フジミ ちび丸艦隊 鳥海/摩耶 ちび丸艦隊 シリーズ ちび丸-042 プラモデル

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ちび丸艦隊 鳥海/摩耶

販売価格

2,640円 2,376円(税込)

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「ちび丸艦隊 鳥海/摩耶 (プラモデル) (フジミ ちび丸艦隊 シリーズ  No.ちび丸-042 )」です


●太平洋戦争時における日本海軍の「重巡洋艦 鳥海」「重巡洋艦 摩耶」のいずれかをノンスケールで再現できるプラスチックモデル組立てキット。

●フジミ社製「ちび丸艦隊 鳥海」「ちび丸艦隊 摩耶」のキットをベースにしたバリエーションキットです。
 ・ 「鳥海」「摩耶」との相違点にあたる「甲板」「艦橋」「艦橋前砲台」「高角砲」「マスト」のパーツを2種類セット、「鳥海」「摩耶」のいずれか「一隻」を選択して組み立てることができる内容となっています。

●「ちび丸 鳥海」は竣工時に近い姿で戦い続けた姿を、「ちび丸 摩耶」は第3番主砲塔を撤去して対空兵装を多数配置した姿を、全長約10cmのサイズにギュっと凝縮、曲線ラインでかたどった、かわいらしいデフォルメスタイルで再現した内容となっています。

●デフォルメしながらも、所々にメリハリをつけたモールドで「重巡洋艦 鳥海」「重巡洋艦 摩耶」の最大公約数的なディテールを再現、接着剤を使わずにパチパチと組み立て、組み立て後は付属のシールを使い、軍艦の特徴たる部分を充分に再現しながらも、考証にとらわれずに「重巡洋艦 鳥海」「重巡洋艦 摩耶」の雰囲気を気楽に楽しむことができる内容となっています。

【 ちび丸艦隊 鳥海/摩耶 (フジミ ちび丸艦隊 シリーズ ちび丸-42) プラモデルの内容 】


■ ちび丸艦隊 鳥海/摩耶 概要
●日本海軍の「重巡洋艦 鳥海」「重巡洋艦 摩耶」をデフォルメして再現したプラスチックモデル組立てキットです。

●接着剤不要のスナップキット、ランナーからパーツを切り出して、パチパチとパーツをはめ込んで組立てることができます。
 ・ 完成後のパーツの脱落を防ぎ、より確実に組み立てる際には、プラスチックモデル用の接着材の使用をおすすめします。

●「ちび丸 鳥海」「ちび丸 摩耶」の船体のデザインは、かわいらしく曲線ラインでかたどったシルエットでデフォルメ
 ・ 「ちび丸 鳥海」は主砲を背負い式に5基配置したイメージを強調し、独特の大型化した艦橋を装備した姿を再現、
 ・ 「ちび丸 摩耶」は対空兵装を増強したイメージを強調し、独特の大型艦橋を装備し船体側面にバルジを装着した、1944年時の姿を再現しています。

●フジミ社製「特シリーズ」で培ったディテール再現をフィードバック、艦橋構造の差異、船体舷側の舷外電路や窓、後部航空作業甲板のレールなどのディテールを細やかなモールドで再現し、デフォルメしながらも「高雄型重巡洋艦」の特徴を表現しています。

●艦底部分は艦底色、船体上部は軍艦色、艦載機は緑色で成型、リノリウム甲板部分の塗り分け部分用のシールをセットしており、塗装しなくても楽しむことができます。
 ・ リノリウム甲板部分にはスケールモデルのようなリノリウム押さえをモールド化して再現していますので、塗装して楽しむことも可能です。

●艦底部分は着脱させることが可能、「フルハルモデル」「洋上モデル」を選択して組み立てる事ができます。
 ・ 水に浮かべることはできず、ディスプレイモデルとして楽しむキットになります。

■ ちび丸艦隊 鳥海/摩耶 各部内容
船体
●「ちび丸 鳥海」「ちび丸 摩耶」の船体は「艦底部」「船体部」「甲板部」「シェルター甲板」でブロック分割化した構成、これに「艦橋」「砲塔」などの艤装類を取り付けます。

●船体舷側部は一体成型化したパーツで再現。
 ・ 船体舷側には、舷窓、舷外電路、魚雷発射口(覆い)などのディテールを繊細なモールドで再現しています。

●上甲板は全通状の一体价成型化したパーツ、リノリウム押さえ、魚雷発射管、リールなどの細部をモールド化して再現しています。
 ・ 副砲の有無、増設機銃など「鳥海」「摩耶」の違いを再現するため2種の甲板パーツをセット、選択して使用します。

●航空機作業甲板部は、甲板部とは別の一体成型化したパーツで再現。
 ・ 航空機運搬軌条はスケール感を損なわぬ凹モールド化して再現し、表面には鋼板模様を繊細なモールドで再現しています。

