アメリカ パッカード 12 (シリーズ 1408)
「アメリカ パッカード 12 (シリーズ 1408) (プラモデル) (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35536 )」です
●アメリカの「パッカード」社が1936年に発表した最高級サルーン車「パッカード 12 (トゥエルブ)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦前後に渡り、各国の主導者や著名人の憧れの対象となった「パッカード 12」を再現、最高級の名を欲しいままにした優雅なフォルムを再現した内容となっています【 「パッカード 12」について 】
●アメリカの自動車メーカー「パッカード」社(1899年~1958年)は、「ロールス・ロイス」などと並ぶ高級車メーカーとして世界中の名声を得ていました
●同社は元々、富裕者向けの高級車を開発、生産しており、その富裕者の憧れとなる車を次々と発表していましたが、世界大恐慌の煽りを受けて販売は低下、中産階級向けの車の発売も行うようになります
●このため、従来の「パッカード」のブランドを重視していた富裕者からは疎んじられましたが、高級車の人気は高く、さらに各国では要人や政府高官向けとして用いられ、日本では皇室や華族用としても使用されました
●この「パッカード」社の最高級車として1936年に発表されたのが「パッカード 12」で、175馬力のV型12気筒エンジンを搭載、その存在は各国の要人や富裕者の憧れの的となったのです
・ タイトルに表記されている「シリーズ1408」とは、ホイールベースの長さを表したものです【 「アメリカ パッカード 12 (シリーズ 1408)」のキット内容について 】
●このアメリカの最高級サルーン車「パッカード 12 (トゥエルブ)」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ICM社のAFVモデルシリーズのフォーマットに沿って「パッカード 12」を再現、アメリカの高級車らしい飾らない流れるようなスタイルを繊細なタッチで表現した内容となっています
●ICM社製「ロシア パッカード 12 最高指導者用乗用車 1936年型 + 乗員5体」の付属のフィギュアを省き、アメリカでのオリジナル車輌を再現したバージョンとなります
●「パッカード12」は、「シャーシ」「エンジン」「ボディ下部」「ボディ上部」の4ブロックで構成されています
【 シャーシ・エンジン 】
●シャーシのメインフレームは縦のフレームと横のフレームを組合す方式となっています
・ リーフ式サスペンションは1パーツにて再現
・ 前輪のステアリングは固定式です
●タイヤは輪切り状の6分割式で、そのトレッドパターンが表現されています
・ タイヤのホイール部分中央に描かれたマークを再現したデカールが付属
●エンジンは28パーツで構成され、シリンダーヘッド、発電機、冷却ファン、2重式のファンベルトなどが細かく表現されています
・ エンジン前のラジエターは前後2分割式です
【 車体 】
●車体内部は、座席、メーターパネル、中央の仕切リパネルなどが再現されています
・ 仕切りパネルはパネル本体とウィンドーで構成され、ウィンドー部はクリアーパーツです
・ 運転席部分が再現されており、各種ペダル、レバー類がパーツ化されています
・ 各メーターを再現するデカールが付属しています
●ボディ上部は左右分割式となっています
・ フロントグリルは別パーツです
・ 側面ドアは左右分割式で、ウィンドー部を挟み込む方式です
・ ドアのノブ、ウインドー用のハンドルがパーツ化されています
・ ボンネット部分は、実車の構造に合わせて天板部の左右で分割
・ 各ウィンドーはクリアーパーツで、ワイパーは別パーツにて再現
・ 前照灯は左右分割式で、ガラス部分はクリアーパーツです
・ ナンバープレートはキットパーツをカットして使用します
●ボデイ先端部のエンブレムは3パーツ(クリアーパーツ)で構成されています
●ボディ下部は、前部フェンダーを含めて一体成型されており、後部のフェンダーは別パーツとなっています
・ 前後のバンパーは別パーツです
●各ウィンドー、前照灯のガラス部、エンブレムなどを再現するクリアーパーツが付属しています
【 塗装・マーキング 】
●「パッカード 12」のマーキングとして、アメリカ国内仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています