零戦21型 第265航空隊 戦闘第8飛行隊
「零戦21型 第265航空隊 戦闘第8飛行隊 (プラモデル) (SWEET SWEET デカール No.14-D037 )」です
●戦争後期、ニューギニアのワシレ基地に展開、第265航空隊戦闘第8飛行隊の垂直尾翼に黄色で機体番号を描いた「8-26」の機体を再現しています
●高い空戦能力によって太平洋戦争緒戦における日本軍の勝利に大きく貢献し、日本の戦闘機を代表する存在となった「零式艦上戦闘機 21型」を再現、空力性を重視した滑らかな機体に視認性の高いキャノピーを持つ、洗練された姿を再現した内容となっています
●SWEET社製「零戦(ゼロせん) 21型」をベースにデカールを変更、「第265航空隊戦闘 第8飛行隊」に所属した「8-26」の機体を再現するために、中島製の長いプロペラスピナーと52型用の短いアンテナ支柱、3号空対空爆弾のパーツをセットしたバリエーションキットとなっています
【 「海軍第265航空隊 戦闘第8飛行隊」について 】
●第265航空隊は1934年11月に鹿児島で編成されて第1航空艦隊に編入、「雷(いかずち)」部隊と呼ばれました
●垂直尾翼に大きく黄色のイナズマを描き、その上に機番を赤文字で「雷112」の様に記入した派手な部隊符号で有名です(SWEET社キット・零戦21型 グリーンVer.参照)
●しかし、 この派手な部隊符号は1944年3月以降は廃止となりました
●第265航空隊は1944年5月に中部太平洋マリアナ諸島のサイパン島第1飛行場へと進出します
●来襲する敵大型爆撃機の迎撃戦闘を行う一方、ビアク作戦に参加する為、6月5日にヤップ島経由で南西方面のハルマヘラに部隊の一部を進出させます
●この頃、当地を訪れていた毎日新聞海軍報道班員「阿部徹雄」氏によって、第265航空隊所属の「零戦21型」の「8-26号機」が撮影されました
●垂直尾翼に描かれた「8」の符号は、1944年6月18日、米軍がサイパン島の第1飛行場を占領して捕獲した多くの零戦52型に描かれていた「8」の符号と書式が同一で、最新の考証によりこれらの機体は第265航空隊の戦闘第8飛行隊所属機と推定しています
●この「零戦21型」の「8-26号機」の写真は、大日本絵画刊「海軍報道班員阿部徹雄撮影 南海の海鷲たち」で初公開、本キットではこの写真を基に最新の考証で「8-26号機」を再現しました
●なお、「8-26号機」のエンジンカウリング側面に描かれた細い横線の色は、白色か黄色か判別が難しく、デカールセットでは白色と黄色の2色を用意してモデラーの選択に任せる事としています
【 零戦21型 第265航空隊 戦闘第8飛行隊 (SWEET SWEETデカール No.14-D037) プラモデルの内容 】
●帝国海軍の主力戦闘機「零式艦上戦闘機 21型」を再現したプラスチックモデル組み立てキットです
●SWEET社の実機に対するリサーチ力と深い造詣、そして高い成型技術を用いて「零式艦上戦闘機 21型」を再現、機体のフォルムを捉えながら1/144のスケールに沿ってパネルラインや動翼のラインなどを極めて高精度な表現力で再現した内容となっています
●ミニスケールながら表面の彫刻、ディテール表現は「零戦21型」の特徴を良く捉えて繊細かつシャープに再現、パーツ構成は組み立てが苦にならないよう適度に抑えられたパーツ数となっており、手のひらに収まるサイズで「零式艦上戦闘機 21型」の精巧な「ミニチュア」の姿を気軽に楽しむことができます
●機体マーキングを再現した、カルトグラフ社製のプリントによる「第265航空隊」の「戦闘第8飛行隊」の「8-26」の機体デカールが付属しています
・ 本キットには日の丸マークのデカールも付属しています
●パッケージには「零式艦上戦闘機 21型」の機体パーツを1機分セット
