ライ フィールド モデル ティーガー 1 中期型 (フルインテリア付) 1/35 AFV RM-5010 プラモデル

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ティーガー 1 中期型 (フルインテリア付)

販売価格

12,100円 10,890円(税込)

購入数 SOLD OUT

「ティーガー 1 中期型 (フルインテリア付) (プラモデル) (ライ フィールド モデル 1/35 AFV  No.RM-5010 )」です


●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の重戦車「ティーガー 1」の「中期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●従来の戦車とは次元が異なる、絶大な火力と分厚い装甲により各戦線において伝説を作り上げた「ティーガー 1」の「中期型」を再現、垂直状に切り立った装甲と骨太な主砲が織り成す、重厚なフォルムを再現した内容となっています

●ライフィールドモデル社製「ティーガー 1 戦車回収車」をベースとして、「ティーガー 1 初期型 第503重戦車大隊 東部戦線 1943 (フルインテリア)」のパーツを使用、車体前部の牽引ホールド部分などを新規パーツへと変更したバリエーションキットです

●本キットで再現している「ティーガー 1」は
 ・ 車長キューポラはペリスコープを使用した新型
 ・ 車体後部のエアフィルター、砲塔後部のピストルポートを廃止
 ・ 車体後部にトラベリングロックを装備
 ・ 照準口は双眼タイプ(「TFZ9b照準器」)
 ・ 砲塔天板の装甲は25mm厚
 ・ 装填手用ペリスコープガードは大型化
 ・ 車体前部の牽引ホールドは上部が凹んだタイプ
 という「後期型」に近い「中期型」の仕様を再現しています(時期的には1944年12月以降の生産車両となります、また牽引ホールドの形状から「後期型」に区分している資料もあります)

【 「ティーガー 1 中期型 (フルインテリア付)」のキット概要 】


●細分化したパーツとエッチングパーツ、クリアパーツ、金属製ワイヤーなどを交えたパーツ構成で細部再現に重きを置いた内容
●乗員用のハッチは開閉状態を選択可能
●車長キューポラは、水抜き用の溝が付いたタイプと溝が付いていないタイプとを選択して使用
●ペリスコープなどはクリアパーツで再現
●車載工具の固定具は、パーツに一体成型化した状態と、エッチングパーツとを選択可能
●エンジングリルの異物混入防止ネットなどを再現したエッチングパーツが付属
●パテでツィンメリットコーティングを施すためのエッチング製のブレードが付属
●履帯は「ティーガー 1」用の「後期型履帯(Kgs/63/725/130履帯)」、履板1枚ごとに分割した連結可動式
●塗装例は、ドイツ軍仕様3種、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属

【 「ティーガー 1 中期型 (フルインテリア付)」のキット内容について 】


●ドイツ軍の重戦車「ティーガー 1」の「中期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●細分化したパーツ構成と、エッチング、クリアパーツ、金属製ワイヤーなどを交えたパーツ構成により、「ティーガー 1 中期型」のディテール再現に重きを置いた内容となっています
 ・ 「ライフィールドモデル」は新興メーカーとなりますが、スライド金型を使用したパーツ成型やエッチングパーツによる細部再現、連結可動式履帯など、新興メーカーらしからぬ手馴れた構成で、これまで発売された「ティーガー 1」のキットを下敷きにしながら、よりモールドのクオリティを向上させた内容となります

●エンジンルーム内部を含めて、車体内部を詳細に再現しています


●「ティーガー 1 中期型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています

【 砲 塔 】
●特徴的な馬蹄形の砲塔フォルムを始め、防盾の鋳造肌、各部の溶接跡、ボルト穴、キューポラ部の細部などのディテールを、パーツ分割とモールドにより細かく再現しています

●「KwK36 88mm戦車砲」の「砲身」は、前後方向に3分割したパーツで再現
 ・ 「マズルブレーキ」は、3パーツに分割して再現、内部構造も再現しています
 ・ 「防盾」は、装甲スリーブ、防盾外側、防盾内側、防盾基部の4パーツに分割して再現、装甲スリーブにはネジ穴をモールドで再現しています
 ・ 「同軸機銃」は別パーツ化、スライド金型を使用して銃口を開口しています
 ・ 「防盾」(砲身)は、完成後も上下に可動させることができます

●砲塔は左右及び天板、砲塔リングの4パーツで構成
 ・ 「装填手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます
 ・ 後部のと「エスケープハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ 「ベンチレーター」は上下に分割したパーツで再現

●「車長キューポラ」は一体成型のパーツで再現
 ・ 「車長キューポラ」は、水抜き用の溝が付いたタイプと溝が付いていないタイプの2種をセット、選択して使用します
 ・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます
 ・ 「ペリスコープ」はクリアパーツで再現
 ・ キューポラに装備する「MG34機関銃」(通常型)が付属、銃身部、機関部、ドラム弾倉の3パーツに分割して再現しています
 ・ 「対空機銃架」は3パーツで再現

●砲塔後部の「ゲペックカステン」は、本体と底部の2パーツに分割して再現
 ・ 「蓋」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます

●砲塔内部を再現、以下のパーツで構成しています
 ・ 砲尾
 ・ 防危板
 ・ 照準器
 ・ 駐退復座装置
 ・ 同軸機銃の機関部及び弾薬嚢
 ・ 薬莢受け

 ・ 砲塔バスケット
 ・ 各座席
 ・ 砲塔旋回装置
 ・ 旋回ハンドル
 ・ 操作ハンドル
 ・ ジェリカンラック
 ・ 通話ターミナル
 ・ 防弾ガラス入れ
 ・ ジェリカン ×3
 など

【 車体上部 】
●各部の装甲板の厚みや溶接跡の再現の他、上部に配置した牽引ワイヤーや各種工具類、クリーニングロッドなどが織り成すドイツ車輌独特の細かな車体上部のレイアウトを再現しています

●「車体上部」は、「前部」「戦闘室前面パネル」「天板」の3パーツで構成
 ・ 後方の「エンジングリル」は別パーツ化、形状を正確に再現するために上下に分割したパーツ構成となっています
 ・ エンジングリル上の異物混入防止ネットは付属のエッチングパーツで再現
 ・ 「操縦手ハッチ」「前方機銃手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます
 ・ 「ボッシュライト」は前後に分割したパーツで再現、内側のガラス部を再現するクリアパーツが付属しています
 ・ 「ボッシュライト」の配線を再現したパーツが付属

●「前部」は「フェンダー」を含めた一体成型のパーツで再現

●「戦闘室前面パネル」は一体成型のパーツで再現、操縦手視察装置、前方機銃マウントは別パーツとなっています
 ・ 視察装置内部の「防弾ガラス」はクリアパーツで再現
 ・ 「前方機銃マウント」は3パーツで構成、中央のボールマウント部を接着しないことマウントを可動とすることができます
 ・ 「前方機銃」は8パーツの構成により、その内側の構造を再現しています

●「車載工具類」はそれぞれ個別にパーツ化、「固定具」も含めて一体成型化したパーツとなっています
 ・ 「固定具」を再現したエッチングを付属、工具に一体成型化した固定具部分を削り落とすことで、固定具をエッチングパーツへと変更することができます
 ・ 「牽引ワイヤー」は、アイの部分はプラパーツ、ワイヤー本体は付属の金属製ワイヤーを使用して作製します
 ・ 「牽引ワイヤー」の固定具は、プラスチック製パーツで再現

●サイドフェンダーは左右それぞれ一体成型のパーツで再現

【 車体下部 】
●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、これに側面パネル、後部パネルを貼り付けて作製します
 ・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化して再現、トーションバー部分も再現しており、アーム部分のツメを切り取ることで、上下可動とすることができます
 ・ 「転輪」は1枚ずつに個別にパーツ化
 ・ 「起動輪」「誘導輪」は表・裏に分割したパーツで再現

●車体後部パネルは一体成型のパーツで構成
 ・ 「車間表示灯」「牽引装置」などは別パーツ化して再現
 ・ 「排気管」は上下方向に3分割したパーツで再現、蓋は閉じた状態となります
 ・ 「トラベリングロック」は5パーツで再現、砲身をロックしていない状態を再現しています

●車体内部を再現、以下のパーツで構成しています
 ・ 車体下部のフレーム構造(エッチングパーツ)

 ・ トランスミッション
 ・ クラッチ
 ・ 最終減速器
 ・ ドライブシャフト

 ・ 操縦席
 ・ メーターパネル
 ・ ハンドル
 ・ レバー類
 ・ ペダル類

 ・ 無線手席
 ・ 無線機
 ・ 機銃弾の弾薬箱ラック及び弾薬箱
 ・ 予備銃身ケース

 ・ 砲弾収納庫
 ・ 砲弾
 ・ 砲弾ラックの扉
 ・ バッテリーケース
 ・ 隔壁
 
 ・ エンジン
 ・ 燃料タンク
 ・ ラジエター
 ・ 冷却ファン
 など

【 履 帯 】
●「履帯」は接地部分にハの字状の滑り止めパターンが付いた「ティーガー 1」用の「後期型履帯(Kgs/63/725/130履帯)」を再現しています
 ・ 「履帯」は連結可動式となっています
 ・ 「履帯」は履帯の両側をピンで止めることにより可動式とすることができ、裏側のガイドは肉抜き穴を再現するために別パーツ化しています
 ・ このタイプの履帯には、モデルカステン製「ティーガー 1型 戦車用履帯 (後期型) (可動式)」が対応しています

