旧日本海軍 特設航空母艦 海鷹 (プラモデル)フジミ 1/700 特シリーズ No.018 スケール:1/700
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「旧日本海軍 特設航空母艦 海鷹 プラモデル (フジミ 1/700 特シリーズ No.018 )」です●太平洋戦争時における日本海軍の特設航空母艦「海鷹」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●貨客船「あるぜんちな丸」を航空母艦へと改装した特設航空母艦「海鷹」を再現、航空母艦としては小型の船体に艦橋を格納庫前方に配置した、平甲板型となるシルエットを表現した内容となっています 【 「旧日本海軍 特設航空母艦 海鷹」のキット内容について 】●特設航空母艦「海鷹」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●フジミ社製「特シリーズ」の初期フォーマットに沿って、特設航空母艦「海鷹」のシルエットを捉えながら船体上の細かな構造物をパーツ数を抑えて再現した内容となっています ●艦橋構造物、着艦標識、煙突の支柱などの細かな艤装類はエッチングパーツで再現されています ●喫水線部分から上の部分が再現された洋上モデルです ●「海鷹」の船体は左右に分割したパーツで構成、これに上甲板、飛行甲板、艦底部を取り付けて完成させます ●船体部には、格納庫側面が一体成型されています ・ 船体部には、舷側の舷窓、格納庫側面の張り出し部などがモールドで再現されています ・ 貨客船時代の名残となる船体側面後部の開口部は開口されています ・ 洋上モデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属、オモリとなるバラストも付属しています ●船首と船尾の上甲板パーツには、アンカーチェーン導板、ケーブルホルダーなどが再現されています ・ 船尾上甲板のボート収容デッキ、機銃座は、上甲板とは別パーツにより再現 ●飛行甲板は全通状に一体成型したパーツで再現 ・ 兵員用のスポンソン、エレベーターは飛行甲板のパーツ上に一体成型されています ・ 飛行甲板上には、着艦制動装置、滑走制止装置、探照灯の蓋などがモールドされています ・ 21号電探の収納蓋、飛行甲板後部の着艦標識はエッチングパーツで再現します ・ 前後に存在する飛行甲板支柱は、それぞれ別パーツとなっています 「海鷹」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●艦橋 ・ 艦橋はエッチングパーツとなっており、1枚で構成されたパーツを折り曲げてコの字状の艦橋構造物を作製します ・ 艦橋窓枠は、窓の部分が開口されています ●マスト、通信マスト ・ マストと通信マストは、それぞれが一体に成型されたパーツで再現 ●煙突 ・ 煙突は上下に分割したパーツ構成で、トップはエッチングパーツで再現します ・ 煙突下部の支柱はエッチングパーツで再現 ●高角砲、機銃用スポンソン ・ 高角砲と機銃のスポンソンはブロックごとにパーツ化されています ・ スポンソン下部の支柱はスポンソンとは別パーツとなります ●高角砲 「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」 ×4 ・ 右舷の2基は煙突の煙除けのシールド付き(A1型改2)、左舷の2基はシールド無しの状態が再現(A1型) ・ シールド付きの高角砲は、連装式に成型された砲身部と、シールド部で構成されています ・ シールド無しの高角砲は、砲身部と砲架部との2パーツで構成 ●対空機銃 「25mm 3連装機銃」 ×7、「25mm 3連装機銃」(シールド付き) ×1 ・ シールドがない機銃は1パーツで構成、シールド付きタイプは銃身部とシールド部との2パーツで再現されています ●内火艇、カッターなど ・ 内火艇 ×2 ・ 特型運貨船 ×2 ・ 9mカッター ×2 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 94式高射装置 ・ 錨 などがセットされています ●艦載機 ・ 零式艦上戦闘機21型 ×4 ・ 97式艦上攻撃機 ×4 などが付属 ・ 艦載機は一体成型のパーツで再現、クリアーで成型されています ●着艦標識、煙突のトップ、支柱などを再現したエッチングパーツが付属しています ●艦載機用の日の丸マークを再現したデカールが付属しています 【 「旧日本海軍 特設航空母艦 海鷹」のパッケージ内容 】・ 日本海軍 特設航空母艦 海鷹 ×1 ・ 零式艦上戦闘機21型 ×4 ・ 97式艦上攻撃機 ×4 ・ デカールシート ×1 ●2008年 完全新金型 (艦載機パーツを除く) 【 「特設航空母艦 海鷹」について 】●軍縮条約によって、主要艦艇の保有量を制限された日本海軍は、短期間で航空母艦へと改装が可能となる設計に基づき、各海運会社に補助金を出し「大型客船」を建造させました ●大阪商船の「あるぜんちな丸」と「ぶらじる丸」の両艦も、この計画に基づき建造された客船で、当初「日本~ブラジル、大連」間の航路に就航していましたが、太平洋戦争が開始されると「特設輸送船」として海軍に徴用されました ●「ミッドウェイ海戦」で主力空母4隻を失った日本海軍は、空母の増強を余儀なくされ、この「あるぜんちな丸」と「ぶらじる丸」の2隻も特設空母へと改装されることになります ●しかし、「ぶらじる丸」は改装工事のためにトラック島から内地へと向かう途上においてアメリカ潜水艦の攻撃を受けて戦没してしまいます ●この結果、航空母艦への改装は「あるぜんちな丸」のみとなり、1942年12月から工事が開始され、1943年11月に終了し、「あるぜんちな丸」は「特設航空母艦 海鷹」へと生まれ変わります ●この特設航空母艦「海鷹」は、機関の出力不足を補うため駆逐艦「陽炎型」と同様の機関へと換装され、同じ特設航空母艦の「大鷹型」よりも高速となり、連合艦隊の附属艦として船団護衛や航空機の輸送任務に従事します ●もっとも、このような小型の航空母艦を最も必要としていたのが輸送船団であり、戦争中期以降の輸送船団はアメリカ潜水艦からの執拗な攻撃を受けるようになり、護衛を行う駆逐艦、海防艦なども損害を受けるようになっていました ●ただし、当時の潜水艦は基本的に攻撃時のみに潜水を行うもので、広い行動距離によって哨戒活動を行うことができる航空機は潜水艦にとって最大の脅威であり、輸送船団に随伴して哨戒と対潜攻撃を行う「護衛空母」は対潜活動に最も効果的でした ●ところが、帝国海軍では南方での戦局から空母による航空機輸送を優先、特設航空母艦「海鷹」が輸送船団の護衛任務に就いたのは1944年4月からとなりました ●輸送船団に随伴した特設航空母艦「海鷹」はその護衛任務に従事、数度に及ぶ護衛任務を無事完了させます ●しかし、1945年に入るとフィリピンがアメリカ軍に占領されてしまい、南方への輸送路が途絶、特設航空母艦「海鷹」は護衛任務から解かれ、瀬戸内海において特攻兵器の標的艦として使用されました ●1945年7月、特設航空母艦「海鷹」は四国の佐田岬沖においてアメリカ軍が敷設した機雷に触雷、随伴していた駆逐艦に曳航されましたが、別府湾において着底してしまいます ●特設航空母艦「海鷹」はこの状態で終戦を迎え、終戦後に解体が行われ、その生涯を閉じたのです
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