現や、同車両の演出などの様々な用途に広く利用できることでしょう
●また、フィギュアの一部は腕の変更が可能なマルチポーズ方式で、多くのフィギュアを車両に搭載する際や、フィギュアに変化を付けたい場合に役立つ内容となっています
●フィギュアの内訳は、操縦手1体、下士官1体、小銃兵4体の合計6体です
●服装は、「M36野戦服」を着用、ブーツを履き、ヘルメットを被った姿です
・ この服装は大戦前期における典型的な姿となりますが、ドイツ軍の被服類は消耗するまで使用されたためにこの服装は大戦後期においても見られています
・ 操縦手のフィギュアを除いて各フィギュアはサスペンダー(パッケージには前部が2股となった「重タイプ」が描かれていますが、キット自体は前部が1本の「標準型」となっています)が装着されており、基本的には歩兵科の兵士(歩兵、擲弾兵、装甲擲弾兵)となります
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目やポケットなどの細部は繊細なモールド、サスペンダーなどは立体的に彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
【 「ドイツ 装甲擲弾兵 6体 乗車シーン」のフィギュアのポージングについて 】
●全てのフィギュアは、座席に座ったポーズとなります
●操縦手のフィギュアは、両腕でハンドルを持っているポーズ
・ 略帽を被っています
●下士官のフィギュアは、膝の上に置いたサブマシンガンに両腕を添えているポーズです
●小銃兵のフィギュアの1体は、両手でライフルを持っているポーズ
・ 両腕は手の部分が一体成型されたパーツと、腕と手が分割されているパーツとを選択することができます
●小銃兵のフィギュアの1体は、左手でライフルを持ち、右腕の肘を荷台部などに置いているポーズです
・ 右腕は、腕を伸ばした状態へと変更することが可能です
●小銃兵のフィギュアの1体は、左手でライフルを持ち、右手を座席部分に置いているポーズ
●小銃兵のフィギュアの1体は、右手でライフルを持ち、左腕の肘を荷台部などに置いているポーズとなっています
・ 左腕は、指差している状態へと変更することができます
■装備品類
●フィギュアランナーに付属している装備品類
・ 雑嚢 ×5
・ ライフル用マガジンポーチ ×10
●ドイツ軍の装備品を再現したマスターボックス社製「WW2 ドイツ 小火器セット」が付属、フィギュアの一部の装備品は、このパーツの中から選択して使用します
・ モーゼル Kar98k ライフル ×2
・ モーゼル Kar98k ライフル(銃剣付き) ×2
・ モーゼル Kar98k ライフル(スコープ付き) ×2
・ ワルサーG43自動小銃 ×1
・ ワルサーG43自動小銃(スコープ付き) ×1
・ MP40サブマシンガン ×2
・ MP43突撃銃 ×2
・ PPSh1941サブマシンガン ×2
・ MP35/1サブマシンガン ×2
・ MG34機関銃 ×1
・ MG42機関銃 ×1
・ ヘルメット ×6
・ MP40用マガジンポーチ ×4
・ 双眼鏡 ×1
・ 水筒 ×6
・ 水筒(蓋を外した状態) ×2
・ 携帯シャベル2種 ×各5
・ ガスマスクケース ×6
・ 飯盒 ×6
・ 飯盒(蓋を外した状態) ×2
・ 卵型手榴弾 ×3
・ 柄付き手榴弾 ×3
・ ライフル用マガジンポーチ ×12
・ P08拳銃 ×3
・ P38拳銃 ×2
・ P08拳銃ホルスター ×3
・ P38拳銃ホルスター ×2
・ 機関銃用弾薬箱 ×2
・ 機関銃用弾薬箱(蓋別パーツ) ×2
・ 機関銃用ドラムマガジン ×2
・ 弾帯 ×2
など
●2013年 フィギュアランナー 完全新金型