



ロシア 130mm自走沿岸砲 A-222 ヴェーリク (プラモデル)トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01036 スケール:1/35
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![]() 「ロシア 130mm自走沿岸砲 A-222 ヴェーリク プラモデル (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01036 )」です●ロシア海軍の沿岸防御用の装輪式自走砲「A-222 130mm自走沿岸砲」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●沿岸部を陸上から防御する対策用に開発された、艦艇及び舟艇攻撃用の装輪式自走砲「A-222 130mm自走沿岸砲」を再現、汎用大型トラック「MAZ-543」の車体に、艦載砲ベースの「ZIF-94-1 130mm砲」を搭載した、特異な姿を再現した内容となっています ●トランペッター社製「ロシア 9A52-2 スメーチ-M」をベースとして、ロケットランチャーを省き、「A-222 130mm自走沿岸砲」を再現するために、射撃統制室や砲塔などの新規パーツを追加したバリエーションキットです 【 「ロシア 130mm自走沿岸砲 A-222 ヴェーリク」のキット概要 】●自走砲としては最も特異な存在となる艦艇攻撃用の装輪式自走砲「A-222 130mm自走沿岸砲」を再現 ●細分化したパーツとエッチングを多用したパーツ構成で細部再現に重きを置いた内容 ●射撃時に使用する車体ジャッキは伸縮させることができる ●各部分のドア、ハッチは開閉状態を選択可能 ●塗装時にキャビンの各ウィンドをマスキングするマスキングシートが付属 ●タイヤのゴムの部分は軟質素材のパーツ ●各ウィンド、前照灯、サーチライトのガラス部などを再現したクリアパーツが付属 ●ライトガード、エンジングリルの異物混入防止ネットなどを再現したエッチングパーツが付属 ●塗装例はロシア軍仕様6種、国籍マーク、車両番号などを再現したデカールが付属 【 「A-222 130mm自走沿岸砲」について 】●近代に入り、軍隊が陸軍、海軍、空軍の3軍に分科して、それぞれの規模が拡大していくにつれ、管轄の重複する分野が発生するようになりました ●「沿岸防御」も、その重複する分野の一つで、第2次世界大戦時のドイツ軍では沿岸地区に展開する部隊は海軍所属と陸軍所属の2種が存在し、敵が上陸するまでは海軍の主導によって攻撃を行い、上陸後は陸軍の主導で攻撃を行うようになっていました ●どこの国も同様なのですが、ロシアは国土への防衛意識が特に強い国で、地上の国境線だけではなく沿岸防御にもかなりの軍事的なリソースを割いており、沿岸防御はもっぱら海軍が管轄しています ●海軍とは言え、地上にも展開して防衛任務に従事することから、対艦艇や舟艇だけの戦闘ではなく、地上部隊との戦闘も前提としなければならないため、陸軍と似た装備体系や人員構成を持っています ●もっとも、ロシアは世界一広い国土を持つ国であり、沿岸防御を重視しようとしても広大な沿岸部をすべてフォローするにはコスト的に厳しく、第一線から退いた陸軍の装備を順次割り当てらることで装備を充足しているため、ロシア海軍の沿岸防御部隊の装備は二線級兵器が主となっているようです ●ロシア海軍では、沿岸防御部隊用として1950年代に登場した「KCM-65 100mm沿岸砲」を長い間運用していましたが、さすがに旧式化が激しく、1970年代後半から開発が始まったのが「A-222 130mm自走沿岸砲」です ●この「A-222 130mm自走沿岸砲」は、陸軍の自走砲とは異なり、射撃統制や直接照準によって艦艇や舟艇に砲撃を行うもので、車体は汎用大型トラック「MAZ-543」、砲は艦載砲である「AK-130 130mm連装速射砲」を単装へと変更した「ZIF-94-1 130mm砲」を装備しています ●ただ、車載化したことから、艦載用としての冷却装置などを装備できず、「ZIF-94-1 130mm砲」の発射速度は12発/分と艦載型よりも大きく低下しています ・ 世界の陸軍の自走榴弾砲の口径は155mm~203mmが主流であり、またこのような巨大な車体を必要としないため、「A-222 