イギリス 医療兵 1939-1942
「イギリス 医療兵 1939-1942 (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6228 )」です
●第2次世界大戦初期におけるイギリス軍の衛生部隊兵及び負傷兵4体を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●前線にて担架に横たわった負傷兵に応急治療を行っている衛生部隊兵の姿を再現したフィギュアセット
●再現したイギリス軍衛生部隊兵士は
・ しゃがんで負傷兵に治療を施す衛生兵 ×3
・ 担架に横たわる負傷兵 ×1
となっています
●ズベズダ社の「ART OF TACTIC」のユニットとなるキットですが、非常に高いレベルで造型されたフィギュアですので、1/72スケールのAFVフィギュアとして様々な場面で活用することができるフィギュアセットです
【 「衛生部隊」について 】
●戦闘もしくは作業などで怪我をした負傷兵を後送して治癒することは戦力や士気の維持にとても大切なことで、軍隊における最も基本的な任務の一つです
●また、戦場では怪我以外でも、疫病や疾患により戦線の離脱を強いられる兵士も発生し、どこの国の軍隊においても衛生問題は重要な事項とされています
●このため、各国の軍隊内では衛生部隊が必ず存在し、この衛生部隊には軍医を中心に、看護婦、衛生兵などで構成されています
●軍医は、医師としての教育とその技量を持つのに対して、衛生兵は衛生部隊に配属されて、一定の医療知識の教育と応急手当ての訓練を受け、外傷を中心とした簡単な医療行為を担当しています
●この衛生兵は、一般部隊にも広く配置が行われ、戦場では負傷兵に対して応急治療を実施、そして後送する役割を負っています
●軍医は、基本的には最前線での活動は行いませんが、大きな戦闘では最前線付近において衛生兵の指揮、監督、そして負傷兵のトリアージなどを行います
●これらの衛生部隊兵は、敵からの誤射を避けるために、赤十字のマークを大きく掲げることを義務付けられており、ヘルメットに描くか、赤十字の腕章を付けるのが一般的となっています
●ただし、戦場においては、たとえ赤十字のマークを掲げていても、砲火によって死傷してしまう場合も多く、衛生部隊兵は生死を掛けて医療活動に身を捧げているのです
【 「イギリス 医療兵 1939~1942」のキット内容について 】
●イギリス軍の衛生部隊兵及び負傷兵を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ズベズダ社が展開する第2次大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することを考慮しており、専用の展示台などが付属しています
・ スケールモデルフィギュアとして1/72スケールの車両キットやジオラマなどにも使用することができます
●このようなミニスケールのフィギュアはビニールなどの柔らかい素材が多いですが、本キットでは通常のプラスチックモデルと同様の硬いプラ素材で成型されています
●フィギュアの内訳は、衛生部隊兵3体、負傷兵1体の合計4体です
●各フィギュアのモールドは非常にシャープで、救急嚢などの装備品は立体感ある造型となっています
●フィギュアの服装は「野戦服」を着用、レギンスに短靴を履き、ヘルメットを被った姿です
・ 負傷兵のフィギュアの胸の部分にはガスマスクケースを装備、このガスマスクケースは1942年頃までに見られた装備となります
●フィギュアは、「胴体」「両腕」などに分割したパーツ構成で、接地部分には展示台用のアタッチメント(ダボ)が付属しています
●担架を用意する衛生部隊兵のフィギュア用の小型のベースと、4体のフィギュアを固定するためのベースが付属しています
【 「イギリス 医療兵 1939~1942」のフィギュアのポージングについて 】
●セットしているフィギュアのポーズは4体、4種類
・ 衛生部隊兵のフィギュアは、
片膝を付いた姿勢で、負傷兵の頭を抱きかかえているポーズ
片膝を付いた姿勢で、負傷兵を治療しているポーズ
片膝を付いた姿勢で、担架を用意しているポーズ
・ 負傷兵のフィギュアは、片手にライフルを持って、倒れているポーズ
となっています
●ウォーゲーム時に使用するユニットを示す旗が付属しています
●全14パーツ
【 「イギリス 医療兵 1939~1942」のパッケージ内容 】
・ イギリス軍 衛生部隊兵 ×3
・ イギリス軍 負傷兵 ×1
・ 小型ベース ×1
・ フィギュア4体配置用ベース ×1
・ ユニット表示用の旗 ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2016年 完全新金型
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【 「ズベズダ ART OF TACTIC」シリーズについて 】
●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう
●また、1/72スケールではあまり重視されていないフィギュアを、ズベズダ社による造形力と現代の成型技術によって極めて高いレベルでキット化
●さらに、従来はこのようなミニスケールでは軟質素材製のフィギュアが多かったのですが、この「イギリス 医療兵 1939~1942」は通常のプラスチック製で構成しています
●1/72スケールの車両と組み合わせたり、ジオラマシーンを演出したりと、ゲームの駒としてだけではなく、スケールモデルとしての様々な楽しさを味わうことができる内容となっています