ドイツ 陸軍指揮官 1939-1942
「ドイツ 陸軍指揮官 1939-1942 (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6133 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の野戦司令部要員4体を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●前線において指揮を行う将校と、指示を伝達する通信手の姿を再現したフィギュアセット
●ズベズダ社の「ART OF TACTIC」のユニットとなるキットですが、非常に高いレベルで造型されたフィギュアですので、1/72スケールのAFVフィギュアとして様々な場面で活用することができるフィギュアセットです
●本パッケージで再現しているドイツ軍野戦司令部要員の内容は
・ 将校 ×2
・ 下士官 ×1
・ 通信手 ×1
となっています
●「M36野戦服」を着用した姿で、大戦初期から全般に渡り使用することができます
【 「野戦司令部」について 】
●近代における軍隊の組織は「中隊」が部隊運用としての最小単位となり、この「中隊」を複数まとめて、「大隊」や「連隊」という部隊を編成しています
・ 「中隊」の隷下には、「小隊」や「分隊」などの部隊が存在しますが、これらの部隊はあくまでも「中隊」に帰属する部隊であり、支援要員が居ないことから継続して戦闘行動を行うことができず、基本的に独立運用されることはありません
●「中隊」以上の部隊には、それぞれに「司令部」を設置、指揮官の他に、幕僚や通信手、伝令などが配置されており、部隊の指揮を担っています
●この「司令部」は、部隊の規模が大きい程に構成する要員の数は多くなり、「中隊」では10名以下なのに対して、「大隊」「連隊」では20名以上、さらに「連隊」「旅団」「師団」では司令部直属の部隊を持つ傾向もあります
●「司令部」はこれらの部隊運用を行う際の中枢であり、指揮を行いやすいように前線近くに配置されますが、もし損害が発生した場合には、部隊の能力の大幅な低下を招いてしまいますので、安全性を確保するよう秘匿できる場所や、堅牢な陣地内などに設置するのが用兵の常識となっているのです
【 「ドイツ 陸軍指揮官 1939~1942」のキット内容について 】
●ドイツ軍の野戦司令部要員を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ズベズダ社が展開する第2次大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することを前提としており、専用のベースが付属しています
・ ただし、スケールモデルにも転用できるようにフィギュアの輪郭や造型はしっかりしたものとなっていますので、1/72スケールの車両キットやジオラマなどにも使用することができます
●このようなミニスケールのフィギュアはビニールなどの柔らかい素材が多いですが、本キットでは通常のプラスチックモデルと同様の硬いプラ素材で成型されています
●フィギュアの内訳は、将校2体、下士官1体、通信手1体の合計4体です
●各フィギュアのモールドは非常にシャープで、小火器や拳銃ホルスターなどの装備品は立体感ある造型となっています
●フィギュアの服装は「M36野戦服」を着用、ブーツを履いた姿です
・ 将校は「将校帽」、下士官は「ヘルメット」を被った姿、通信手は無帽の状態です
・ 将校は大戦を通じて見られた服装、下士官と無線手の服装は1943年頃までとなりますが、その後も着用例を多く見ることができます
●フィギュアは、「胴体」「両腕」などで分割したパーツ構成で、接地部分にはベース用のアタッチメント(ダボ)が付属しています
・ 小火器類は「胴体」に一体成型化して再現しています
●各フィギュア用の小型ベース(×4)と、4体のフィギュアを固定するための大型ベース(×1)が付属しています
【 「ドイツ 陸軍指揮官 1939~1942」のフィギュアのポージングについて 】
●野戦司令部要員のフィギュアのポーズは4体、4種類をセット
・ 将校は
双眼鏡で前方を視察しているポーズ
信号ピストルを上方に向けて、信号弾を発射しているポーズ
・ 下士官は、マップなどを持ち、鉛筆等を使用して文字を書き込んでいるポーズ
・ 通信手は、片膝を付いた姿勢で、無線機を操作しているポーズ
●「ART OF TACTIC」のプレイ時に使用するユニットを示す旗が付属しています
●全16パーツ
【 「ドイツ 陸軍指揮官 1939~1942」のパッケージ内容 】
・ ドイツ軍 野戦司令部要員 ×4
・ 小型ベース ×4
・ フィギュア4体配置用の大型ベース ×1
・ ユニット表示用の旗 ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2016年 完全新金型
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【 「ズベズダ ART OF TACTIC」シリーズについて 】
●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう
●また、1/72スケールではあまり重視されていないフィギュアを、ズベズダ社による造形力と現代の成型技術によって極めて高いレベルでキット化
●さらに、従来はこのようなミニスケールでは軟質素材製のフィギュアが多かったのですが、この「ドイツ 陸軍指揮官 1939~1942」は通常のプラスチック製で構成しています
●1/72スケールの車両と組み合わせたり、ジオラマシーンを演出したりと、ゲームの駒としてだけではなく、スケールモデルとしての様々な楽しさを味わうことができる内容となっています