M3/M5/M8軽戦車用 キャタピラ (後期型) (可動式)
「M3/M5/M8軽戦車用 キャタピラ (後期型) (可動式) (プラモデル) (AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ (キャタピラ) No.AF35020 )」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカの「M3」「M5」軽戦車シリーズ、その車体を利用した「M8 自走榴弾砲」などに用いられた履帯を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで、全鋼製タイプとなった後期型のタイプ「T-36E6」が表現されています【 「T-36E6」履帯について 】
●「T-36E6」履帯はアメリカ軍の軽戦車「M3/M5」系列用の履帯で、同車用の初期型の履帯「T-16」が鋼鉄製の骨組みにラバーが貼られているのに対して、この「T-36E6」履帯では全鋼製となりました
●この「T-36E6」履帯では、履帯表面部の複雑なパターンで突起が付けられており、従来のフラットな形状の「T-16」履帯と比べて地面とのグリップ力は飛躍的に向上しています
●このため、1944年のノルマンディー戦以降はこの「T-36E6」履帯の装着例が増え、大戦後期における軽戦車「M3/M5」系列の代表的な履帯となっています
・ ただし、「T-16」履帯をそのまま使用している車両もかなり多く存在していました【 「M3/M5/M8軽戦車用 キャタピラ (後期型) (可動式)」のキット内容について 】
●この全鋼製式の「T-36E6」履帯を再現したプラスチックモデル組立てキットで、1枚ずつが分割された連結可動式です
●中央部のブロックに側面にのコネクター部を差し込んで連結する方式で、接着剤不要により可動式とすることができます
●ボックス裏面には、片側「66枚」の使用が表示されていますが、これは実車の使用枚数を指し示していると思われます
・ 模型で使用する場合は、戦車本体のキットの長さと良く摺りあわせて使用すると良いでしょう【 「M3/M5/M8軽戦車用 キャタピラ (後期型) (可動式)」の対応車両 】
・ 軽戦車 M3A3
・ 軽戦車 M5A1
・ M8 自走榴弾砲
など、「M3/M5軽戦車系列」の後期型車両【 「M3/M5/M8軽戦車用 キャタピラ (後期型) (可動式)」の対応キット 】
・ タミヤ社製 「アメリカ軽戦車 M5A1 ヘッジホッグ 追撃作戦セット (人形4体付き)」
・ タミヤ社製 「アメリカ自走榴弾砲 M8 出撃待機セット (人形3体付き)」
・ AFVクラブ社製 「M3A3 軽戦車 スチュアート」
・ AFVクラブ社製 「M5A1 軽戦車 後期型」
など【 「M3/M5/M8軽戦車用 キャタピラ (後期型) (可動式)」のパッケージ内容 】
・ 履帯中央部 : 144パーツ
・ 履帯コネクター部 : 288パーツ
-----------------------------【 「M3/M5/M8軽戦車用 キャタピラ (初期型) (可動式)」のキットのワンポイントアドバイス 】
・ キットは可動式となっていますが、キットをそのまま組むと側面のコネクターが抜けてしまいます
・ これを防ぐためには中央部パーツの軸の部分をペンチで軽く変形させて、抜け難くする方法が有ります( ただし、破損の恐れがありますので、作業は慎重に行ないましょう)
・ また、可動式として使用せずに、接着式として組むことも可能です
・ このキットの構造上、側面のコネクターの向きがチグハグとなる場合がありますから、履帯のラインに平行となるように注意すると、よりリアルとなります