水車小屋
「水車小屋 (プラモデル) (マイクロエース 風物詩 No.004 )」です
●「水車小屋」です
●日本の昔の風景となる「水車小屋」を1/60スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●マイクロエース「風物詩シリーズ」は、昭和時代初期までの昔の屋台、店舗、建物などをジオラマ形式で再現、古き日本の庶民的な風景を楽しむことができる内容となっています
【 「水車小屋」について 】
●今日では目にすることが珍しいほどになった水車ですが、電力が発明されるまでは穀物の精製にはなくてはならない動力源でした
●水車の歴史は古く、紀元前1世紀ごろの西アジアで製粉用の石臼を回すために考えられ、後にヨーロッパに伝わって次第に発展したと言われています
●水車は人間が原動機として最初に手をつけた機械で、穀物を挽くのに使用されただけでなく、大工がノコギリを動かすためや鍛冶屋のフイゴを動かし、初期の溶鉱炉の送風にも使用されていました
●日本の水車は推古天皇の頃に中国から渡ってきたと言われています
●水に恵まれている日本では、これがまたたく間に広がり、数戸~数十戸の集落には必ず1ヶ所の水車小屋が設けられ、精米はもちろんのこと製粉などに重宝がられました
●そして、この水車小屋は集落の中心に置かれる場合が多かったため、時には井戸端会議的な社交場ともなり、農閑期には特に賑わいを見せていました
●水車の構造は、水を一定の高さから落として水車を回し、車軸の延長先に付けたカギが杵を持ち上げては落とすことの繰り返しで米などを挽くというもので、水量の違いにより杵は1~2本から4~5本までありました
【 「水車小屋」のキット内容について 】
●この「水車小屋」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●茅葺屋根を持つ木造の「水車小屋」をジオラマ形式で再現、建物と地面を初め、俵、荷車、樹木などのストラクチャーもセットされ、本キットだけで水車小屋を中心とした風景を再現することができます
●また、水車小屋の内部構造も再現され、水車から延びる車軸と2本の杵、そして2つの石臼など、精米及び製粉の機能が表現されています
●「水車小屋」の地面は起伏が付けられ、建物は石積みの土台に建てられた状態となっています
・ ストラクチャーとして、樋(×1)、樹木(×3)、俵(×3)、荷車(×1)が付属しています
●「水車小屋」は、茅葺屋根を持つ木造の建物で、窓の部分は障子貼りとなります
・ 障子を再現するペーパーシートが付属
●「樹木」は塗装済み完成品となっています
●地面用パウダーは茶色と緑色の2種が付属、土と草を表現します
●ジオラマ用のベースが付属
・ ベースのサイズは160mm×90mmです
【 「水車小屋」のパッケージ内容 】
・ 水車小屋 ×1
・ ベース ×1
・ ストラクチャー類 一式
・ カラーパウダー ×2
・ ペーパーシート ×1枚
・ 樹木 ×3
●再販アイテム (旧河合商会製)