ドイツ歩兵セット 1941-1945 (冬季服)
「ドイツ歩兵セット 1941-1945 (冬季服) (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6198 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の歩兵5体を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット【 「ドイツ軍の冬季服」について 】
●1941年夏、独ソ戦が開始され、ドイツ軍はソ連領内に進撃を開始しました
●当時、ドイツ軍はそれまでの戦いにおいて連勝を重ね、その士気は最高潮となっており、優れた作戦能力と諸兵連合により西方電撃戦以上に快進撃を繰り広げます
●ドイツ軍は、独ソ戦を2、3ヶ月という短期間で終了させる予定でしたが、広大な国土と膨大な兵員を抱えるソ連軍によりモスクワ前面において冬を迎えることとなりました
●前述のように、ドイツ軍は冬季における戦争を予定していなかったことから、厳冬期における装備を揃えておらず、戦闘能力は大きく削がれてしまいました
●特に、兵士の冬季装備の不足は深刻で、冬季用の服は用意されておらず、兵士達はオーバーコートを着用し、更にその内側や外側には様々な服や素材を重ね着して寒さを凌ぐ方法が採られています
●この冬季の服装は、1942年後期の冬では防寒服の支給により少し改善されましたが、すべての兵士に供給することができず、冬季におけるオーバーコートのみの使用は1943年頃まで見られました
【 「ドイツ歩兵セット 1941~1945 (冬季服)」のキット内容について 】
●この冬季におけるドイツ軍の「歩兵」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ズベズダ社が展開する第2次大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することが考慮されており、専用の展示台などが付属しています
・ スケールモデルフィギュアとして同スケールの車両キットやジオラマなどにも使用できます
●従来の「ART OF TACTIC」シリーズのキットは、若干柔らかめのプラ素材でしたが、本キットでは通常のプラスチックモデルと同様の硬いプラ素材となっています
●フィギュアの内訳は、下士官2体、小銃手3体の合計5体です
●各フィギュアのモールドは非常にシャープで、マガジンポーチやガスマスクケースなどの各種装備品は立体感在る造型となっています
●各フィギュアの服装は、「オーバーコート」にブーツを着用した1941年~1942年頃の冬季における服装となっています
・ 上記のように、この服装は基本的には1943年頃までの服装となりますが、オーバーコート自体は大戦を通じて使用されましたので、この服装は大戦後期においても見られます
●フィギュアは、胴体、両腕、片足のパーツ構成で、接地部分には展示台用のアタッチメント(ダボ)が付属しています
・ 各フィギュアのポージングによってパーツ構成は若干異なります
・ 武装は腕に一体成型されています
●フィギュアを固定するための小型のベースが付属しています
●5体のフィギュアを固定するためのベースも付属しています
【 「ドイツ歩兵セット 1941~1945 (冬季服)」のフィギュアのポージングについて 】
・下士官のフィギュアは、片膝を付いた姿勢で、片手に双眼鏡を持ち、もう一方の手で指差しているポーズ
・下士官のフィギュアは、片膝を付いた姿勢で、片手にサブマシンガンを持ち、もう一方の手で手榴弾を投擲しているポーズ
・小銃手のフィギュアは、伏せた姿勢で、マガジンポーチの弾薬を片手で取り出そうとしているポーズ
・小銃手のフィギュア(2体共に同じフィギュア)は、両手でライフルを持って歩いているポーズ
●ウォーゲーム時に使用するユニットを示す旗と、ドイツ軍の「歩兵」のスペックを表示したカードが付属しています
●全26パーツ
●2014年 完全新金型
【 「ドイツ歩兵セット 1941~1945 (冬季服)」のパッケージ内容 】
・ドイツ軍歩兵フィギュア(冬季服)×5体
・ 小型ベース ×4
・ フィギュア配置用ベース ×1
・ ユニット表示用の旗 ×1
・ スペックカード ×1
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【 「ズベズダ社 ART OF TACTIC」について 】
●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう