M4シャーマン戦車用履帯 T48型 (可動式)
「M4シャーマン戦車用履帯 T48型 (可動式) (プラモデル) (モデルカステン 連結可動履帯 SKシリーズ No.SK-048 )」です
●「M4シャーマン戦車用履帯 T48型 (可動式)」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の「M4中戦車」シリーズに使用されたラバーシェブロンタイプの「T48 履帯(キャタピラ)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「ダックビル」再現用のパーツもセットされています【 「T48 履帯」について 】
●アメリカ軍の主力戦車「M4中戦車」シリーズは早期に戦力化を図るために各種エンジンに合わせた5種の車体が用意され、パーツの共有化が掛かられる一方、それぞれの用途や生産の関係などから様々なパーツも使われています
●履帯も当初は「M3中戦車」から引き継いだフラットラッバータイプの「T51」が使われましたが、次第に各種のタイプが登場しました
●「T48(ラバーシェブロン)」履帯は、履帯本体表面がラバーで覆われ、履帯表面にシェブロン形状の滑り止めパターンが付いているのが特徴となっています
●この「T48」履帯は、初期型車体(前方ハッチ部分が前方に突き出したタイプ)の後期以降の生産型から装着が見受けられ、後期型車体(前方ハッチが大型化して斜めに付いたタイプ)にも使用、「M4中戦車」シリーズの主要な履帯タイプの一つとなります
・ 大戦の後期では、この「T48」履帯と、スチールーシェブロンタイプの「T54E1」の装着例が多く見られます
・ ただし、履帯は消耗品として共有化部品となっており、改修などによって初期型車体の初期の車両にこの「T48」履帯を装備した車両もあります【 「M4シャーマン戦車用履帯 T48型 (可動式)」のキット内容について 】
●この「M4中戦車」シリーズに装備されたダブルピン式の「T48」履帯を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●履帯本体部分がラバーで覆われ、表面部にシェブロン形の滑り止めが付いた「T48」履帯(通称「ラバーシェブロンタイプ」)が表現されています
・ 水平懸架サスペンション用(VVSSサスペンション)の履帯となります
●モデルカステンのリサーチ力により「T48」履帯を再現、実物構造をスケールに沿って忠実にトレースしながら、複雑な形状のエンドコネクターなどのディテールがシャープに表現されています
●履帯を1枚1枚繋ぎ合わせて組み立てていく連結式の履帯パーツセットで、履帯シャフト両側をエンドコネクター部で止める可動式となっており、可動式ならではの自然な弛みを表現することができます
・ ただし、「M4中戦車」に装着されたダブルピン式履帯は弛みが少ないのが特徴ですので、上部転輪部の弛みをつけすぎないようにした方が良いでしょう
●キットは、「T48」履帯の構造をパーツ構成により再現、履帯内部を通る2本のシャフトを上下分割式の履帯パーツで挟み込んで装着、これに両側のエンドコネクターと固定ボルトを接着する方式となっています
●履帯の接地圧低減用の側面延長板「ダックビル」のパーツが付属しています
・ 「ダックビル」は装着の有無が選択できます
・ 「ダックビル」は、車重が重い「M4A3E2」では標準装備で、通常型でも1944年の冬では多くの車両が装着していました
・ この「ダックビル」は「T48」履帯のみの装着ではなく、各型の履帯に装着可能となっています(実車、キット共)
●履帯(履板)は176枚が用意されています
・ キットの説明書には、通常片側80枚、「M4A4」の延長車体で片側83枚を使用する旨が記載されています
・ 模型で使用する場合は、戦車本体のキットの長さと良く摺りあわせて使用すると良いでしょう【 「M4シャーマン戦車用履帯 T48型 (可動式)」の対応車両 】
・ 「M4」中戦車
・ 「M4A1」中戦車
・ 「M4A2」中戦車
・ 「M4A3」中戦車
・ 「M4A4」中戦車
・ 駆逐戦車「M10」系列
・ 自走榴弾砲「M7」
・ 自走カノン砲「M12」
など、「M4中戦車」シリーズ及び系列車両【 「M4シャーマン戦車用履帯 T48型 (可動式)」の主な対応キット 】
・ タミヤ社製 「アメリカ M4A3 シャーマン 75ミリ砲搭載・後期型 (前線突破)」
・ タミヤ社製 「アメリカ M4A3 シャーマン 105mm榴弾砲搭載型 (突撃支援)」
・ タミヤ社製 「アメリカ M4A3E2 中戦車ジャンボ」
・ タミヤ社製 「イスラエル軍 戦車 M1 スーパーシャーマン」
・ ドラゴン社製 「M4A2(76) レッドアーミー」
・ ドラゴン社製 「M4A3 (76)W VVSS シャーマン (プレミアムエディション)」
・ サイバーホビー社製 「M4A4 シャーマン 75mm砲搭載型 」
・ サイバーホビー社製 「アメリカ M4 シャーマン 105mm榴弾砲搭載型」
・ サイバーホビー社製 「イギリス ファイアフライ 1c 溶接車体」
・ サイバーホビー社製 「アメリカ M4A3 シャーマン 75mm砲搭載型 「ヨーロッパ戦線」」
・ サイバーホビー社製 「シャーマン Mk.1c ファイアフライ ハイブリッド 」
・ タスカ社製 「シャーマン ファイアフライ IC コンポジット車体」
・ タスカ社製 「アメリカ戦車回収車 M32B1」
・ タスカ社製 「アメリカ突撃戦車 M4A3E2 シャーマン 「ジャンボ」」
・ タスカ社製 「M4A3 (76) Wシャーマン」
・ タスカ社製 「シャーマン 3 中期型 (鋳造製ドライバーズフードつき)」
・ タスカ社製 「イギリス陸軍 シャーマン5 (M4A4)」
・ タスカ社製 「アメリカ中戦車 M4A1 シャーマン (中期型)」
・ AFVクラブ社製 「M-10 駆逐戦車」
・ ドラゴン社製 「アメリカ M7 自走砲 プリースト 中期生産型 (スマートキット)」
・ アカデミー社製 「M-12 155mmガンモーターキャリアー」
など【 「M4シャーマン戦車用履帯 T48型 (可動式)」のパッケージ内容 】
・ 履帯(履板)×176枚
・ ピンフレーム ×44枚
・ 誘導輪アーム
・ 起動輪用スペーサー
・ ダックビルパーツ
-------------------------------------------【 「M4シャーマン戦車用履帯 T48型 (可動式)」のワンポイント 】
●モデルカステンの履帯キットは、シングルピン式履帯とダブルピン式履帯とでパーツ構成のフォーマットが異なっており、ダブルピン式履帯はパーツ数が多くなっています
●この「T48」履帯は、1枚の履帯(履板)が8パーツで構成されているために全体のパーツ数は多く、モデルカステン製履帯では組立てが難しいキットとなります
●最も困難な部分は、シャフトと履帯本体との組立てで、可動式とするためにシャフト部分を避けて履帯本体パーツを接着する必要があります
●この組立てについては説明書にガイドが描かれていますので、参照の上で製作に挑むと良いでしょう
●タミヤ、イタレリ、ドラゴンの各社のキットに使用する場合は、起動輪に付属のスペーサーを噛ます必要がありますから、キットの車体をそのままの状態で先に組み上げてしまうと同履帯の装着が出来ませんので注意して下さい