ドイツ LWS 水陸両用トラクター 初期型
「ドイツ LWS 水陸両用トラクター 初期型 （プラモデル） (ホビーボス 1/72 ファイティングビークル シリーズ No.82918 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の水陸両用トラクター「LWS」の「初期型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●非装甲車両として後方における水上輸送任務などで活躍した水陸両用トラクター「LWS」の「初期型」を再現、小型ボートに履帯を装着したような特異なフォルムを再現した内容となっています
●左右対称のリーフサスペンションを装備し、ダブル状の歯の起動輪を持つ「LWS」の「初期型」を再現しています
【 「ドイツ LWS 水陸両用トラクター 初期型」のキット概要 】
●一体成型を多用したパーツ構成と、パーツ上に施されたモールドを主体としたディテール再現により、パーツ数を極力抑えた内容
●総パーツ数は29点、30分程度で組み上げることが可能
●各ハッチはモールドにて再現
●履帯は、「LWS 初期型」用のシングルピン履帯、プラスチック製パーツにより既に形状が完成した状態
●履帯は、リング状になった一体成型のパーツで再現
●塗装例はドイツ軍仕様2種、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属
【 「ラントワッサシュレッパー （LWS）」について 】
●ドイツ軍は、1935年の「ヴェルサイユ条約」の破棄によって本格的な軍備の整備を開始し、戦車を初めとする様々な車両の開発に着手しました
●その中には、水際作戦用の水陸両用車両も含まれており、「ラントワッサシュレッパー（LWS）」と呼ばれたこの車両は1939年に試作車が完成しました
●「ラントワッサシュレッパー（LWS）」は、通常のボートと良く似た車体形状と構造を持ち、水上航行時には車体後部のスクリューを使用、陸上での走行は車体下部の履帯を使用するシステムを採用しています
●足周りは、極力既存の戦車のパーツが流用されており、大型の車体の割りには路上での最高速度は35km/h、水上では6.8ノットの速度を出すことができました
●「LWS」の車体上部はボートそのものの構造で、密閉型となるキャビンには乗員3名の他に兵員20名を載せる能力を持っています
●大掛かりな履帯装置を装備することから「LWS」は生産コストが高く、ドイツは非装甲の後方用の車両にそれだけのコストを掛ける余力はないことから本格的な量産は行われず、1940年までに21両を生産した段階で生産は終了となりました
●もっとも、生産された「LWS」は、東部戦線や北アフリカ戦線などで運用され、優れた水陸両用機能から各種の輸送任務で活躍、ドイツ軍の特殊車両として記憶に残る存在となったのです
【 「ドイツ LWS 水陸両用トラクター 初期型」のキット内容について 】
●このドイツ軍の水陸両用トラクター「LWS」の「初期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ホビーボス社がこれまで培ってきた成型技術を駆使し、一体成型を多用したパーツ構成と、パーツ上に施されたモールドを主体としたディテール再現により、パーツ数を極力抑え、ミニスケールキット本来のかたちで「LWS 初期型」を気軽に楽しめる内容となっています
・ 総パーツ数は29点、転輪の一部と履帯とを一体成型化した1パーツで再現しながらも、表面のパターンもしっかりと彫刻されており、30分程度の組立てで本格的なスケールモデルとしてのく「LWS 初期型」の姿を楽しむことができます
●「LWS 初期型」は、「キャビン」「車体」の2ブロックで構成しています
【 キャビン 】
●ボートに似た独特のキャビン形状を再現、スライド金型を使用して各部のディテールをメリハリのあるモールドで再現しています
●キャビンは一体成型のパーツで再現
・ キャビンの各窓の部分は開口しており、キャビン内側から各ブロックごとにパーツ化したクリアパーツを取り付けて各窓を作製します
・ 「サーチライト」「サイドミラー」、後部のステーなどを別パーツ化して再現
・ 「錨」はモールドにて再現、立体的な彫刻となっています
【 車 体 】
●ボート状とな「LWS」の車体形状を再現、車体下部の補強用のフレームや車体上部のハッチなどをメリハリのあるモールドで再現しています
●車体は、上下に分割したパーツで構成
・ 車体下部の側面は別パーツ化、側面にはサスペンションを一体成型化しています
・ 「スクリュー」は、プロペラとシャフトの2パーツで構成、「舵」はそれぞれ一体成型のパーツで再現しています
・ 「前照灯」「牽引装置」も一体成型のパーツで再現
【 履 帯 】
●履帯は、裏側のガイドが1枚となる「LWS 初期型」用のシングルピン履帯を再現しています
・ 履帯は、リング状となった一体成型のパーツで再現、表面の滑り止めパターンや裏側のガイド（1枚）などをモールドで再現しています
・ 履帯には、「起動輪」の片側と、「誘導輪」「転輪」を一体成型化、これに「起動輪」の片側パーツを取り付けて足周り全体を完成させます
【 「LWS 初期型」の塗装とマーキング 】
●「LWS 初期型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
【 「ドイツ LWS 水陸両用トラクター 初期型」のパッケージ内容 】
・ 水陸両用トラクター LWS （初期型） ×1
・ デカールシート ×1
・ 組立て説明書 ×1
●2016年 完全新金型