●ペリスコープ、操縦手の視察装置などを再現したクリアパーツが付属
●エンジングリルの異物混入防止ネット、車載工具類の固定具、車体床面のフレーム構造などを再現したエッチングパーツが付属しています

●ツィンメリットコーティングを再現するためのエッチング製のブレードが付属しています

ティーガー 1 中期型 (フルインテリア付) (ライ フィールド モデル 1/35 AFV No.RM-5010 )の商品画像

【 「Sd.Kfz.181 ティーガー 1 中期型」の塗装とマーキング 】
●「ティーガー 1 中期型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第502重戦車大隊 217号車
 ・ SS第101重戦車大隊 342号車 (ベルギー / 1944年春)
 ・ SS第101重戦車大隊 321号車 (フランス / 1944年)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています


【 「ティーガー 1 中期型 (フルインテリア付)」のパッケージ内容 】


 ・ ティーガー 1 中期型 ×1
 ・ エッチングシート ×2
 ・ エッチングシート (ツィンメリットコーティング用 ステンレス製) ×1
 ・ 金属製ワイヤー ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●2016年 一部新金型


【 「Sd.Kfz.181 ティーガー1 中期型」について 】


●第1次世界大戦の敗戦から戦車の保有を禁じられたドイツは1935年に再軍備化を開始、戦車は用途に応じて「1号」から「4号」の4車種に分けて開発と生産を行うようになります
●ただし、この4車種のみに完全に絞っていた訳ではなく、その他の戦闘車両の研究も進められ、「4号戦車」を越える重戦車の研究が「ヘンシェル」社と「ポルシェ」社の2社で実施、制式化は見送られたものの数両の試作車が完成しました

●第2次世界大戦が開戦すると、ドイツ軍は「電撃戦」により破竹の勢いで進撃、敵国を屈服させましたが、大戦初期のドイツ戦車の能力は連合軍戦車よりも劣っており、特に装甲の薄さが問題となりました
●このような事態を受けて1941年5月、ドイツ軍は新型の重戦車の本格的な開発を「ヘンシェル」社と「ポルシェ」社に命じ、2社では以前の経験をベースとして各社ごとに試作車を完成、比較試験の結果「ヘンシェル」社が開発した車両が「ティーガー 1」として制式化されました

●この「ティーガー 1」は、当時の戦車としては破格の能力を有し、主砲には戦車キラーとして名高かった「Flak36 88mm高射砲」を車載型とした「KwK36 88mm戦車砲」を搭載、装甲は前面100mm、側後面80mmの厚い装甲を備え、この強力な火力と防御力は連合軍戦車を完全に凌駕していました

●「ティーガー 1」は、1942年末ごろから「北アフリカ戦線」と「東部戦線」に投入され、その能力を発揮、連合軍に衝撃を与えました
●ただ、当初は数が揃わなかったことと、用兵の不慣れ、そして機械的な故障により思うような戦果を挙げられなかったのも事実で、それが克服され始めた1943年の春頃から「ティーガー 1」の活躍が顕著となります
●その主砲は、戦車戦において遠距離から連合軍戦車の前面装甲を軽く貫く能力を持ち、低伸弾道性能の高さから命中率も高く、さらに短延期信管により榴弾における対人目標への制圧効果も優秀でした
●装甲は、遠距離においては連合軍火砲からの射撃を防ぐに充分な能力を備え、近距離においても敵に対して角度を斜めにすることで敵弾の貫通を阻止、「ティーガー 1」の特性を理解したベテラン乗員による運用実績は連合軍将兵を恐怖に陥れ、超人的な活躍により数多くの「ティーガー 1」伝説を生み出しました

●しかし、このような強力な「ティーガー 1」も少なからず弱点を持っており、これを改善するために1943年7月から生産が始まったのが「中期型」です

●この「ティーガー 1 中期型」では、「初期型」が円筒形の車長キューポラを装備していたのに対して、背の低い新型のキューポラへと変更したのが最大の特徴となっています
●「初期型」の車長キューポラの装甲は決して薄いものではありませんでしたが、車長が死傷すると、その戦車は事実上戦闘遂行能力を失うことを意味しており、敵からの目標となりました
●キューポラに被弾するとその衝撃によって、キューポラが砲塔部から外れたり、変形してしまう場合が多く、さらに直視式の視察口はソ連軍の対戦車ライフルの格好の的でした

●このため、「中期型」では背の低い新型へと変更、視察装置もペリスコープ式へと代わり、車長の安全性は飛躍的に向上しています
●その他にも、「中期型」の途中からはエアフィルターや車体の発煙弾発射装置の廃止なども行われ、「ティーガー 1」はより実戦的な車両へと進化し、更なる伝説的な戦い振りを発揮したのです



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