130mm自走沿岸砲」はあくまでも艦艇攻撃用の特殊な自走砲になります ●「A-222 130mm自走沿岸砲」を運用する部隊は、「射撃統制車両」が4門~6門の「A-222 130mm自走沿岸砲」の指揮と射撃を担当、「射撃統制車両」の指示を受けながら、各砲が射撃を行うという水上艦艇と似た射撃システムを採っています ●発射速度が遅くはなりましたが、搭載砲弾は40発と、1交戦分はまかなえるほどの搭載量があり、また、同じ「MAZ-543」をベースとした弾薬車が随伴して作戦行動を行います ●「A-222 130mm自走沿岸砲」は、海軍本来の正面装備でなかったため、開発は遅々として進まず、1987年に試作車が完成、1996年にようやく制式化されました ●また、生産・配備も思うように進まなかったことから、一時は存在すらも危くなっていましたが、2003年頃から部隊配備を開始、全国への配備は進んでいないものの、ロシアの沿岸防衛戦力の一員として確固たる地位を占めつつあるのです 【 「ロシア 130mm自走沿岸砲 A-222 ヴェーリク」のキット内容について 】●このロシア海軍の沿岸防御用の装輪式自走砲「A-222 130mm自走沿岸砲」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●独特の巨大なフォルムを1/35スケールで捉えながら、細分化したパーツとエッチングを交えたパーツ構成で、「A-222 130mm自走沿岸砲」の複雑な構造とディテール再現に重きを置いた内容となっています ・ パーツ数1000点以上、エッチングパーツも多く含まれていますので、上級者を対象としたキットとなります ●「A-222 130mm自走沿岸砲」は、「砲塔」「キャビン」「射撃統制室」「シャーシ」の4ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●砲の口径の割りには巨大な構造となった「A-222 130mm自走沿岸砲」の砲塔形状を再現、単純な形状の砲塔パーツにディテールパーツを取り付けることで、複雑になった砲塔形状を再現しています ●「ZIF-94-1 130mm砲」の砲身は左右に分割したパーツで再現、「マズルブレーキ」は別パーツとなっています ・ 「マズルブレーキ」は左右に分割したパーツで再現 ・ 「排煙器」の前面部はエッチングパーツで再現 ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現、「平衡器」は上下に分割したパーツで再現しています ・ 「防盾」は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は上下に分割したパーツで再現 ・ 「側面ドア」「後部ドア」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 砲塔天板の滑り止めはエッチングパーツで再現 ・ 「照準サイト」は、上下に分割したパーツで再現、ガラス部はクリアパーツ、遮光フードはエッチングパーツで作製します ・ 「ステップ」「手摺り」「上部フレーム」などを別パーツ化して再現 ●キューポラは一体成型のパーツで再現 ・ 「ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「ペリスコープ」は、フレーム部分は成型色パーツ、ガラス部はクリアパーツで再現 ・ 「サーチライト」は前後に分割したパーツで構成、支持フレームはエッチングパーツで再現しています 【 キャビン 】 ●ボックス型のキャビンは、遮光も兼ねてルーフ部分を張り出し、フロントガラスを斜めに傾けた独特の形状を再現、キャビン内部も再現しています ●キャビンは、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 各「ウィンド」はクリアパーツで再現 ・ 「ウィンド」塗装用のマスキングシートが付属しています ・ 「ドア」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「前照灯」と「サーチライト」のガラス部はクリアパーツで再現 ・ サーチライトのガードはエッチングパーツで再現、形状を作製する治具が付属しています ・ 「ワイパー」「サイドミラー」などを別パーツ化して再現しています ●キャビン内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 