サンダース大学付属高校 M4 シャーマン 75mm砲搭載型 (ガールズ&パンツァー)
「サンダース大学付属高校 M4 シャーマン 75mm砲搭載型 (ガールズ&パンツァー) (プラモデル) (ファインモールド ガールズ&パンツァー No.41108 )」です
●アニメ「ガールズ&パンツァー」に登場、サンダース大学付属高校の戦車道チームに所属する中戦車「M4」の「75mm砲搭載型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●汎用性の高さゆえ「サンダース大学付属高校」の主力戦車として運用が行われた中戦車「M4」の「75mm砲搭載型」を再現、丸みを帯びた砲塔に角張った車体という、「シャーマン」の「溶接型車体」を象徴する独特のスタイルを再現した内容となっています
●タミヤ社製「アメリカ M4 シャーマン戦車 初期型」をベースに、「ガールズ&パンツァー」に登場する車両を再現するため、デカールを変更した「ガールズ&パンツァー」バージョンです
●本キットの「M4シャーマン」は
・ 主砲に「75mm戦車砲 M3」
・ 砲塔は装填手ハッチが無く後部が斜めになった75mm砲搭載型の「初期型砲塔」
・ 防盾は幅の広い「M34A1」
・ 車体は前方ハッチ部が前に突き出した「初期型車体」
・ VVSSサスペンションは「後期型」
・ 起動輪は「クライスラー型」と「後期型(肉抜き穴無し)」の2種
・ 誘導輪は「スポークタイプ(前期型)」と「プレスタイプ(後期型)の2種
・ デファレンシャルカバーは「3ピースタイプ」と「1ピースタイプ」の2種
・ 履帯は「T48型(ラバーシェブロン)」
といった特徴を再現しています
【 「ガールズ&パンツァー」について 】
●「ガールズ&パンツァー」の世界は全くの架空の設定ですが、「戦車道」に登場する戦車群は第2次世界大戦で使用された実車を元としており、「国際戦車道連盟」の規約では1945年8月までに設計が行われた戦車を使用するルールとなっています
●「ガールズ&パンツァー」では、戦車を使用して実戦形態で試合を行うことを「戦車道」と言い、この「戦車道」は「華道」「茶道」「書道」などと同じように伝統に支えられた乙女のたしなみとして広く認知されています
●「サンダース大学付属高校」はアメリカ軍に準じた装備を有する学校で、実際のアメリカ軍同様に物量と後方装備の充実さは他校には及ばないものがあります
●保有する戦車は、「M4中戦車」シリーズをベースとしており、イギリス軍仕様となる「M4A4 ファイアフライ」も装備、極めて珍しい「M4A6」すら保有しているのが特徴です
●「サンダース大学付属高校」の戦術は物量を頼りにする傾向にあり、「聖グロリアーナ女学院」の隊長「ダージリン」からは「下品」と言われていますが、同校の隊長である「ケイ」はフェアな戦い方をモットーとしています
●また、他校のチームが最強クラスの戦車を隊長車としているのに対して、「サンダース大学付属高校」では通常の「M4」の「75mm砲搭載型」を隊長車としており、これは隊長「ケイ」の「戦車道」精神の象徴でもあるのです
【 「M4 75mm砲搭載型」について 】
●アメリカは孤立主義の台頭などから1930年代の中頃に入っても軍備は低調であり、軽戦車は少数、中戦車に至っては極少数しか保有していませんでした
●当時のアメリカ軍の中戦車「M2」も、多砲塔式のクラシカルなもので、装甲も薄く、実戦に適したものとは言えないものでした
●第2次世界大戦が開戦するとアメリカは急速に軍備を整え始め、中戦車ではケースメート式に主砲を搭載した「M3」を急遽開発、この「M3」の技術をベースに本命となる「M4」を開発するという方法を採ります
●この「M4」も大量の生産数を確保するため、エンジンごとなどに専用の設計、「M4」「M4A1」「M4A2」「M4A3」「M4A4」「M4A6」という6種の型式を開発しています
●この「M4中戦車」シリーズはアメリカ流の合理的なマスプロ化により大量生産を実現、高い汎用性と機械的な信頼性からアメリカ軍のみならずイギリス軍の戦車部隊の主力となり、連合軍の勝利への礎となったのでした
【 「サンダース大学付属高校 M4 シャーマン 75mm砲搭載型 (ガールズ&パンツァー)」のキット内容について 】
●このサンダース大学付属高校の戦車道チームに所属する中戦車「M4」の「75mm砲搭載型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●タミヤのMMシリーズのエッセンスを凝縮しており、全体のフォルムを捉えながら、表情豊かな鋳造表現、車体の装甲板の素材感、強弱を付けた細部彫刻など、モールド表現を主体として「M4 75mm砲搭載型」のディテールを再現しています
●パーツ数を抑えた構成とパーツ同士の合いも良好で、作りやすさもしっかりと考慮、戦車模型初心者からベテランユーザーに至るまで、そしてストレート組みからハードなディテールアップに至るまで、様々な模型スタンスに対応できる内容となっています
●「M4 75mm砲搭載型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています
【 砲 塔 】
●「75mm砲搭載型」として鋳造による丸みを帯びた形状を再現、アメリカ戦車らしい滑らかな鋳造肌をモールドで再現しています
●「75mm戦車砲 M3」の砲身は一体成型のパーツで再現、砲身先端部は別パーツとなっています
・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現
・ 「同軸機銃」は別パーツ化
・ 砲尾部分を再現、「防危板」などを別パーツ化しています
・ 「防盾」は上下に可動させることができます
●砲塔は、上下に分割したパーツで再現
・ 排莢ハッチ部は別パーツとなっています
・ 車長用の「直接照準器」も別パーツ化
・ 「車長キューポラ」は別パーツ化しており、取り付け位置を自由に選択できます
・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます
・ 砲塔側面に装備する「追加装甲」のパーツが付属、装着の有無を選択できます
・ 砲塔内部の「無線器」も再現しています
●車長キューポラに装備する「12.7mm M2重機関銃」が付属しています
・ 「12.7mm M2重機関銃」は、本体部分を一体成型のパーツで再現、グリップ部は別パーツとなっています
・ 銃身基部の「放熱口」は正確な位置にモールドで再現
【 車体上部 】
●後部にエンジングリルのない「M4」の車体上部レイアウトを再現、各部の溶接跡を凹状のモールドで再現しています
●車体上部は一体成型のパーツで再現、エンジングリル部と後部パネルは別パーツとなっています
・ 「操縦手ハッチ」「前方機銃手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態が選択できます
・ 「前方機銃」は、マウント部を含めた一体成型のパーツで再現
・ 「ベンチレーター」「尾灯」「吸気口」などを別パーツ化、「ライトガード」はプラパーツにて再現しています
・ 「前照灯」は1パーツで再現
・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています
・ 車体前部と側面の「追加装甲」のパーツが付属、装着の有無を選択できます
【 車体下部 】
●車体下部はバスタブ状に一体成型となったパーツで再現、前面のデファレンシャルカバーと後部パネルは別パーツとなっています
・ 「デファレンシャルカバー」(ギアハウジング)は「3ピース型」と先鋭タイプの「1ピース型」の2種をセット、選択して使用することができます
・ 後部パネルは一体成型のパーツで再現、排気管は別パーツ化しています
●サスペンションは、リターンローラーの支持架が斜めとなった「VVSS サスペンション」の「後期型」を再現しています
・ 「VVSS サスペンション」は左右に分割したパーツで再現、「転輪」「リターンローラー」「コイルスプリング」のパーツを挟み込んで作製します
・ 「転輪」と「リターンローラー」は一体成型のパーツで再現
・ 「起動輪」は前後に分割したパーツで再現
・ 「起動輪」は、肉抜き穴が斜めに付いている「クライスラー型」と肉抜き穴の無い「後期型」の2タイプをセット、選択して使用することができます
・ 「誘導輪」及び「転輪」は前期の「スポークタイプ」と後期の「プレスタイプ」の2種をセット、選択して使用することができます
・ 「起動輪」と「誘導輪」は、内蔵するポリキャップにより可動させることができます
【 履 帯 】
●履帯は、 ラバーシェブロン型の「T48型」履帯を再現しています
・ 履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯となっています
・ より精密で立体感ある履帯に交換したい場合には、「M4シャーマン戦車用履帯 T48型」が対応しています
【 「M4シャーマン 75mm砲搭載型」の塗装とマーキング 】
●「M4シャーマン 75mm砲搭載型」のマーキングとして、「サンダース大学付属高校」仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、校章マークなどを再現したデカールが付属しています
・ デカールシートには、「サンダース大学付属高校」のメンバーのキャラクターのイラストデカールもプリントされています
●組立説明書巻頭は「サンダース大学付属高校」のメンバーによる実車解説を掲載 (作画:才谷屋龍一)
【 「サンダース大学付属高校 M4 シャーマン 75mm砲搭載型 (ガールズ&パンツァー)」のパッケージ内容 】
・ M4 75mm砲搭載型 (ガールズ&パンツァー仕様) ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 スポット生産品