M270 MLRS w/M26 ロケットポッド (プラモデル)ドラゴン 1/35 Modern AFV Series No.3523 スケール:1/35
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「M270 MLRS w/M26 ロケットポッド プラモデル (ドラゴン 1/35 Modern AFV Series No.3523 )」です●現用アメリカ軍の自走多連装ロケット「M270 MLRS」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●多連装ロケットにより面の制圧力と長射程を兼ね備えたアメリカ軍の自走多連装ロケット「M270 MLRS」を再現、全装軌式の足周りを持ち、角形のボディにポッド方式によるロケット弾を搭載した独特のスタイルを再現した内容となっています 【 「M270 MLRS」について 】●ロケット砲は、発射時の反動がないことから、堅牢な砲架や砲身を必要とせず、生産コストが低いという特性を持っています ●ただし、ロケット砲は風などの影響を受けやすいので命中率が低く、この命中率の低さを補うために多連装による射撃が前提となっています ●また、構造的には長い射程を持たせることが可能ですが、命中率の低さは射程が長くなる程大きくなることから、通常の火砲と比べて短射程となっています ●アメリカ軍では、第2次世界大戦時から正確な火力支援を重要視しており、戦後の東側諸国がロケット砲を火力支援(主に攻撃準備射撃)の大きな柱としていたのに対して、アメリカ軍はあくまでも命中率の高い通常火砲にこだわり続けました ●しかし、多連装のロケット砲による面制圧能力は軍事的に捨て難いものであり、さらに東西冷戦下における東側は戦車を中心とした波状攻撃をモットーとしており、これに対抗する手段として自走ロケット砲の開発が1970年代に開始されます ●この自走ロケット砲の開発が進んだ結果、1982年に登場したのが自走多連装ロケット「M270 MLRS」です ・ 「M270 MLRS」は、歩兵戦闘車「M2 ブラッドレー」のシャーシが流用され、この上にキャビン、ロケットランチャーが装備されています ・ 「M270 MLRS」の核心となるロケット弾「M26」は、当時の火砲と比べて射程が長い大型のロケット弾となっており、このロケット弾には誘導装置が装備、これにより長射程でも高い命中率を誇ります ・ このような大型のロケット弾は、弾数の少なさからロケット砲の面制圧という長所を減じるものですが、「M270 MLRS」のロケット弾「M26」は目標上空で1発あたり644個にもなる子爆弾を放出、この大量の子爆弾による高い面制圧能力を誇ります ・ さらに、この子爆弾には対装甲用の爆弾も用意されており、通常のロケット弾では損害を与えることが難しい戦車などの装甲戦闘車両にも絶大な制圧能力を持っています ●本来、東西冷戦下における有効な火力支援兵器として開発された「M270 MLRS」は冷戦の終結により一時期その存在が疑問視されるようになりました ●しかし、1990年に湾岸戦争が発生、「M270 MLRS」はアメリカ軍の火力支援兵器として大量に投入されます ●この湾岸戦争とその後のイラク戦争において「M270 MLRS」は制圧射撃に活躍、その凄まじい火力は「鉄の嵐」とも言われる効果を持ち、イラク軍に大きな打撃を与えました ●「M270 MLRS」は、その高い制圧能力によりアメリカ軍の支援車両として欠くことができない存在となり、我が国の陸上自衛隊を初め、西側諸国を中心に広く導入されているのです 【 「M270 MLRS w/M26 ロケットポッド」のキット内容について 】●このアメリカ軍の自走多連装ロケット「M270 MLRS」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●現代において最強のロケット砲として高い面制圧能力を持つ「M270 MLRS」を再現、ドラゴン社の初期のキットとしてパーツ数を抑え、特徴的なスタイルを捉えながらパーツ上でのモールドによる表現を重視し、「M270 MLRS」のディテールを再現した内容となっています ●箱状のロケットランチャー部の内部の各ロケットキャニスター(6発分のロケットポッド)は、ランチャー本体とは独立したパーツ構成となっており、収納状態と引き出した状態とを選択できます ●ロケットランチャーは上下及び左右に可動させることができます ●「M270 MLRS」は、「キャビン」「ロケットランチャー部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 キャビン 】 ●キャビンは「M270 MLRS」独特の箱型の形状を再現、特徴的な装甲シャッターは個別にパーツ化され、シャッターの開閉状態を選択することができます ●キャビンは、箱組み状に各パネルを貼り合わせるパーツ構成となっています ・ 側面のドアは別パーツで、開閉状態を選択することができます ・ ドア裏面の上部の装甲カバーはドアとは別パーツとなっており、開閉状態が選択可能です ・ ウィンドの装甲シャッターは、開けた状態と閉じた状態とが用意されており、選択して使用します ・ 操縦手用の装甲シャッターは、開閉状態を選択することができます ・ ウィンドは付属のクリアーフィルムを切り出して再現します ・ ワイパーはキャビンパーツに一体成型されています ・ 上部ハッチは別パーツ化され、開閉状態を選択することが可能です ・ 前照灯、ウィンカー、アンテナマウント、サイドミラーなどが別パーツ化されています ●キャビン内部が再現されています ・ キャビン内部はフロアパネルに座席、レバー、後部パネルなどを取り付けて作製します ・ キャビン内部の、ハンドル、レバー類、メーターパネル、無線機、天井部の機器などが別パーツにより再現 【 ロケットランチャー部 】 ●ロケットランチャー部は、箱型の形状と内部に納まるキャニスターとを再現、キャニスターは引き出した状態とすることもできます ●ロケットランチャーは、箱状となるランチャー部と下部のベース部分の2つのブロックで構成されています ●ランチャー部は、箱組み状で各パネルを貼り合わせて外装部を作製し、これに左右のロケットキャニスターを差し込んで完成させます ・ 各ロケットポッドは、上下の列がそれぞれに上下に分割したパーツと、1個ずつ個別にパーツ化された前後の蓋とで構成されており、これに周囲のフレームを取り付けてロケットキャニスターを作製します ・ 左右のロケットキャニスターは独立したパーツ構成となっており、各ロケットキャニスターは収納した状態と引き出した状態を選択することができます(上記のように各ロケットポッドは列ごとにパーツ化) ・ ランチャー部は、上下に可動とすることができます ●ベース部分の主要躯体は、角形のベースと下部のターンテーブルの2パーツで構成されています ・ ベースには特徴的なフレーム構造が一体成型のパーツで再現 ・ 左右の昇降用のシリンダーアームは、左右に分割したシリンダー上部と下部のバーで構成され、ランチャー部の動きに合わせて可動させることができます 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型のパーツで再現 ・ 後部パネルは別パーツとなっています ・ 転輪、起動輪、誘導輪は前後に分割したパーツで再現されています 【 履 帯 】 ●履帯は、一部連結式履帯が付属しています ・ 履帯は、上下の直線部が繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつに分割されたパーツで構成されています 【 「M270 MLRS」の塗装とマーキング 】 ●「M270 MLRS」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第1騎兵師団 (湾岸戦争時) ・ 第42野戦砲兵旅団 (ヨーロッパ) ●説明書の塗装例に基づく、シェブロンマーク、車体番号、部隊表示、車台番号、各部のコーションマークなどを再現したデカールが付属しています 【 「M270 MLRS w/M26 ロケットポッド」のパッケージ内容 】・ アメリカ軍 M270 MLRS ×1 ・ デカールシート ×1 ・ クリアフィルム ×1
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