イギリス 25ポンド砲 Mk.2 w/リンバー&クルー (プラモデル)ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6675 スケール:1/35
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「イギリス 25ポンド砲 Mk.2 w/リンバー&クルー プラモデル (ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6675 )」です●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の主力野砲「25ポンド砲」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「25ポンド砲」と弾薬運搬用のリンバー、北アフリカ戦で見られたイギリス軍砲兵6体をセットした内容となっています 【 「25ポンド砲」について 】●第1次世界大戦時におけるイギリス軍は、1904年に制式化された「18ポンド砲」を使用していましたが、第1次大戦後の1925年に新式の野砲として「25ポンド砲」の開発を進めました ●ところが、時代は世界恐慌による軍縮の時期となっており、開発は事実上中止され、ようやく1935年となって「25ポンド砲」が完成します ●ただ、この「25ポンド砲」は、既存の「18ポンド砲」の砲身内部を削り「25ポンド砲弾」を撃つことができるようにするという、乱暴な手段が採られていました ●この砲は「25ポンド砲 Mk.1」と呼ばれ、フランス戦及び北アフリカ戦に使用されましたが、さすがにその造りから着弾の安定性に乏しいという欠点を持っていました ●次いで、この「25ポンド砲 Mk.1」を参考に新造されたのが「25ポンド砲 Mk.2」です ●この「25ポンド砲 Mk.2」は、当初は開脚式の砲架の採用が検討されましたが、開戦には間に合わず、従来の箱型砲架を使用、また「18ポンド砲」に採用された円形の射撃台も装備されました ●この「25ポンド砲 Mk.2」(口径88mm)は、各国の師団砲兵が使用する榴弾砲(「105mm砲」から「155mm砲」クラス)と比べると口径が小さく、そして分離装薬、手動鎖栓方式により発射速度が低いのも事実でしたが、使い勝手や信頼性が高く、イギリス連邦軍内で広く使われました ●また、各国が師団内に各口径の砲を装備したのに対し、イギリス連邦軍の師団内では「25ポンド砲」を単一装備し、弾薬の補給や整備性などの点から有利となっていました ●「25ポンド砲」は、北アフリカ戦線では徹甲弾が用意されて、対戦車兵器としても使用されるなどの活躍をしています ●同砲は12000門が製造され、牽引式だけではなく、自走式の「ビショップ」や「セクストン」などに活用、大戦後も1960年代まで使用され続けられました 【 「イギリス 25ポンド砲 Mk.2 w/リンバー&クルー」のキット内容について 】●この「25ポンド砲 Mk.2」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●サイバーホビー社のディテール表現力により「25ポンド砲」をシャープに再現、一体成型が多く用いられ、同社のキットとしてはパーツがかなり抑えられており、「25ポンド砲」の姿が比較的気軽に再現できる内容となっています ●また、キットには、弾薬リンバーと北アフリカ戦線の砲兵フィギュアが6体付属、このキットだけで北アフリカ戦線において火力支援を行なっている「25ポンド砲」のジオラマシーンが展開できるようになっています ●25ポンド砲は、牽引状態と射撃状態とを選択できます ●「25ポンド砲 Mk.2」は、砲身部、砲架、砲脚部(箱型砲架部)、防盾、射撃台の5ブロックで構成されています ●砲身は前後分割式で、砲口が開口されています ・ 砲尾は3パーツで構成、閉鎖器は開閉状態が選択できます ・ 揺架はリベットが付いたタイプと、リベットの無いタイプとが付属し、選択して使用します ●砲架は左右分割式で、これに照準器、操作ハンドルなどを取り付ける構成となっています ・ 照準器部分は一体成型化されており、複雑な構造が2パーツで再現 ●砲脚部は左右分割式で、後部上面、駐鋤、照準手席、車軸部などは別パーツとなっています ・ 砲脚の表と裏にはリベットなどがモールドされています ●タイヤは、ホイール部とゴムの部分とが分割されています ・ ゴムの部分は、接着及び塗装が可能なDS素材となっており、トレッドパターンが表現されています ●防盾部は、本体と上部との2分割式で、パーツは薄く成型され、実際の防盾の薄さが表現されています ・ 防盾上部は、展開した射撃状態と、折り畳んだ牽引状態とを選択できます ●射撃台は一体成型となっています ・ 射撃台の支持架は2種類用意され、射撃状態と牽引状態とに合わせて選択使用します ・ 射撃台側面のディテールはエッチングパーツで再現します 【 「弾薬運搬用リンバー」について 】「弾薬リンバー」について ●弾薬リンバーは、弾薬庫、フェンダー、タイヤ、牽引部の4ブロックで構成されています ●弾薬庫は各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています ・ 弾薬庫の前面パネル部には、砲弾ケースが収納されている状態がモールドされ、2ケースが抜かれた状態となっています ・ 前面のドアは開閉状態が選択できます ・ 25ポンド砲との牽引装置は2種類が付属し、選択して使用します ●左右のフェンダーは一体成型されています ●タイヤは、ホイール部とゴムの部分とが分割されています ・ ゴムの部分は、接着及び塗装が可能なDS素材となっており、トレッドパターンが表現されています ●牽引部は、5パーツで構成されています ●砲弾ケースが2個付属、弾薬リンバーの弾薬庫に挿入することもできます ●砲弾ケースの下面、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「イギリス軍砲兵」について 】●北アフリカ戦線におけるイギリス砲兵のフィギュアが6体付属しています ●フィギュアは、射撃中のシーンが表現されています ●フィギュアの内訳は、指揮官1体、照準手1体、装弾手1体、砲手3体の合計6体です ●フィギュアの服装は、指揮官と装弾手はシャツに半ズボン姿、照準手と砲手の3体は上半身裸に半ズボンを履いた姿となっています ・ 服の皺の表現は、スケールに沿っており、服の縫い目などの細部は繊細な彫刻が施されています ●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成で、照準手と砲手のフィギュアの腕のパーツは、砲弾類と合わせ易いように肘の部分での分割となっています 「フィギュアのポージング」について ●指揮官のフィギュアは、立った姿勢で、片手を挙げて射撃の合図をしているポーズです ●照準手のフィギュアは、座席に座り、片手で操作ハンドルを持って照準しているポーズ ●装弾手のフィギュアは、立った姿勢で、片手で装弾棒(ラマー)を持ち、構えているポーズです ●砲手のフィギュアの3体は、立った姿勢、もしくはしゃがんだ姿勢で、砲弾もしくは薬莢を持っているポーズとなっています ●付属している装備品類 ・ ヘルメット ×6 ・ 25ポンド砲弾 ×3 ・ 薬莢 ×3 ・ 装弾棒 ×1 ●マーキングは、イギリス連邦軍の2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ イギリス第8軍(北アフリカ / 1941年~1943年) ・ カナダ王立騎砲兵(イギリス本土 / 1940年) ●弾種表記などを再現したデカールが付属しています ●2011年 完全新金型
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