座席 ・ メーターパネル (メーターを再現するデカールが付属) ・ ハンドル ・ レバー ・ ペダル類 ・ ボンベ など ●キャビン右側の「ボンネット」は各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 「ボンネット」側面のグリルの異物混入防止ネットはエッチングパーツで再現します 【 射撃統制室 】 ●車体中央部の射撃統制室は、砲身を収めるために上部に凹みを付けた独特の形状を再現、ロシア車両特有のプレスパターンを深めのモールドで再現しています ●射撃統制室は上下に分割したパーツで再現 ・ 「ドア」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「照準サイト」は、上下に分割したパーツで再現、ガラス部はクリアパーツ、遮光フードはエッチングパーツで作製します ・ 各部の「ステップ」「手摺り」を別パーツ化、側面の「ステップ」はエッチングパーツで再現します ・ 「ジェリカンラック」はエッチングパーツで再現 【 シャーシ 】 ●細分化したパーツ構成で「MAZ-543」のシャーシ構造を再現、エンジン、動力伝達装置も詳細に再現しています ●シャーシのメインフレームは縦方向のフレームと横方向のフレームを組み合わせて作製します ・ 「動力伝達装置」は細分化したパーツで再現 ・ 「ダブルウィシュボーンサスペンション」は上下のアームにホイールデフと車軸を挟み込んで作製します ・ ステアリングは前方に固定した状態となります ・ 「燃料タンク」は3パーツで再現、これにベースと上部のカバーを取り付けて作製します ・ 射撃時に使用する「ジャッキ」は細分化したパーツで再現、「ジャッキアーム」は伸縮させることができます ●前部バンパーは一体成型のパーツで再現、前照灯、ウインカーはクリアパーツで再現しています ・ 「ライトガード」はエッチングパーツで再現、ガードの形状を作製する治具が付属しています ・ バンパー上部の「フロントグリル」は前後に分割したパーツで再現、グリルのフレームは立体的なモールドで再現しています ・ 「牽引ワイヤー」は、アイの部分はプラパーツ、ワイヤー本体は付属の金属製ワイヤーを使用して作製します ●エンジンを再現しています ・ 35パーツで巨大なエンジンの構造とディテールを再現 ・ エンジンから伸びる、ドライブシャフトなどをパーツ化して再現 ●砲塔を搭載するフレームは、縦方向のフレームと横方向のフレームを組み合わせて作製します ・ 「後部フェンダー」は、フェンダー本体とマッドフラップの2パーツで再現 ●タイヤはホイール部とゴムの部分とに分割、ゴムの部分は軟質素材となります ・ ゴムの部分には複雑なトレッドパターンを深めのモールドで再現 ・ ホイール部に内蔵するポリキャップに車体側の軸を接続、タイヤは回転させることができます 【 アクセサリーパーツ 】 ●アクセサリーパーツが付属しています ・ 砲弾 ×4 ・ フロントグリルを塞ぐ防寒シート (軟質素材製) ×1 ![]() ●各ウィンド、前照灯、サーチライトのガラス部などを再現したクリアパーツが付属 ●ライトガード、エンジングリルの異物混入防止ネット、ステップ、滑り止め、各部のディテールなどを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「A-222 130mm自走沿岸砲」の塗装とマーキング 】 ●「A-222 130mm自走沿岸砲」のマーキングとして、ロシア軍仕様となる6種類の塗装例がカラー塗装図に記載されており、国籍マーク、車体番号、親衛マークなどを再現したデカールが付属しています ●「ロシア 130mm自走沿岸砲 A-222 ヴェーリク」の完成時のサイズ ・ 全長 : 374mm ・ 全幅 : 92mm ●パーツ数 : 1000点以上 【 「ロシア 130mm自走沿岸砲 A-222 ヴェーリク」のパッケージ内容 】・ A-222 130mm自走沿岸砲 ×1 ・ エッチングシート ×3 ・ 銅製ワイヤー ×1 ・ マスキングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2016年 一部新金型 ![]() ![]() ![]() ![]()
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