ロシア PMZ-A 750cc 軍用オートバイ
「ロシア PMZ-A 750cc 軍用オートバイ (プラモデル) (AIM FAN MODEL 1/35 AFV No.AF35005 )」です
●「ロシア PMZ-A 750cc 軍用オートバイ」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍のオートバイ「PMZ-A 750cc」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット【 「PMZ-A 750cc」について 】
●ソ連は、共産主義国という国家体制から民間の自動車メーカーが存在せず、1920年代から1930年代にかけての欧州でのモータリゼーションの発達とは無縁でした
●このモータリゼーションは、小型車を中心とした車両の急速な技術発展を生み、1930年代の西ヨーロッパとソ連との自動車技術は雲泥の差が出てしまいます
●特に、問題だったのがエンジンのコンパクト化で、ソ連国内では小型のエンジンを作り出すことができず、このことから小型で高性能なエンジンを必要とするオートバイの生産は極めて困難となっていました
●そこでソ連では、当時関係が良好だったアメリカに技術者を派遣、アメリカの大手オートバイメーカー「ハーレーダビットソン」社で研修、研究を重ねて帰国、その技術によって生み出されたのがオートバイ「PMZ-A 750cc」です
●この「PMZ-A 750cc」は、1935年から1939年にかけて生産、 V型2気筒エンジンを搭載し、最高速度100km/hを発揮する能力を示しています
●「PMZ-A 750cc」は、ソ連国産のオートバイとしては極めて革新的な存在でしたが、その後の西欧でのオートバイ技術の向上には追従することができず、ドイツ軍が大幅に導入した「BMW R75」や「ツェンダップKS750」などのオートバイとの性能差は大きく、1941年以降のソ連軍では「BMW R71」をコピーした「M-72」がオートバイの主力となって行きました【 「ロシア PMZ-A 750cc 軍用オートバイ」のキット内容について 】
●このソ連軍のオートバイ「PMZ-A 750cc」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●実車への深い造詣に基づき、細分化されたパーツ構成とエッチングパーツとで「PMZ-A 750cc」の細部再現に重きを置いた内容となっています
●「PMZ-A 750cc」は、前部フォーク部、フレーム部、エンジン、前後タイヤの5ブロックで構成されています
【 前部フォーク部 】
●前部フォーク部の主要部は、左右フォーク、ハンドル、メーターパネル、前照灯で構成されています
・ フォークにはフェンダーが一体成型されています
・ ハンドルにはレバー類が一体成型
・ メーターパネルのパーツにはメーターがモールドされています
・ 前照灯は1灯式と2灯式とが付属、選択して使用します
・ 前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属
●フォーク部分に装着する機銃架のパーツがセットされています
・ 機銃架の有無を選択することができます
・ 機銃架は2パーツで再現
・ 機銃架に装備される「7.62mm軽機関銃 DT」が付属、機銃は機銃本体と弾倉とで構成されています
【 フレーム部 】
●フレーム部は左右分割式で、これに後部タイヤ、燃料タンク、座席、エンジンなどを取り付ける構成となっています
・ 後部フェンダーはフレームに一体成型されています
・ 駆動用のチェーンは1パーツで再現
・ 各ペダル類が個別にパーツ化
・ スタンドは3パーツで構成され、展開した状態と収納した状態とが選択できます
・ 各座席は座席本体と下部のスプリングとで構成
・ 2連の排気管は個別にパーツ化され、導入管部分は別パーツです
・ 後部のトランクは上下分割式で、ステーは別パーツです
【 エンジン 】
●エンジンは左右分割式で、シリンダー、クラッチ、トランスミッションなどがパーツ化されています
・ 各シリンダーは4パーツで構成
【 タイヤ 】
●タイヤは、スポーク部、リム部、車軸部、ゴムの部分とで構成されています
・ スポーク部分はエッチングパーツとなっており、車軸を挟んで接着、これにリム部を装着します
・ ゴムの部分は軟質素材製で、トレッドパターンが彫刻されています
●前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属
●タイヤのスポークを再現するエッチングパーツが付属しています
【 塗装とマーキング 】
●ボックス裏面には「PMZ-A 750cc」のソ連軍仕様となる1種の塗装例が記載されており、PMZマークを再現したデカールが付属しています
●2014年 完全新金型(「ロシア PMZ-A 750cc サイドカー」と同時発売)