三菱 零式艦上戦闘機 五二型甲 第653航空隊 戦闘166飛行隊
「三菱 零式艦上戦闘機 五二型甲 第653航空隊 戦闘166飛行隊 (完成品) (タミヤ マスターワーク コレクション No.21147 )」です
●第2次世界大戦の日本海軍で運用された傑作戦闘機「三菱 零式艦上戦闘機 52型甲」を1/48スケールで再現したプラスチック製完成品モデル
●1944(昭和19)年9月に撮影、訓練時の技術審査(識別)のため、胴体と主翼下面の日の丸の中に白い文字を描いた「第653海軍航空隊」所属の機体「653-167」を再現した内容となっています
●タミヤ社製「三菱 零式艦上戦闘機 52型/52型甲」のキットをベースとした完成品モデルとなります
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、風防を取り付けるだけでディスプレイすることができます
【 「零式艦上戦闘機 52型」について 】
●太平洋戦争を通して日本海軍の主力戦闘機として活躍したのが「零式艦上戦闘機」、通称「零戦」です
●「日華事変」や「真珠湾攻撃」から始まる大戦序盤において、この「零戦(零戦21型)」は、訓練が充分行き届いた優秀な搭乗員の操縦の下、連合国が擁する戦闘機群を圧倒する能力を発揮しました
●この優秀な性能を持つ「零戦」も、1942年以降、続々と登場するアメリカ軍の新型戦闘機と、格闘戦を避けて一撃離脱攻撃に徹する零戦対策に苦戦を強いられることになります
●「零戦 21型」に続く後継機種として「零戦 32型(A6M3)」「零戦 22型(A6M3)」が登場しましたが、「F4U コルセア」や「F6F ヘルキャット」などの重戦闘機に対抗するために、更なる改良型として「32型」をベースに各部をリファインした「52型」を開発する事になります
●「零式艦上戦闘機 52型 (零戦52型)」の主翼スパンは「32型」と同じ11mでしたが、主翼端を半円形に整形、機首に7.7mm機銃を2挺と両主翼に20mm機銃を装備、排気管を推力式単排気管へと変更し、最高速度を565km/hへと向上することに成功します
●この「零戦 52型(A6M5)」の改良型として、主翼内に装備された機銃をベルト給弾式の20mm機銃へと換装、携行弾数を125発に増やし、主翼外板を厚くして急降下制限速度を740km/hへと引上げのが「零戦 52型甲(A6M5a)」です
●「零戦 52型」は「52型甲」などの派生型を含め約6000機を生産、1943年秋に部隊配備が始まってから、マリアナ沖海戦や硫黄島、沖縄上空、本土防衛戦と、大戦後半のほんとんどの戦局に登場、質・量ともに優るアメリカ軍を相手に終戦の日まで第一戦で奮戦したのです
【 「零式艦上戦闘機 52型甲 653-167」について 】
●日本海軍の戦闘機は、訓練時の技術審査(識別)のために、日の丸の中に白い文字を記入する方法を採っており、これは空母搭載機や陸上基地部隊でも見ることができました
●この文字はあくまでも一時的なものなので、直ぐに塗装を落とすことができるように石灰などを水溶きして塗っており、塗り方もラフなのが特徴です
●この文字は、搭乗員の名前(苗字)の頭文字、上方の山マークは士官や編隊長機を示していると言われています
●機体番号「653-167」の機体は、1944年9月頃、「第653海軍航空隊」で撮影された機体で、胴体と主翼下面の日の丸に文字を描いていました
【 「三菱 零式艦上戦闘機 五二型甲 第653航空隊 戦闘166飛行隊」の製品内容について 】
●この「零式艦上戦闘機 52型甲」を再現した完成品モデル
●タミヤ社製「三菱 零式艦上戦闘機 52型/52型甲」のキットをベースとした完成品モデル
・ 組立の手間なく、1/48スケールのリアルな機体をコレクションのラインナップに揃えることができます
・ 零式艦上戦闘機 52型甲の機体はプラスチック製パーツを主体に構成しているので、機体本体のライン、繊細な凹モールド、エッジ部分などをシャープに仕上げており、かっちりとしたシルエットを演出、零式艦上戦闘機の持つ優美な機体を再現し、実感溢れる完成品モデルとして楽しむことができます
・ パーツの接合ラインには目止め処理を施し、ベテランモデラーをも唸らせる内容となっています
●「零戦」シリーズの実質的な最終型として、速度性能を重視した「零式艦上戦闘機 52型甲」を再現
・「32型」に準じた翼幅を持ちながら、丸みを帯びた翼端形状と推力式単排気管を持つ「52型」のフォルムを再現しています
●機体全体にある主なパネルラインは繊細な凹モールドで再現、スミ入れ処理は適宜、強弱を考慮して施しています
・ 機体各部には機銃のススやタイヤカバーに付着した埃よごれなどの実感あるウェザリングを施しています
●機首には1,130馬力の「栄21型エンジン」を装備し、絞り込んだ開口部から力強い中央部を滑らかなラインでつながる32型譲りのカウリング、機首には52型甲用のスピナーと3翅プロペラを装備した状態を再現しています
●主翼のピトー管は金属製、主脚位置指示板はエッチング製のパーツで再現し、シャープな仕上がりを演出しています
●キャノピーは開閉させることが可能
・ キャノピーパーツは3ピースで構成、中央部が別パーツ化され、開閉状態を再現することができます
・ キャノピーの枠はモールドで再現しており、表面だけでなく裏側も綺麗に塗装しています
・ コクピット内部にはパイロットシート、ヘッドレスト、計器盤、操縦桿、フットペダル等を再現しています
・ 着座姿勢のパイロットフィギュア×1が付属、操縦席内に着座しています
●着陸脚は駐機状態を再現
・ 着陸脚はタイヤ、脚柱、カバーが別パーツで構成、「駐機状態」を再現しています
・ 主翼上面に突出する主脚位置指示板はエッチング製でシャープに再現
・ 尾輪は本体とは別パーツで駐機状態を再現
●増槽は、後部にフィンが付いた「木製増槽」を再現、機体に装着した状態で固定しています
●「三菱 零式艦上戦闘機 五二型甲 第653航空隊 戦闘166飛行隊」の機体は日本海軍の標準的な洋上迷彩塗装を再現
・ 機体上面は暗緑色、機体下面は灰緑色で塗装しています
・ 胴体下面に回り込んだ塗装の境界面を正確に再現
・ 主翼前縁の敵味方識別帯、落下増槽のコネクター部、脚庫内部、着艦フック基部も塗り分けにて再現されています
・ プロペラに記された黄色の線による危険表示、白縁付きの日の丸や機体番号「653-167」、脚部のオレオ伸縮確認帯、コーションデータなどがパッドプリントにて再現しています
・ 日の丸の中に描かれた文字は、「手書き」を意識し文字はそれぞれ微妙に変化(差異)を付け、部分的に擦れた状態を再現しています
●アクセサリーパーツとして
・ 車輪止め ×3
が付属しています(エッチング製パーツとなっています)
●「三菱 零式艦上戦闘機 五二型甲 第653航空隊 戦闘166飛行隊」の機体サイズ
・ 全長 : 190mm
・ 全幅 : 229mm
【 「三菱 零式艦上戦闘機 五二型甲 第653航空隊 戦闘166飛行隊」のパッケージ内容 】
・ 零式艦上戦闘機 52型甲 ×1
・ 車輪止め ×3
●プラスチック製 塗装済み完成品モデル