・ さらに「第265航空隊」の「戦闘第8飛行隊」の「8-26」の機体を再現するために、中島製の長いスピナーを持ったプロペラと52型用の短いアンテナ支柱、「3号空対空爆弾」をセットしています
【 機体胴体 】
●「零式艦上戦闘機 21型」の機体胴体は左右分割のパーツで構成、エンジンカウリング部、主翼部は別ブロック化しています
・ 機体全体にはスケール感に沿ったパネルラインなどを繊細かつシャープな彫刻で再現しています
・ 垂直尾翼は胴体左側パーツと一体成型、胴体パーツは垂直尾翼の基部のラインで分割しています
・ 胴体前部には機銃口を凹ラインで再現
・ 胴体には尾脚を一体成型、脚を展開した状態となっています
・ 着艦フックは胴体パーツ上に非常に精密な彫刻で再現しています
【 カウリング 】
●カウリング部は左右分割のパーツで再現、カウル下部の排気管とオイルクーラーは別パーツ化しています
・ カウルフラップは凹ラインの彫刻で再現、機体胴体部から続く機銃用の溝も丁寧な凹ラインで再現しています
・ カウル内部の「栄12型エンジン」も別パーツ化して再現、「栄12型 エンジン」のシリンダーやパイプ、ロッドなどを非常に繊細な彫刻で再現しています
●プロペラは、スピナーとプロペラ本体とを一体成型となったパーツで再現
・ 中島製の長いスピナーを再現しています
・ プロペラブレードはピッチの入った状態でスピナー上に設置しています
・ プロペラは「栄12型エンジン」へと差込む形で接合、完成後も回転することが可能です
【 主翼・尾翼 】
●主翼は一体成型のパーツで再現、翼端の折り畳み部分は別パーツ化しています
・ 翼端は展開した状態と、折り畳んだ状態を選択して組み立てることができます
・ 動翼と主翼の分割ラインは、パネルラインとは異なるタッチの彫刻で再現しています
・ 動翼自体のならだかなラインもスケールに沿った表現で再現
・ 脚収納庫内には、脚カバーの支柱などのディテールをモールドで再現しています
●水平尾翼は一体成型となったパーツで再現
・ 昇降舵部分は、パネルラインとは異なるタッチの彫刻で再現しています
・ 昇降舵表面のなだらかなラインもスケールに沿った表現で再現
【 脚 】
●主脚部は機体胴体とは別ブロック化しており、脚柱と左右の脚カバー、脚柱付根覆、タイヤと個別にパーツ化して再現しています
【 コクピット 】
●キャノピーは、1ピースのクリアパーツで構成、キャノピーを閉じた状態となっています
・ キャノピー枠はクリアパーツ上に繊細な凸モールドで再現
・ コクピット内部は再現していません
・ コクピット後方に設置したアンテナは別パーツ化して再現、装着の有無を選択することができます
【 兵装類 】
●「零戦21型」の機外兵装として
・ 落下式増槽 ×1
・ 3号空対空爆弾 ×4
が付属、装着の有無を選択できます
【 零戦21型 第265航空隊 戦闘第8飛行隊 (SWEET SWEETデカール No.14-D037) 塗装とマーキング 】
●「零式艦上戦闘機 21型」のマーキング及び塗装例として
・ 第265航空隊 戦闘第8飛行隊 8-26 (ニューギニア ハルマヘラ ワシレ基地 / 1944年6月)
の1種が説明書内に記載されています
●主翼と胴体の日の丸マーク、識別帯、機体標識、主翼の表示線、機体番号、プロペラの表示線などを再現したデカールが付属しています
●カウリング横のラインは白色と黄色とをセット、選択して使用します
●デカールのプリントはカルトグラフ社製です
【 零戦21型 第265航空隊 戦闘第8飛行隊 (SWEET SWEETデカール No.14-D037) パッケージ内容 】
・ 零式艦上戦闘機 21型 ×1機分 (ランナー2枚)
・ デカールシート ×1