●艦底部は、ビルジキールを含め一体成型化したパーツで再現、パーツが歪まぬよう、艦底内側に幅広の「桁」パーツを挟み込んで組立てます。
 ・ 船底に設置されたスクリュー、推進軸、舵を別パーツ化して再現。
 ・ 舷側パーツからつながるバルジ部分のふくらみもパーツ上に成型しています

艤装など上部構造物
●船体上の構造物は「艦橋」「煙突」「後部艦橋」「マスト」「後檣」「主砲塔」「高角砲」ごとにブロック分割化した構成、各ブロックを組立後、「鳥海」の船体上にはめ込む形で取り付けます。

●「艦橋」は、積み上げるよに4層に分割したパーツ構成、「鳥海」「摩耶」の特徴を表した2種をパーツをセット、選択して組み立てます。
 ・ 艦橋窓は、枠の部分を凸モールドとし立体感を演出、艦橋窓を再現したシールも付属しています。
 ・ 艦橋トップの「測距儀」「射撃指揮所」「高射装置」「方位盤」「機銃」などを別パーツ化して再現、高雄型独特の巨大な艦橋シルエットを再現しています。
 ・ 「摩耶」の環境前高角砲砲台は別ブロック化したパーツ構成となっています。

●2本の「煙突」ともに左右に分割したパーツ構成
 ・ 煙突上部のファンネルキャップは煙突片側のパーツと一体成型化していますが、雨水カバー金網はスライド金型を使用してスリット状になった間を抜いて成型したパーツになっています。
 ・ 煙突本体表面部には蒸気捨て管、ジャッキステーを微細なモールドで再現。
 ・ 塗装なしで仕上げるための、煙突先端部分に貼る黒色のシールが付属しています。

●「マスト」は「鳥海」「摩耶」の特徴を表した2種をパーツをセット、選択して組み立てます。
 ・「鳥海」のマストは一体成型のパーツで再現、「摩耶」のマストは「21号電探」を含めて一体成型化したパーツで再現、「13号電探」は別パーツ化しています。

●「後檣」は、3脚檣部分とトップの単檣に分割して再現しています。

●「鳥海」「摩耶」の主装備の違いは、取り付けるパーツを選択して組み立てます。

●「ちび丸 鳥海」の艦上の装備
 ・ 連装 主砲 ×5基
 ・ 単装 高角砲 ×4基
 ・ 連装機銃 ×4基
●「ちび丸 摩耶」の艦上の装備
 ・ 連装 主砲 ×4基
 ・ 連装 高角砲 ×6基
 ・ 3連装機銃 ×9基
 ・ 単装機銃 ×6基
を再現しています。

●主砲 連装式
 ・「主砲塔」は一体成型化したパーツで再現、測距儀の有無をパーツ分けしています。
 ・ 砲身は1本づつ独立したパーツで再現、砲口は開口しています。

●高角砲 連装・単装式
 ・ 「高角砲」は、連装式に成型された砲身部と、スポンソン部と砲架とを一体成型化したベース部分で分割したパーツ構成。
 ・ 高角砲の砲口部分は開口しています。

●3連装・連装・単装機銃
 ・ 機銃はそれぞれ一体成型化したパーツで再現しています。

●その他の艤装類として
 ・ 探照灯
 ・ 探照灯台座
 ・ カタパルト
 ・ 艦首・艦尾旗竿
 ・ 錨
 などを別パーツ化して再現しています。

●「ちび丸 鳥海」「ちび丸 摩耶」の艦載機として
 ・ 零式水上偵察機 ×2
 が付属しています。

【 ちび丸艦隊 鳥海/摩耶 (フジミ ちび丸艦隊 シリーズ ちび丸-42) 塗装とマーキング 】


●塗装をしたい時のガイドになるよう使用する塗料の一覧を組立説明書内に記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。

●リノリウム甲板、艦橋窓、軍艦旗、煙突の黒い部分、探照灯のガラス部、艦載機の日の丸マークなどを再現したホイルシールが付属しています。
 ・ 「ちび丸艦隊 台座」に対応した「ちび丸艦隊 鳥海」「ちび丸艦隊 摩耶」のネームシールも付属しています。


【 ちび丸艦隊 鳥海/摩耶 (フジミ ちび丸艦隊 シリーズ ちび丸-42) パッケージ内容 】


 ・ ちび丸艦隊 鳥海/摩耶 ×いずれか1隻分
 ・ 零式水上偵察機 ×2
 ・ ホイルシール ×4 (ネームプレート用シール含む)
 ・ 組立て説明書 ×1

【 ちび丸艦隊 鳥海/摩耶 (フジミ ちび丸艦隊 シリーズ ちび丸-42) 製品仕様 】


●プラスチックモデル組立キット
●接着剤が無くとも組み立てることができるスナップフィットキットですが、各パーツ類はランナー状に成型されていますので、パーツを切り離すのに「ニッパー」などの切断工具が必要になります。
●製品素材 : PS/紙
●日本製

