ルーマニア歩兵 1939-1945
「ルーマニア歩兵 1939-1945 (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6163 )」です
●第2次世界大戦時におけるルーマニア軍の歩兵4体を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●前線において戦闘中、もしくは行軍中の歩兵の姿を再現したフィギュアセット
●再現しているルーマニア軍歩兵は
・ 小銃手 ×3
・ 機関銃手 ×1
となっています
●ズベズダ社の「ART OF TACTIC」のユニットとなるキットですが、非常に高いレベルで造型されたフィギュアですので、1/72スケールのAFVフィギュアとして様々な場面で活用することができるフィギュアセットです
【 「ルーマニア軍」について 】
●第2次世界大戦時、東欧諸国はソ連の脅威とファシズムの台頭などを原因として枢軸国側として参戦していました
●特にルーマニアは、ソ連との領土係争を抱えており、「イオン・アントネスク」元帥が国家指導者となるとドイツに接近、独ソ戦が開戦すると、枢軸国側としてソ連に宣戦を布告し、ソ連領内へと進撃します
●ドイツ軍の他に枢軸国側として東部戦線に投入された軍隊は、フィンランド軍、イタリア軍、ルーマニア軍、ハンガリー軍、スロバキア軍などがありましたが、その中でもルーマニア軍の投入戦力は30個師団余りと突出しており、ドイツ軍にとっては欠かせない戦力となっていました
●しかし、ルーマニア自体が工業力に乏しい国であり、戦車数は少なく、対戦車兵器も極めて不足しており、近代的な兵器を持つソ連軍相手に真正面から戦いができる装備ではありませんでした
●1942年の「スターリングラードの戦い」において、ドイツ軍の脇を固めるルーマニア軍に向けてソ連軍が攻勢を開始、これによりルーマニア軍の戦線は崩壊し、「スターリングラード戦」でドイツ軍が敗れる原因となりました
●もっとも、上記のようにルーマニア軍は兵力的にドイツ軍に欠かすことはできず、その後もドイツからの武器や車両などの供与を受けながら枢軸国側として奮戦、それは1944年のソ連軍によるルーマニア領への進攻時まで続くことになるのです
【 「ルーマニア歩兵 1939~1945」のキット内容について 】
●ルーマニア軍の歩兵を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ズベズダ社が展開する第2次大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することを考慮しており、専用のベースなどが付属しています
・ スケールモデルフィギュアとして1/72スケールの車両キットやジオラマなどにも使用することができます
●このようなミニスケールのフィギュアはビニールなどの柔らかい素材が多いですが、本キットでは通常のプラスチックモデルと同様の硬いプラ素材で成型されています
・ 2016年時点で、1/72スケールのインジェクションキットとしては、ルーマニア軍兵士を再現した唯一のキットとなります
●フィギュアの内訳は、小銃手3体、機関銃手1体の合計4体です
●各フィギュアのモールドは非常にシャープで、雑嚢や携帯シャベルなどの装備品は立体感ある造型となっています
●フィギュアの服装は、「M1941 野戦服」を着用、ゲートルを巻き、ヘルメットを被った姿です
・ 行軍中の小銃手は、野戦帽「カペル」を被った姿となります
・ この服装は、第2次世界大戦を通じて着用された、ルーマニア軍の歩兵の軍装となります(厳冬期は除く)
●フィギュアは、「胴体」「両腕」などに分割したパーツ構成で、接地部分にはベース用のアタッチメント(ダボ)が付属しています
●4体のフィギュアを固定するためのベースが付属しています
【 「ルーマニア歩兵 1939~1945」のフィギュアのポージングについて 】
●ルーマニア軍歩兵のフィギュアのポーズは4体、4種類をセット
・ 小銃手は
片膝を付いた姿勢で、ライフルを射撃しているポーズ
立った姿勢で、着剣したライフルを腰の位置に構えているポーズ
ライフルを肩に掛けて、行軍しているポーズ
・ 機関銃手は
軽機関銃を片手に持ち、若干身を低くして前進しているポーズ
となっています
●ウォーゲーム時に使用するユニットを示す旗と、ルーマニア軍の「歩兵」のスペックを表示したカードが付属しています
●全21パーツ
【 「ルーマニア歩兵 1939~1945」のパッケージ内容 】
・ ルーマニア軍 歩兵 ×4
・ フィギュア4体配置用ジオラマベース ×1
・ ユニット表示用の旗 ×1
・ スペックカード ×1
●2016年 完全新金型
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【 「ズベズダ ART OF TACTIC」シリーズについて 】
●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう
●また、1/72スケールではあまり重視されていないフィギュアを、ズベズダ社による造形力と現代の成型技術によって極めて高いレベルでキット化
●さらに、従来はこのようなミニスケールでは軟質素材製のフィギュアが多かったのですが、この「ルーマニア歩兵 1939~1945」は通常のプラスチック製で構成しています
●1/72スケールの車両と組み合わせたり、ジオラマシーンを演出したりと、ゲームの駒としてだけではなく、スケールモデルとしての様々な楽しさを味わうことができる内容となっています