ドイツ sWS 重ハーフトラック Flak38型 4連装対空自走砲 装甲タイプ
「ドイツ sWS 重ハーフトラック Flak38型 4連装対空自走砲 装甲タイプ (プラモデル) (マコ 1/72 AFVキット No.7212 )」です
●「ドイツ sWS 重ハーフトラック Flak38型 4連装対空自走砲 装甲タイプ」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の対空自走砲「sWS重ハーフトラック 4連装20mm機関砲 Flak38 搭載型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで、「装甲キャビン型」の車体をベースにしたタイプを再現した内容となっています
●角型のボディを持つ「sWS重ハーフトラック」の「装甲キャビン型」に、弾幕効果の高い4連装タイプの「20mm機関砲 Flak38」を搭載した重厚な姿が表現されています【 「sWS重ハーフトラック 4連装20mm機関砲 Flak38 搭載型」について 】
●ドイツ軍は、第2次大戦前から対空兵器の有効性を重視しており、各種の対空砲部隊を編成し、地上部隊に組み込まれていましたが、進撃する機甲部隊には牽引式の対空砲では随伴して行動するには無理が有り、早々に自走砲化が進められます
●自走砲化に関しては、機動性能が高く、対空砲のプラットフォームとしては比較的安定感の高い半装軌式車輌が選ばれ、「1t ハーフトラック」に単装型の「20mm機関砲」を装備した車輌、「8t ハーフトラック」に4連装型の「20mm機関砲 Flak38」を搭載した車輌、同車輌に「37mm機関砲」を搭載した車輌などが生産されました
●一方、独ソ戦が開始されると、ドイツ軍はロシアの劣悪な道路事情と、雪解けの季節には泥寧と化す軟弱な大地に悩まされます
●これを受けて1942年5月に開発が開始されたのが「重国防軍(sWS)牽引車」で、従来のハーフトラックよりも速度性能を落とし、低速ながら軟弱地でも確実な走行を行うことができるのが特徴でした
●また、同車は「3t ハーフトラック」と「5t ハーフトラック」の後継車両としても位置付けられており、優先的に生産するものとされましたが、量産化が遅延してしまい、終戦時までの生産数は825両に過ぎませんでした
●「重国防軍(sWS)牽引車」は、1944年中頃よりキャビンとエンジンルームに装甲を施したタイプの生産が開始、その装甲は、前面16mm側面8mmの装甲厚を持ち、小銃弾や砲弾の弾片に対応できる防御力を持っており、荷台部分は対空機関砲などを搭載できるようにプラットフォームとして展開できる側面板を持っていました
●この「装甲キャビン型」をベースとした対空自走砲として、4連装型の「20mm機関砲 Flak38」を装備したタイプも生産され、大戦後期の対空車両として活躍しています【 「ドイツ sWS 重ハーフトラック Flak38型 4連装対空自走砲 装甲タイプ」のキット内容について 】
●このドイツ軍の対空自走砲「sWS重ハーフトラック 4連装20mm機関砲Flak38 搭載型」の「装甲キャビン型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ミニスケールらしい省略が行なわれながらもクッキリとしたモールド、車幅ポールや転輪などの繊細なパーツ表現、そして防盾や履帯などの薄さの造形など、「sWS重ハーフトラック 4連装20mm機関砲 Flak38 搭載型」の「装甲キャビン型」をミニスケールに沿って詳細かつ繊細に再現した内容となっています
●MACO社製「ドイツ sWS 重ハーフトラック 装甲タイプ」をベースに、4連装タイプの「20mm機関砲Flak38」を再現した新規パーツを追加したバリエーションキットとなります
●「sWS重ハーフトラック 4連装20mm機関砲Flak38 搭載型」は、「機関砲」「車体下部」「キャビン部」「荷台」の4ブロックで構成されています
【 機関砲 】
●「20mm機関砲Flak38」の砲身は個別にパーツ化、機関部も含めて一体成型されています
・ 砲身部分の防盾がパーツ化
・ 弾倉は別パーツとなっています
・ 砲架は各パネルを貼り合せる方式で、揺架は別パーツです
・ 操作ハンドル、照準手席、弾薬手席、照準器などがパーツ化
・ 防盾は左右分割式で、薄く成型されています
・ 予備弾倉(×8)が付属
【 車体下部 】
●車体下部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています
・ サスペンションアームは側面パネルに一体成型されています
・ 転輪は外側の部分は1枚ずつが分割されており、内側の部分は2個組み、もしくは5個組みが一体成型されています
●履帯は、プラパーツによる接着連結式となっており、上部と下部の直線部は数枚が繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツ構成です
【 キャビン部 】
●キャビン部は、ベースとなるフェンダー部分にボディを載せる構成となっています
・ キャビン部のクラッペ、ハッチは別パーツです
・ 操縦席部分は、ハンドル、各種レバー類がパーツ化
・ メーターパネルを再現するデカールが付属しています
・ ボッシュライト、車幅表示ポールなどは別パーツにて再現
・ シャベル、ツルハシ、斧、ワイヤーカッターなどの工具類は別パーツです
【 荷 台 】
●荷台は、底板パーツに、側面パネル、後部弾薬ラックを取り付ける構成となっています
・ 側面パネルは展開した状態と、閉じた状態とが選択できます
・ 後部弾薬ラックの蓋は別パーツで、開閉状態が選択可能です
●ドイツ国防軍のナンバープレート、輸送表示などを再現したデカールが付属しています
●2013年 一部新金型