10式戦車
「10式戦車 (プラモデル) (アオシマ リモコンプラスチックモデルシリーズ No.001 )」です
●陸上自衛隊の主力戦車「10式戦車」を1/48スケールで再現、2チャンネルのリモコン式モーターライズ走行組立キットです。
●2チャンネル式のリモコンで「10式戦車」を操作、2つのレバー操作で「前進」「後進」「旋回」させることができます。
・ 2チャンネルは、右・左の履帯(起動輪)の前後進に割り当てていますので「信地旋回」「超信地旋回」をさせることも可能です。
●走行ギミックは実車を反映した構造、モーターで機動輪を回転させてラバー製の履帯で走行、グリップを効かせデコボコ面、斜面などでも力強い走行を楽しむことができます。
●アオシマ製 「陸上自衛隊 10式戦車 量産型」の使用電池本数を減らし、新シリーズへと再編したリニューアル版。
【 10式戦車 (アオシマ リモコンプラスチックモデルシリーズ No.1) プラモデルの内容 】
●陸上自衛隊の「10式戦車」を再現したプラスチックモデル組立てキットです。
●「10式戦車」本体と、走行用のモーター・ギアボックス、操作用のコントロールボックスをワンパッケージにセット、電池を買い足すだけで2チャンネルリモコンでモーターライズ走行を楽しむことができる内容となっています。
●モーターとギアボックスを車体内部に組み込み、ベルト式のキャタピラで前後進、旋回走行が可能、「10式戦車」の車体各部は走行ギミックを支える強度を前提としたパーツになっていますが、1/48スケールのAFVモデルとしてのディテールも再現しています。
■ ギアボックス
●ギアボックスは「RA-130 モーター」2個を既に取り付け済み、ギアボックス本体も組み立て済みになっていますので、歯車などを組み合わせる作業は無しで「10式戦車」の車体に組み込むことができます。
■ リモコンボックス
●プリント基板や操作スティック、電池ボックス、配線などを組み込んで「リモコンボックス」を組み立てます。
・ 「リモコンボックス」には単3電池を2本格納、別売りとなります。
・ 電池には「充電式(ニカド)電池」「ニッケル系乾電池(オキシライト等)」を絶対に使用しないで下さい。
■ 10式戦車のパーツ構成
●「10式戦車」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックに分割したパーツ構成。
●「120mm滑空砲」の砲身は左右に分割したパーツ構成、先端の砲口部分は別パーツ化しています。
・ 防盾は一体成型のパーツで再現しており、完成後も砲身を上下に可動させることができます。
●「砲塔」は下面を省いて一体成型化したパーツで再現。
・ 車長キューポラの上部、車長用照準サイト、12.7mm機関銃は別パーツ化して再現。
・ 砲塔後部のバスケットは4パーツに分割したパーツで再現しています。
●車体上部は一体成型化したパーツで再現。
・ 操縦手用のペリスコープガード上部を別パーツ化して再現しています。
●車体下部は、バスタブ状に一体成型化したパーツで再現。
・ 前部の装甲、スリットの入った後部パネルは別パーツ化しています。
・ 転輪、起動輪、誘導輪は一体成型化したパーツ、ハブキャップを別パーツ化しています。
・ 起動輪、誘導輪は履帯パーツを可動させるため、実車車輪とは異なった形状となっています。
・ ハブキャップはポリ製のパーツ、転輪を回転させることができます。
●履帯はラバー製ベルト、ループ状に成型していますので焼き止めなどをする必要はありません。
【 10式戦車 (アオシマ リモコンプラスチックモデルシリーズ No.1) 塗装とマーキング 】
●「10式戦車」を塗装する際に使用する塗料の種類を記載しています (Mr.カラー/水性ホビーカラー)。
・ 塗装図は記載していませんので、パッケージなどを参考にして下さい。
●「陸上自衛隊 10式戦車」の車体マーキング用として「富士学校 戦車教導隊」の部隊マーク、部隊表記、車台番号などを再現した水転写式のデカールが付属しています。
【 10式戦車 (アオシマ リモコンプラスチックモデルシリーズ No.1) パッケージ内容 】
・ 10式戦車 ×1
・ リモコンボックス ×1式 (プリント基板や金属金具などを含む)
・ ギアボックス ×1 (RA-130 モーター2個セット済み)
・ デカール ×1
・ グリス
・ 組立説明書
●ご注意
・ 組み立てる前に付属の組立説明書をよくお読み下さい。
・ 組み立てにあたりプラスドライバー(小)が必要になります、別にご用意下さい。
・ 走行させるには単3電池2本が必要になります、別途お求め下さい(ニカド、ニッケル水素電池は使用しないで下さい)。
●2019年シリーズ再編、リニューアル
【 陸上自衛隊 10式戦車 について 】
●戦後第3世代戦車としてわが国の陸上自衛隊に採用された「90式戦車」は、日本で始めて複合装甲を採用、自動装填装置を装備し、高い防御力と戦闘能力を誇っています。
●「90式戦車」開発当時は、戦車のカタログ上の防御力、戦闘力が重視されていましたが、時が経つにつれ、コンピューター技術及びその小型化が飛躍的に向上、部隊間の情報共有能力などの情報処理が戦車の装備として大きな意味を持つようになってきており、「M1A2 エイブラムス」や「レオパルド 2A5/2A6」、「ルクレール」などにはその情報処理システムが搭載されています。
●しかしながら、「90式戦車」にはそのような新機材を取り付けるスペース的余裕が無く、また、「90式戦車」の50tという自重は、本土には適さないという指摘もあり、新型戦車の開発が行なわれることが決定されます。
●「10式戦車」は、2010年に制式化された最新鋭戦車であり、日本の持つ戦車技術が結集された戦車となっています。
●搭載する「120mm滑腔砲」は、「90式戦車」と同じですが新型の徹甲弾により、より貫通力が向上、自動装填装置を搭載し、高い走行間射撃能力を持っています。
●防御力は、新式の複合装甲を採用、この装甲を構成する新素材は、より防御力が高くなり、またモジュラー式によって、被弾した後に破損箇所を交換できるようになっているのが特徴です。
●射撃指揮装置は、最新式の射撃統制装置を搭載、前述のように情報共有能力を持つ「C4I」システムが自衛隊車輌としては初めて装備されています。
●機動力は1200馬力のディーゼルエンジンが搭載されており、「90式戦車」の1500馬力には劣りますが、自重が44t程度と軽くなった分、ほぼ同じ機動力を持っています。
●「10式戦車」は、実質的に本土で装備されている「74式戦車」の後継として徐々に配備が進む予定であり、これからの陸上自衛隊を代表する戦車となることでしょう。