ソビエト 機械化兵 (1943-1945)
「ソビエト 機械化兵 (1943-1945) (プラモデル) (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35635 )」です
●第2次世界大戦時におけるソビエト軍兵士4体と初老の女性1体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●戦線後方において、トラックに乗るソ連軍兵士と、兵士から食料を分けてもらう女性との交流シーンが再現されています
【 「ソビエト後退と進行に晒された東部戦線の民間人」について 】
●第2次世界大戦時、ソ連とドイツという大国に挟まれた東欧諸国は、どちらかの国へと隷属することで生き延びなければなりませんでした
●ソ連では、スターリンの圧制的な政策により多くの国民が近親者をなくしてしまうという事態になり、ソ連に併合されたバルト3国でも状態は同じで、ソ連領に進攻したドイツ軍はこれらの民間人から「解放者」として歓迎されました
●一方、ドイツ側でもヒトラーはユダヤ人のみならずスラブ系住民やロマ人などを弾圧の対象としていたため、当初は「解放者」と見られていたドイツ軍は次第にその立場が危ういものとなってしまいます
●大戦後期、ソ連軍はドイツ軍に占領されていたソ連領を解放、ポーランド、ドイツ目指して進撃を継続します
●ソ連軍は、後方部隊を中心として略奪行為などの蛮行が繰り広げられましたが、第1線部隊である兵士は比較的住民や捕虜に対して寛大であり、ポーランドなどでは逆に「解放者」として歓迎されることとなりました
●このように、大国同士が戦った東部戦線での、中小国の国民や占領下の住民は少なからず被害を被りながらも、その心を押し潰しながら生き延びなければならなかったのでした
【 「ソビエト 機械化兵 (1943~1945)」のキット内容について 】
●ソ連軍兵士4体と初老の女性1体を再現したプラスチックモデル組立キットです
●高いフィギュア造形力を持つICM社の手によるフィギュアセット、ソビエト軍兵士などを再現し、表情豊かな顔の造形、リラックスした状態のポージング、質感ある服の皺の表現、勲章等の細部のディテールなどハイレベルなフィギュアキットとなっています
●戦線後方においてトラックに乗車し民間人と交流するソビエト軍兵士の余裕あるシーンが再現されており、ICM社製「ロシア スチュードベイカー US6 トラック w/ソビエト看護兵」などのソ連軍トラックを組み合わせるだけで、雰囲気あるジオラマシーンを作製することができるでしょう
●フィギュアの内訳は、ソ連軍兵士4体、初老の女性1体の合計5体です
●ソ連軍兵士の服装は、詰襟式の「ルパシカ野戦服」を着用、ブーツを履き、略帽を被った姿、もしくは無帽の姿です
・ 戦線後方における服装が再現されており、勲章類をフルに装着している状態となります
●初老の女性の服装は、セーターとスカートを着用、頭巾を被った姿です
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部は繊細かるシャープなモールドで再現されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
・ スカートは別パーツで前後分割されています
【 「ソビエト 機械化兵 (1943~1945)」のフィギュアのポージングについて 】
●ソビエト軍兵士フィギュア
・立った姿勢で、トラックの荷台の上から身を乗り出しているポーズ
・ 片足を上げた状態で立ち、トラックの荷台の手摺りに片手を置いているポーズ
・ トラックの運転席のステップに立ち、片手をドア、もう一方の手をトラックの荷台部分に置いて、後ろの兵士の様子を眺めているポーズ
・ 荷台のベンチシートに腰掛けながら、食料(パン)を初老の女性に渡しているポーズ
●初老の女性フィギュアは、杖を付いて立ち、片手を伸ばしてトラック上の兵士から食料を貰っているポーズ
となっています
【 「ソビエト 機械化兵 (1943~1945)」に付属する装備品類 】
・ PPS-43 サブマシンガン ×2
・ PPS-43用マガジンポーチ ×2
・ PPSh-41 サブマシンガン ×1
・ PPSh-41用マガジンポーチ ×1
・ 水筒 ×3
・ 背嚢 ×2
など
【 「ソビエト 機械化兵 (1943~1945)」のパッケージ内容 】
・ ソ連軍兵士フィギュア ×4体
・ 初老の女性フィギュア ×1体
●2014年 完全新金型