旧日本海軍幻の戦艦 超大和型戦艦 (プラモデル)フジミ 1/500 艦船モデル No.610047 スケール:1/500
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「旧日本海軍幻の戦艦 超大和型戦艦 プラモデル (フジミ 1/500 艦船モデル No.610047 )」です●太平洋戦争時における日本海軍の計画艦「超大和型」を1/500スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「大和型」を凌ぐ戦艦として「51cm砲」を装備した計画艦「超大和型」を再現、「大和型」に準じた船体に、連装の主砲と、長10cm高角砲、そして多数の対空機銃を配置した、重厚な姿を再現した内容となっています 【 「旧日本海軍幻の戦艦 超大和型戦艦」のキット内容について 】●日本海軍の計画艦「超大和型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●「大和型」に準じた船体や上部構造物、多数の高角砲と対空機銃による複雑な構造、そして舷窓や舷側の鋼板の継ぎ目などといった「超大和型」のディテールを、艦船モデルとしてほど良い大きさと適度な情報量を盛り込んで再現した内容となっています ●「超大和型」は、戦艦「大和」の最終時の姿をベースとして、主砲を「51cm連装砲」、高角砲を「98式 10cm連装高角砲 A型改3」へと変更した状態としています ●艦底部も再現したフルハルモデルです ●「超大和型」は、「船体」「上甲板」「艦橋などの上部構造物」「主砲などの艤装類」の各ブロックごとに分割した構成となっています ●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます ●船体は左右に分割したパーツで再現 ・ 左右の舷側を合わせる際に船体に歪が生じないよう、桁のパーツを挟み込んで組み立てます ・ 舷側の「舷窓」「閉塞した舷窓」「塵捨て管」「舷外電路」「梯子」などのディテールをモールドで再現しています ・ 船底部を含めて、鋼板の継ぎ目を繊細な凸モールドで再現しています ・ 艦底部の「舵」(×2)、「スクリュー」(×4)、「推進軸」(×4)を別パーツ化しています ●上甲板は、高角砲で隠れる中央部分を基点として、前後に分割したパーツで再現 ・ 航空機作業甲板は後部パーツに一体成型化、艦尾上甲板は別パーツとなっています ・ 上甲板には、木甲板表現、主砲塔台座、滑り止め、航空機軌条、波除けなどの基本構造の他、「ボラード」「昇降口」などの細かなディテールをモールドで再現しています ・ 「リール」「ケーブルホルダー」「キャプスタン」「朝礼台」などは別パーツ化して再現 ・ 「アンカーチェーン」は、付属の金属製チェーンで作製します 「超大和型」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています ●艦橋 ・ 艦橋は、左右に分割したパーツで構成する艦橋構造物に、「戦闘艦橋」「防空指揮所」などを取り付けて作製します ・ トップの「射撃指揮装置」と「15m測距儀」はそれぞれ一体成型のパーツで再現、「21号電探」は個別にパーツ化しています ・ 「戦闘艦橋」の「艦橋窓枠」は、「窓ガラス」の部分を一段凹んだ状態で再現し、立体感を演出しています ・ 「羅針艦橋」の「艦橋窓枠」はクリアパーツで再現、「窓ガラス」の部分を一段凹んだ状態で再現して立体感を演出しています ・ 艦橋の各「フラット」「スポンソン」「ラッタル」はブロックごとに別パーツ化 ・ 艦橋部分に装備する、「22号電探」(×2)、「13mm連装機銃」(×2)、「60cm信号探照灯」(×2)、「双眼鏡」(×16)などを別パーツ化しています ●後部艦橋 ・ 後部艦橋は左右に分割したパーツで再現、これに「10m測距儀」「主砲予備射撃指揮所」を積み上げて作製します ・ 後部艦橋に装備する、「25mm 3連装機銃」(×2)を別パーツ化 ●煙突 ・ 煙突本体は左右に分割したパーツ構成で、トップは別パーツとなっています ・ トップの雨水カバー金網はヌケた状態で開口しています ・ 煙突部の各副管は個別にパーツ化 ・ 煙突部の探照灯台座は、上下に分割したパーツで再現 ・ 煙突部に装備する、「150cm探照灯」(×4)を別パーツ化 ●マスト ・ マストは、フレーム状になった各パネルを貼り合せて作製します ・ マストに装備する「13号電探」は、連装の状態で一体成型となったパーツで再現 ●上部構造物 ・ 「艦橋」「後部艦橋」「煙突」などのベースとなる上部構造物は一体成型のパーツで再現 ・ 左右に増設した対空機銃の台座は別パーツとなっています ・ 各高角砲及び機銃のブルワークは別パーツ化しています ・ 上部構造物に装備する、「98式 10cm連装高角砲 A型改3」(×12)、「シールド付き25mm 3連装機銃」(×6)、「25mm 3連装機銃」(×8)、「94式高射装置」(×2)などを別パーツ化しています ●カタパルト 「呉式 2号5型改 射出機」 ×2 ・ カタパルトは左右に分割したパーツで再現、側面のトラス構造を凹凸あるモールドで再現しています ●クレーン ・ クレーンのトラス構造物は左右に分割したパーツで再現、アームを挟んで作製します ・ トラス構造物は、トラスの隙間をヌケた状態に開口、アームには、スライド金型を使用して上部と側面のトラス構造をモールドで再現しています ●主砲塔 「51cm連装砲」 ×3 ・ 主砲塔は上下に分割したパーツ構成で、梯子や扉、フラットなどのディテールをモールドで再現しています ・ 「測距儀」は個別にパーツ化 ・ 砲身は1本ずつ個別にパーツ化、防水布の部分は別パーツとなっています ・ 砲身の砲口を開口しています ●副砲 「60口径 3年式 15.5cm 3連装砲」 ×2 ・ 砲塔は上下に分割したパーツで再現、砲身は1本ずつ個別にパーツ化 ・ 砲身の砲口を開口しており、砲身基部には防水布を再現しています ・ 「空中線支柱」は前後に分割したパーツで再現 ●高角砲 「98式 10cm連装高角砲 A型改3」 ×12 ・ 高角砲は、シールド部分と連装状に一体成型となった砲身との2パーツで構成、砲身の砲口を開口しています ●対空機銃 ・ 13mm連装機銃 ×2 (艦橋部に配置) ・ シールド付き 25mm 3連装機銃 ×24 (上部構造物などに配置) ・ 25mm 3連装機銃 ×24 ・ 25mm単装機銃 ×2 ・ 各機銃は、銃身部とシールドもしくは銃架の2パーツで構成 ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ 9mカッター ×2 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 艦首、艦尾旗竿 ・ 主錨 ・ 菊花紋章 ・ ラッタル ・ 梯子 ・ 機銃の弾薬箱 ・ 艦載艇収納庫の扉 ・ 艦載機格納庫の扉 などをセットしています ●艦載機として ・ 零式水上観測機 ×1 ・ 零式3座水上偵察機 ×1 が付属しています ●展示用のディスプレイスタンドとネームプレートが付属しています ●艦首の日章旗、艦尾の軍艦旗、マストに掲げられる司令官旗、航空機作業甲板のライン、艦載機の日の丸マークなどを再現したデカールが付属しています 【 「旧日本海軍幻の戦艦 超大和型戦艦」のパッケージ内容 】・ 戦艦 超大和型 ×1 ・ 零式水上観測機 ×1 ・ 零式3座水上偵察機 ×1 ・ ディスプレイスタンド ×1 ・ ネームプレート ×1 ・ 金属製チェーン ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 【 「戦艦 超大和型」について 】●第1次世界大戦後の日米の建艦競争は激しく、日本海軍は「88艦隊」、アメリカ海軍は「ダニエルズ・プラン」によって国力を無視した艦艇の建造計画を推し進めて行きました ●この建艦競争は2度の軍縮条約によって一旦棚上げになりましたが、日本が条約を脱退すると再び両国で大規模な艦艇の建造が始まります ●日本海軍は、1930年代後半にそれまでの戦艦を大きく凌ぐ性能を持つ「大和型」2隻の建造を開始、続いて同じく「大和型」2隻の建造を追加し、建造に着手します ●一方、アメリカ海軍も次々と新鋭戦艦の建造を開始、さらには「アイオワ級」や「モンタナ級」の建造計画もあり、日本海軍ではこれに対抗するために1941年に新たな建造計画となる「第5次海軍軍備充実計画」を立案します ●この「第5次海軍軍備充実計画」では、「大和型」の改良型となる「797号艦(改大和型)」と、「大和型」の発展型となる「798号艦」「799号艦」(超大和型)の2隻の建造などが含まれていました ●この「超大和型」は、「大和型」をベースにして主砲を「51cm連装砲」3基6門に変更、高角砲として「長10cm連装高角砲 (「98式 10cm連装高角砲 A型改3」と呼ばれた爆風避盾を持つ戦艦搭載専用型)」を12基24門装備しており、砲撃力と対空火力の大幅な増強を狙ったものでした ●この「超大和型」は、「大和型」戦艦4隻の建造の終了後に起工する予定となっていました ●「大和型」の主砲である「46cm砲」は世界最大の艦載砲で、この「超大和型」に向けてこれよりも大きな「48cm砲」の試作と試射を行い、さらには「超大和型」用の「51cm砲」は試作まで進んでおり、実用化の目処を付けていました ●しかし、大艦巨砲主義の象徴でもあった「大和型」は、日本海軍自らが発案して実行した航空母艦を集中運用した航空戦によってその存在意義が薄れ、3番艦「信濃」は未完成の状態で航空母艦へと転用、4番艦は船台上で解体されてしまいました ●このため、「超大和型」も起工されることなく計画のみで終わり、日本海軍の決戦兵器であった「超大和型」は幻となったのです ●なお、「超大和型」の2隻は、「紀伊」「尾張」という名称が用いられることがありますが、これは日本海軍の慣例に沿って後世に付けられたものであり、正式な艦名ではないようです
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