●「ちび丸艦隊 鳥海/摩耶」の完成時のサイズ
 ・ 全長 : 約9.5cm

●2018年 バリエーション
●2016年 一部新金型


【 日本海軍 重巡洋艦 鳥海 について 】


●1929年、日本海軍は条約型の重巡洋艦「妙高型」を建造、続いてその発展型として重巡洋艦「高雄型」の建造を開始します。

●「高雄型」は、「妙高型」を設計のベースとしながらも、艦隊旗艦としての役割を与えられたことから、司令部設備を搭載するために艦橋を大型化、この大きな艦橋が「高雄型」の特徴となっています。

●もっとも、「高雄型」の大きな艦橋は、艦のトップヘビーを招く結果となり、近代化改装以降には「高雄」「愛宕」は艦橋を小型化しましたが、「摩耶」「鳥海」は太平洋戦争の開戦時にはそのままの姿で参戦しています。

●「高雄型」の4隻は、太平洋戦争時には日本海軍の実質的な主力艦として常に第一線で活躍を続けました。

●日本海軍では、艦の性能が同一で艦隊行動を行いやすいことから、同型艦をまとめて運用する場合が多かったですが、「鳥海」は1942年7月に「第8艦隊」の旗艦として他の3艦から独立、「第8艦隊」は南方に進出します。
●1942年8月、ガダルカナル島にアメリカ軍が上陸を開始すると、その一報を受けた「鳥海」は隷下の艦を率いてガダルカナル島に突入、「第1次ソロモン海戦」が発生します。
●「第8艦隊」は、油断していた連合軍の艦隊を夜戦において各個撃破、日本海軍は一方的な勝利を収めました。

●その後、ガダルカナル島を巡る戦いは熾烈を極め、「鳥海」以下の「第8艦隊」も大きな損害を受け、1943年のガダルカナル撤退作戦後に解隊、「鳥海」は他の3艦と合流します。

●「摩耶」は空襲による損害の後に近代化改装を受けましたが、「鳥海」のみは近代化改装を受けることなく、他の3艦と共に「栗田艦隊」に編入され、「レイテ沖海戦」に参加します。

●「栗田艦隊」はアメリカ軍が上陸したレイテ島を目指しますが、フィリピン西部において複数のアメリカ潜水艦の攻撃を受け、「愛宕」「摩耶」は戦没、「高雄」も大破して戦列を離れるという大きな損害を受けます。
●「高雄型」で唯一健在だった「鳥海」はそのまま進撃を続け、護衛空母で構成されたアメリカ機動部隊を発見、交戦を行います。
●「栗田艦隊」にとってこの海戦は願っていたことですが、緊急発艦した艦載機や護衛艦艇の必死の防戦により被害が続出、「鳥海」も艦載機による攻撃を受け、その生涯を閉じたのでした。

【 日本海軍 重巡洋艦 摩耶 について 】


●1929年、日本海軍は条約型の重巡洋艦「妙高型」を建造、続いてその発展型として重巡洋艦「高雄型」の建造を開始します。

●「高雄型」は「妙高型」を設計のベースとしながらも、艦隊旗艦としての役割を与えられたことから、司令部設備を搭載するために艦橋を大型化、この大きな艦橋が「高雄型」の特徴となっています。

●もっとも、「高雄型」の大きな艦橋は、艦のトップヘビーを招く結果となり、近代化改装以降には「高雄」「愛宕」は艦橋を小型化しましたが、「摩耶」「鳥海」は太平洋戦争の開戦時にはそのままの姿で参戦しています。

●「高雄型」の4隻は、日本海軍の実質的な主力艦として常に第一線で活躍を続け、ソロモン海域の戦いではアメリカ艦隊との死闘を繰り広げています。

●しかし、「摩耶」は1943年11月の空襲によって爆弾を被弾、この被弾時の損害は大きく、内地へと帰還して本格的な修理が行われることになり、この修理に合わせて近代化改修も同時に実施されています。
●また、太平洋戦争は航空戦が主体となったことから、修理に伴って対空兵装の大幅な増強も行われ、第3番主砲塔を撤去し、新たに対空機銃座を設置しています。

●この修理及び改修により、「摩耶」は防空巡洋艦としてその能力を買われ、1944年6月の「マリアナ沖海戦」に参加、続いて1944年10月の「レイテ沖海戦」に挑みます。
●ところが、「摩耶」が所属していた「栗田艦隊」は海戦の地であるフィリピンに到達する前に複数のアメリカ潜水艦の攻撃を受け、この攻撃によって「摩耶」は4本の魚雷を被雷、無念の最期を遂げたのです。



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