KV-1 ソビエト重戦車 mod.1941
「KV-1 ソビエト重戦車 mod.1941 (プラモデル) (ズベズダ (Zvezda) ART OF TACTIC No.6190 )」です
●第2次世界大戦初期に登場したソ連軍の重戦車「KV-1」の「1941年型」を1/100スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●主砲を「39口径 76mm戦車砲 F-32」へと換装、防盾形状も改められた「KV-1」の「1941年型」を再現、ソ連軍の重戦車らしい、簡素ながら重厚なフォルムを再現した内容となっています
●ズベズダ社製「ソビエト KV-1 重戦車 Mod.1940」をベースとして、使用するパーツを変更したバリエーションキットです
【 「KV-1 重戦車 1941年型」について 】
●重戦車「KV-1」は、多砲塔戦車である「T-35」の後継車両として1937年に開発を開始、同様に後継車両として試作が行われた「SMK」と「T-100」を退けて、1939年に制式採用されました
●「KV-1」は、装甲防御力を重視した重戦車であり、強靭な防御力を活かして敵を制圧することを目的としていたことから、打撃力よりも防御力を増す目的で改良が行われ、装甲はさらに厚いものとなります
●そして主砲も、当初は短砲身の「30.5口径 76mm戦車砲 L-11」を搭載していましたが、最終型では「41.5口径 76mm戦車砲 ZIS-5」を搭載、火力の強化も行われています
●「KV-1」の「1941年型」は、主砲を「39口径 76mm戦車砲 F-32」へと換装したタイプで、従来の「30.5口径 76mm戦車砲 L-11」と比べて砲身長が長くなり、装甲貫通能力が向上しています
●防盾も、それまで駐退復座装置を収めるために円錐状の張り出し部を設けていたましたが、箱状の張り出し部へと変更、スッキリとした防盾形状に変化しています
・ ソ連戦車の「~年型」は、解釈や新考証などによって異なっており、この「39口径 76mm戦車砲 F-32」を搭載したタイプは、一般的な資料では「1940年型」となっている場合が多いようです
●「KV-1」の強靭な防御力は、その後の独ソ戦においてその能力を発揮、進撃するドイツ軍にとって恐怖の存在となったのでした
【 「KV-1 ソビエト重戦車 mod.1941」のキット内容について 】
●このソ連軍の重戦車「KV-1」の「1941年型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●1/100スケールのサイズに沿って、適度な強弱をつけたディテールで「KV-1 1941年型」を再現
・ できるだけ一体成型化を進めてパーツ数を抑えながらも、実車のフォルムやディテール、そしてポイントをしっかりと捉えたキットとなっています
●「KV-1 1941年型」を構成するパーツは6点で、10分程度で組み立てを完了することが可能
・ 気軽に戦車模型を楽しみたい人、塗装の練習を行ないたい人、もしくはコレクションとして数を揃えたい人などに最適なキットです
・ AFVモデルは、実車の構造を反映して足周りを構成するパーツが多く、これを苦手にする人や、戦車模型初心者の人への入門キットとしてお薦めします
●接着剤不要のスナップキットとなっています
●「KV-1 1941年型」は、「砲塔上部」「砲塔下部」「車体上部」「車体下部」「左右の足周り」の6パーツで構成
●「砲塔」は、上下に分割したパーツで再現
・ 下部パーツには、「砲身」「防盾」を一体成型化しています
●「車体上部」には、フェンダーを一体成型化しています
・ フェンダー上には、雑具箱を3個装備した状態を再現
●「足周り」には、「車体下部側面」「転輪」「履帯」などを一体成型化しています
・ 「転輪」は、「初期型」の鋼製転輪を再現(パッケージに描かれているタイプとは異なります)
・ 履帯は、裏側の「センターガイド」を再現しています
●「ART OF TACTIC(ウォーゲーム)」時に使用する旗のパーツが付属しています
●「KV-1 ソビエト重戦車 mod.1941」の完成時のサイズ
・ 全長 : 6.8cm
【 「KV-1 ソビエト重戦車 mod.1941」のパッケージ内容 】
・ KV-1 重戦車 1941年型 ×1
・ 旗 ×1
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【 「ズベズダ ART OF TACTIC」シリーズについて 】
●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、小さな「駒」にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、シンプルなパーツ構成でありながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気がつくことでしょう
・ また、パーツ数を抑えながらも、実車のポイントをしっかりと押さえ、強弱を付けたモールドは立体感あるディテール再現に反映されており、約7cm弱という小さなサイの「KV-1」を手にした時、ミニスケールモデルの様々な楽しみ方を連想させてくれるキットと言えるでしょう